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2009年7月24日金曜日

日食を見に上海行き その1

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日食を見に上海に行ってきました。
ホント、先週末から今週頭にかけては、金沢に行って、帰ってきてから即、上海という私、往年の取材マックス時がよみがえったような日々でした。時系列的には金沢⇒上海なのでしょうが、ブログの即時性(私の場合は中一日が即時性かい?)から言って先ずは上海報告。
 
 いやー、中年クラバーの私としては、この際、奄美大島で日食レイブが本懐なのでしょうが、ぼやぼやしていたらもう空きがない模様。まあ、当たり前です。全くあきらめていたら、とある飲み会で上海も日食があって、しかも時間が長いというネタが入ってきたんですね。酔っぱらった勢いで、帰ってからネットで予約したらすんなり取れちゃった、というわけです。20代の頃、香港に一ヶ月いて怒濤の香港グルメマップをつくった私としては、上海はすでに勝手知ったる場所。ヒッピーやトラベラーがとぐろを巻いているはずの奄美大島よりも心理的には楽(笑)。蟹の季節ではありませんが、上海風のナマコの醤油煮も、極上小籠包も日食のオマケについてくる方がいい。
 しかし、上海は暑かった。湿気も凄くて、夜、到着後にバンドで夜景を見ようかと、和平飯店に行ったらななんと、改装中。その辺を歩いていたら、好ましい小飯屋を発見。店員の兄ちゃんと目が合って、ひとり夜の汁麵夜食。八角がほんのり効いた牛肉という典型的上海な味付けを堪能しつつ、テレビを観ると、番組では中国古代の甲骨文字の読解のようなバラエティー教育番組が流れてしました。
この、一気にどーんと異世界にワープするような、旅の初日のローカルフードはやっばりこたえられませんな〜。
 翌日はロケハンという名のショッピングと散策。現在のおしゃれストリートのひとつ、泰康路のブティック「金枝服飾」で中国刺繍の効いたシルクストールとチャイナ衿のケープを購入。衿の高さがウォン・カーウァイの美人登場人物並みで、このような観光ハイエンドブティックの充実度は、上海、凄いものがあります。香港資本の「上海灘」がその草分けだったと思いますが、一方、日本はその辺りの展開がヘタですよね。京都でも金沢でも着物系をつかった伝統のハイエンドブティックというものは真の意味では存在せず、在ったとしてもものすごくオバさんっぽいか非モード。
 さて、食事ですが、昼は小籠包の知る人ぞ知る名店黄河路の「往家湯包」へ。ここには現地のかつてのクラブ友達、リンダ・チャンと連絡が取れて一緒に行きました。ここでの「純蟹粉湯包」こと蟹の小籠包は激ウマです。要するに具が蟹肉+みそのミンチ状。数日前の金沢でも毛蟹三昧。市場で二匹生きているのを購入して、東京でも毛蟹ディナー。そして、上海でも相変わらず蟹食ってる。ワタシの血のほとんどはボルドーワインとのたまったのが、川島なお美なら(多分)、私の場合はこの数日は蟹、ということになるわけです。
 夜はグルメと本の名店が並ぶ、福洲路の名店「老正興」へ。ナマコの醤油煮はお約束の絶品。この店はこれだけで名高いのですが、単に甘辛いだけではなく、ちょっとエビの風味も在り、ナマコの押してくる食感とともに大変に官能的。今もその味をトレースできるほどの感じは、寿司で言うならば、新富寿司のコハダのようです。牛肉の辛煮もちょっと川菜料理の引用あり、で大変に美味しい。ですが、ヤバいの汁ソバ。これが麺がやたら多いわ出汁は効いていないわのトンチンカン。多分、メインの料理人は帰って、そのへんの小僧がつくりやがったんでしょうかねぇ。
 翌日はきちんとロケハン。ここに来る前に赤坂の気功のセンセイ、朱さんから勧められた「上海植物園」に行ってみました。上海の南はじにあるここはとにかく広い。生い茂る植物の植生は完全にここが熱帯雨林の場所であることを示しています。アーティストの曽根裕が昔、インドネシアの密林で日食に遭遇したことがあって、そのとき、夜の虫が一斉に泣き出したということを話していて、ここではそれが体験できそうな感じです。園の中にガラス張りのモダーンな建物が建築途中で、見せていただいたら、「Aone dragon palace」というホテルで8月オープンらしい。上海であえて市内を避けて、こういう所に泊まるのもしゃれています。香港であえて、南Y島のヴィレッジに泊まる感じと言いますか。
 昼は上海錦江飯店北楼にある「錦福会」へ。ここもグルメの間では人気の場所です。が、唯一の成果は、佛跳牆かな。アワビ、魚の皮、スペアリブなどが渾然一体となって上湯スープに溶け込んでいます。しかし、他は結構ダメなのよ。暑さで血迷ったのか、どうしても麻婆豆腐が食べたくなってオーダーしたのが悪かった。前菜の青菜と豆腐の窯も平凡でヌーベルチャイニーズを狙うも中途半端な感じでした。
 この日の夜は、散策に疲れ、その辺の小メシ屋にて粥を食らいました。それと、大好物の腸粉のベストチョイス。腸粉は米粉のクレープの蒸したものですが、これ、なんで日本のデパ地下で展開しないのかがわからないほどの美味スナック。新天地の「上海灘」に行ったら、バーゲン中でシルクニットのチャイナ風カーディガンを購入。ここでの成果は、ジャスミン系のお香。これ、匂いマニアの私としても新機軸の芳香で「上海灘」の攻めのブランディングを感じさせる力作です。
 上海にはこの間購入した、vaioのモバイルpcが大活躍。コーヒーチェーン店の「The coffee bean & tea lief」はwifiがフリーで入るので、全くストレス無くメール仕事ができました。

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↑小メシ屋の兄ちゃん。こいつと目が合ったばっかりに・・・・・。

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↑上海風牛肉麺の甘辛問答

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↑「老正興」の店内。上海のディナーはオーダーストップが早い。この夜は駆け込みでした。


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↑「老正興」のナマコの醤油煮。記憶に残る味。

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↑「往家湯包」の小籠包づくりのお姉ちゃんたち。

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↑問題の蟹肉入り小籠包。


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↑蟹肉がこのようにみっちり、びっしりと。


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↑上海植物園の中の謎の中国庭園なり。

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