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2018年8月14日火曜日

2018年8月14日

本日、アークヒルズで爆クラ!プロジェクトのサウンドシステムまわりの話を、アコースティック・リバイヴの石黒さんとした後に新宿。

ずーっと聴いていたのが、カウント・ベイシーオーケストラCount Basie の「Straight ahead」。もー、本当に夏の東京、高層ビル街になんとこの音がマッチすることか。プレイヤー全員が旋律を楽しんでる感ありありのグルーヴ、それらをクールに引き締めるドラムの硬いフィルインももの凄く必然性がある。いや、凄いバンドですわ。

トッティー部分の豪奢な響きは、たぶん、このジャンルしか持ち得ない美の塊。こういった音楽をバックに、踊る私を夢想しましたが、その妄想のお相手は、まごうことなく、先日お亡くなりになった津川雅彦さん(マルサの女の頃ね)。

洒脱でありながら、ブリミティヴ。表現とかでは無く、音楽を遊ぶという感覚。

https://www.youtube.com/watch?v=S5EIAWUuhBU
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2018年8月12日日曜日

2018年8月12日

大阪万博のシンボル「太陽の塔」の内部が復元保存され、今、予約限定制にて内部公開中。その内覧チケットを奇跡的にゲットしたので(猫町俱楽部の山本さんありがとう!)、言ってきたのが一週間前。写真を挙げただけで、もの凄い反応があったので、ここでちょいご報告。

円錐形の巨大内部には、「生命の木」と名付けられた、生物の進化の歴史が、根っこは単細胞生物系から、上は人類までが表現されている巨大構築物が展示されていて、観客はそのまわりをらせん状に歩きながら鑑賞するという仕組み。

びっくりしたのが、その「生命の木」の美的な存在感。これ系の巨大建造物ってややもすると、テーマパークにゴロゴロ転がっているただのモニュメントと思われがちなのですが、「生命の木」はそんなものじゃない。もう、完全にアート、彫刻部門の作品であり、作品のコンポジションだったり、曲線の美しさ、ディテールに心を動かされる類のもの。

ニキ・ド・サンファルの作品の大らかさと色彩にちょっとにているのですが、もっと重いものがありますねぇ。南仏の太陽ではなく、そう、この間の「災害級猛暑太陽」。

床ににょきにょき生えている深海植物を模したガラス彫刻なんか、アールヌーヴォとブリミティヴの合わせ技で、「欲しい」逸品。

内部の壁面は、富士山型の茶色い突起がウロコのように張り巡らせさていますが、それは何と音響のためのもの。ここ、当時は爆音で黛敏郎の『生命の讃歌』が流れていたためなのですよ!! そこまで、再現してくれればいいのに、現場の音量はかすかに聞こえるBGM程度。

こういうとこ、ダメだなあ! とぼやいたら、同行の音楽評論家の鈴木敦史クンが「当時、気持ち悪い、怖い、と子供が泣いたらしいんで、ソレじゃない?」確かに、黛音楽、だいたいどれも同じ(だから良いとも言える)の梵鐘レゾナンス系なので、分かるんですが、子供にこそこういう意識を広げる体験をしてあげた方がいいんではないのか?!

しかし、ここをリスニングと体感環境ともとらえてもいた、岡本太郎に脱帽。それって、実は爆クラ! のネクスト展開(現在、絶賛仕込み中)に非常に近いコンセプトなのですよ。

ちなみに、「彫刻」といえども、この「太陽の塔」お祭り広場に集った人々の導線だった、という証言が購入した図録に記されており、そこもまた、ちょっと、ベンヤミンの遊歩者の体験系。岡本太郎、チェックしていたかも。

https://www.youtube.com/watch?v=9nCAi-ytlPo

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2018年8月11日土曜日

2018年8月11日「東京湾花火大祭 2018 EDOMAE」

本日、行われる「東京湾花火大祭 2018 EDOMAE」で爆クラ! 湯山玲子名義でクラシックの選曲をしています。(19:58から10分間)
コラボしたのは、紅屋青木煙火店。すでに有料席は前売り完売みたいなのですが、お近くにお寄りの際は、ぜひ夜空を見上げて、耳をすましてください。

紅屋青木さんのとこといろいろ調整して整えた10分の選曲はというと、冒頭は、モーリス・ラヴェルRavel, Mauriceの交響組曲、 『ダフニスとクロエDaphnis et Chloé  第2組曲 夜明け』。これはまあ、夏の夜の海辺の心がざわつく官能性、ですよね。実は江戸がテーマってことで、古き良きウィーンを俯瞰でintoする同じくラヴェルの『ラ・ヴァルスLa Valse』にしようと思ったのですが、やっばありイントロを東京湾に響かせたいな、と。

中間部は、バルトーク、 『弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽Music for Strings, Percussion and Celesta第4楽章 アレグロ モルト』。そう、あの弦チェレ。ここは青木さんの花火のめくるめくようなフレーズ対応が見物なはず。

で、エンディングは「超のつく盛り上がりが欲しい」ということで、 オーケストラならではの「境地」を達成した、 マーラー『交響曲第2番Mahler Symphony no.2 復活 第5楽章』。

花火の音楽というと、みんなが知っているJPOPになりがちなのですが、今回はさすがに主宰者がクラブカルチャーまっただ中にいたSabi氏なのでサウンドシステム関係はバッチリでしょう。

市川海老蔵の舞×花火、のコラボも見物です。

https://www.tokyohanabi.jp/schedule/
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2018年8月2日木曜日

2018年8月2日

誕生日に浮かれていたら、人生初とも言える酷い喉風邪を引いてしまいました。この数日、ずっと喉が痛かったのですが、痛みが治まってきたと思いきや、突然、今朝起きたら声が出ない!!! マジで!!!

どうにか、名古屋の朝の番組「ドデスカ」をしのいで、急行したのは、湯山行きつけの天才鍼灸師源先生の「金のはり治療院」@内幸町。わたくし、腰痛、膝捻挫含め多くの疾患をここで治しているわけで、今回も皮膚を傷つけてガラスの吸い玉で血を取る「刺絡」をガッツリやり汚れた血をたっぷり出したのですが、夜の生番組MXの「ばら色ダンディー」と明日のNHK「ごごナマ」があるので、ここはもうひとつ西洋医学の即効性をかぶせるしかねぇ、っていうんで、近くの耳鼻咽喉科をネットで探して駆け込んだのが、「虎ノ門耳鼻科クリニック」。

で、それが結果。大成功だったんですよ。ほとんど、口コミテキストで判断したのですが、ぐるなびもそうだけど、コメントの行間を読む、っーかね。ここは上手いはず、というのがどんびしゃ。院長の金子先生、患者の話をじっくりと聞くというよりかは、先に手が動いて、いててて、という間もなく、喉に薬を塗られ、鼻に内視鏡をぶっさすわけです。

その手際は決して乱暴では無く、判断が速い、熟練の仕草なんですわね。それで内視鏡で我が声帯のイマの様子を見せてくれて、「声の出ない原因」と対処法、つまり投薬の役割をざーっと述べ立ててくれたのです。

で、今回、あと3時間後に迫った、バラダンの現場のために、ステロイド剤処方してもらったのですが、その成果あってか、どうにか乗り切れ一安心。ステロイド、即効性はあるけど、炎症にとってはマズい部分もあるので、スポット投薬ね、ということになり申した。

そして、現場でのこと。午後の紅茶無糖を飲んでいたら、声のブロである阿部アナからは、「お茶は水分を取っちゃうからダメ」ということで、ベットボトルの水にのど飴を溶かし入れるという、あべちゃん特製ののどジュースのご提案。とまた、これが抜群に効いたですよ。これ、みなさんも試してみて!

いやー、私は風邪は耳鼻科で治す派なのですが、もう、このクリニック、今後も伺う所存。鍼との合わせ技の虎ノ門、てなわけでした。

ちなみに、下のは山崎豊子原作の「白い巨塔」。この2003年、井上由美子の脚本と俳優陣の演技が素晴らしくて、元ネタの田宮二郎版が霞んじゃった桂作。
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2018年7月28日土曜日

2018年7月28日

数年前から恒例になっている、誕生日に両親にごちそうする会を今回は、東郷神社の緑の借景が夏気分充分のにて。

で、いつも珍奇なアクセサリーや服、スカーフなどを誕生日ブレゼントにくれるのですが(私が好きそうだ、と思って見立てていただくのは良いんですが、「ご出身はどちらのベルサイユ、もしくはアフリカですか?!」系になること頻繁なり。しかーし、今回はなんと書画骨董。

そう、与謝野晶子の直筆短冊額装入り!!! 昔から浮世絵趣味のある人で、最近またその熱が賦活しているらしく、古書店で見つけたらしい。

劫初より つくりいとなむ 殿堂に われも黄金の
釘一つ打つ

これ、与謝野晶子の芸術家宣言というかなりストレートな句でして、この「美」に関する絶大なる信頼と確信が、釘を打つ、というカーンとしたパワーとともに伝わってきます。

まー、人生、これからもガンガン釘を打ち続けるべし、という意とともに床の間に(無いけどね)飾らせていただく次第。


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2018年7月27日金曜日

2018年7月27日


みなさん、わたくしの28歳の誕生日をお祝いしていただいてありがとう! (と毎回これ言ってますがww)。

映画『君の名は。』じゃないですが、「あの時、もうひとつの選択をしていたら今、どうなっていただろうか」ということは、歳と共に最も考えることではなかろうか、かと思うのです。

さて、みなさん信用しないかも知れませんが、私は大学一年の時に体育会ダイビング部に所属して、映画『海猿』並の超ハードトレーニングをこなしていて、その年の総潜水時間は確か部で1、2だったんですよ。(なのであのタイの洞窟事故の救出の凄さがよく分かる)そのまま、ダイビングのプロになっていたら、どうなっていたか、と妄想するとなかなか面白い。

さて、これからの人生ですが、今、筋トレもはじめていることですし、ダイビングを始め、テニス、ドラムなど、昔取った杵柄が復活しそう。ということで、大きく身体系が人生に蘇ってきそうな予感。

そういえば、レニ・リーフェンシュタールは、100歳でダイビング映画撮ってたしな。と、なぜだか、思考が海中冒険方向に持って行かれるのは、昨日観たインド映画『バーフバリ』のせいだぜ!!!

私の場合たいてい「もうひとつの選択」は、「やらないこと」の方。つまり、出かけた、出合った、読んだ、観た、聴いたというインプットを面白がる方なので、そっち方面に意図的に脳の行動快感回路を鍛えていったタイブなのですが、逆に「やらないこと」つまり、ブレーキと用心を多く選択していたら、果たしてどうなっていたか?!

「やらないこと」人生。しかしながら、それはそれで、もう見えている世界が違っていただろうし、自分の中で退化させてしまっている感覚や能力の方が花開いたかもしれませんよね。特に「やらないこと」でエネルギーをせき止め、それを爆発的にアウトプットできたとしたら、とも考える、28歳wwの夏。
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2018年7月10日火曜日

7/23(月) 爆クラ!<第72夜>『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 今回のゲストには、『進化しすぎた脳』をはじめ、脳科学の最新知見を一般向けに紹介する書籍著者として知られ、テレビコメンテーターとしてもお馴染みの東京大学大学院薬学系研究科教授、池谷裕二さんです。

→予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659

コンビューターVS人間の囲碁対戦で人間が負け、ビジネス書の棚では「AIに取って代わられる未来の職種」系の本が平積みになり、いつの間にか我が家にもgoogle home miniが鎮座して、いろんなことに答えています。

そう、2018年の現在、人々の関心はAIという存在を通して、今以上に「脳」に向き合いはじめているのです。「人間は何で音楽に感動するのか?」「脳は音楽の何をキャッチしているのか?」「脳が好む音楽の傾向はあるのか?」はたまた、「モーツァルトを聴くと頭が良くなるってホントなのか?」「癒やされる音の正体は何だ?」まで、クラシック音楽と脳の関係を考えてみると、そこには、人はパンのみで生きる存在では無い、という、人間と心、感動の問題に行き着いてしまう。

池谷裕二さんは、実はクラシックファンだということがわかったのは、ご一緒させていただいたテレビ番組でのCM中の雑談からでした。それも、スコアを取り寄せて、交響曲の構造までをも知りつつ愉しむ、というかなりのオタクぶり(指揮者になっても成功するタイブですわ)。そういうかかわり合いの中から、音楽と脳における最先端の知見を知ることができたなら、こんなに刺激的なことはありません!!

私はかつて、ニューヨークでのクラブの爆音8時間ブレイの中で「薬理的な音楽」ということを思考したことがあります。すなわち、将来的な音楽は「この音波=音色を聴けば、脳のある部分に直結され、たちまち芸術的境地に至る」ようになる、というもの。もはや、ポップスの現場では、そんなケミカルドラッグのような音楽が量産されていますが、複雑系のオーケストラの現場でも、そういった「境地」が訪れることがある。数回、そういう経験をしていますが、その答えを是非、池谷さんにうかがってみたい。

理科系文化系マストのこの大テーマ、是非、お運びアレ。脳を心地よく弛緩させる(これじゃダメだろww)特別カクテルとの合わせ技で、夏の夜をお楽しみ下さい。


湯山玲子
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爆クラ!<第72夜> 『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

7月23日(月)
door open 19;15�start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659



ゲスト
池谷裕二
いけがやゆうじ
日本が世界に誇る脳研究者の一人。
1970年生まれ。1998年に東京大学にて薬学博士号を取得。2002~2005年にコロンビア大学(米ニューヨーク)に留学をはさみ、2014年より現職(東京大学薬学部教授)。専門分野は大脳生理学。とくに海馬の研究を通じて、脳の健康について探究している 。文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2008年)、日本学術振興会賞(2013年)、日本学士院学術奨励賞(2013年)などを受賞。著書に『海馬』『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』などがある。『記憶力を強くする』は、2002年科学出版賞にノミネート。また、『進化しすぎた脳』は、2005年科学出版賞にノミネート、amazon、bk1で総合ランキング1位を獲得。脳の最先端の知見を老若男女、世界に向けて分かりやすく伝えている。



主宰·ナビゲーター

湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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