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2012年9月16日日曜日

バート・バカラック〜ベルサイユのばら展〜菊地成孔ダブ・セプテッド


2012.9/11
バート・バカラック@Billboard 一日目終了。腰の手術から見事カムバックした御大。小学校4年時にオヤジんところに送られてきた、視聴版「Reach Out」を聞いていなければ、現在の私の音楽人生は有り得なかった。彼のロングインタビューと特集をやりたいがために、SWITCH誌と仕事をしたあの90年代。思えば遠くに来たもんだ。あのロス取材時、リハに入れてもらった時にコーラスに抜擢された、ジョン・バガーノも健在で、お互いに年を取ったなー、と。そして、2ステ目、事件は起こった!!
!! ラッキーにも、かぶりつきの席に座る事が出来た湯山が、名曲中の名曲「One Less Bell To Answer」イントロにいち早く反応し、拍手を送った時に、御大がななななんと私メにウィンクをして「君のために」というゼスチャーをしてくれたのだーーーーーー。それをウケのゼスチャーで応える私。あ゛ーもう、死んでもいい。あ゛ー、時間を止めてほしい。確かこの曲は御大自身が一番好きな曲で、恋愛中にご用聞きの呼び鈴が鳴ったことから、瞬時に曲が降りてきたのだそうだが、。Wives and Lovers→Alfie→A House Is Not A Homeの後半のメドレーは、もうもう、美の人外魔境いや桃源郷。御大のハスキー声の色気は健在。マネージャーと交渉して楽屋に行くことができたので、百合の花の花束を渡してきた。
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2012.9/12
コーラス隊のすぐ横だったので、彼らが気がついてくれて(昨日、楽屋で話していたのだった)、菊地さんを紹介したりしてしばし歓談。高音がディオンヌ・ワーウィックを彷彿させる、Josie Jamesと、まさに、バカラックを歌うために生まれてきたようなベルベットボイスのJohn Pagano。Josieが私の着ていたケイタマルヤマのブラックドレスをしきりに褒めていたので、今度、もし、セールで同じようなものがあったら、プレゼントしようかな。
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2012.9/11
本日もバート・バカラック。菊地成孔と岩井俊二両君(ふたりとも、BBファンなのだ)をお誘いして、非常に気合いを入れて臨んだラストセッション。観客の皆さんもそういう方ばかりで、こぼれる音のひとつも逃すまい、の空気は、御大とバンドにも伝わって、出色の出来。さすがに今回、かぶりつきではなかったが、コーラスのすぐ横だったので、もう、第四のメンバーのつもりで歌い込みましたよ。(ナルちゃん、ゴメン!) ハル・ディビッドの歌詞時代を好む私だが、今回、C・B・セイガーと組んだ楽曲の、シンプルで
骨太なメロディーにヤられっばなしで、Arthur's Themeのサピで大涙。御大はあの曲で、色男の一瞥(それはそれで大好きなんだが)から、世界に対する愛の域に到達したんですよ。アフターの飲み処に行ったら、何と私のtwitterを見て、当日券で来たという、町山広美ちゃんが一人飲みしていたので、お誘いして、余韻語り。「こんなことなら、若いときにどんな手口を使っても御大とベッドインして、子どもを作るべきだった」という湯山暴言に全員が鼻白む。とまれ、ベガスかパリでのショーに行くしかないか、と皆で画策中。
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2012.9/13
銀座マツヤで開催されている「ベルサイユのばら展」に行ってきた。何たって、雑誌ギンザに「ベルばら手帖」連載してますからさ! 初めて、理代子センセイの原画の数々を見たのですが、ペンのラインが非常に動的で迷いが無く、とても美しいのにびっくり。当然のことながら、当時なのでセリフに写植が切り張ってあるんですよ。幼いときマンガ編集者に憧れた自分を思い出しましたよ! 「また飲みに行こう! 飲めないけど」と言われ、まるで、体育会の尊敬するキャプテンに言われたような心持ちになるのは、ホントに池田理代子さんだけですわ。爆クラゲストのお約束も、スライトに受けていただけそう。皆さんも、銀座にお寄りの際には是非。グッズもワザものが勢揃いですよ。
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中井美穂さんと
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2012.9/13
その後は、菊地成孔ダブセプテッド@Blue Note。バカラックのアフターでの飲みで、「キャノンボール・アダレイ的なジャズはどーでもいい」と暴言を吐いた私だったが、今回の新ユニットはその極北。何というか、血糖値と体温を低く抑えながら、意識は高速回転するという理想の臨終のような演奏で、トロンボーン女子が入った管の重厚なトッティーで、何度もグルーヴがせき止められ、そのあと噴出していく面白さ。坪内ピアノのどこ吹く風の余裕が、澄んだ地下水のように、自由でおおらか。ナルちゃんに後で効いたら、曲はエリックドルフィーとかの既存曲が多かったというが、それにしても比類無く、魅力的な音楽体験。次が見たいモノのひとつ。この前のヴォーグのナイトアウトで、かぶりつきで見たアスリートのように明快な上原ひろみピアノとは真逆の複雑系の魅力ですかね。写真右は緑川みらのちゃん。今号のピーチジョンの彼女の手によるビザール下着のデザインが超ナイスでしたぞ。 
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