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2016年7月28日木曜日

2016年7月28日1

誕生日前祝い、ということでもなかったのですが、赤坂の河原シンスケ宅で、亭主自らの手料理を堪能しました。ご一緒したのはTBSプロデューサーの佐野さん。この間、イタリアンをご一緒したオモロイ女史ですが、シンスケ氏と繋がっているとはビックリ。でも、そういうことは26年も生きているとwwしょっちゅうあるわけです。
いやー、シンスケ氏、バリ在住が長く、私もはじめてその料理を体験したのは伝説の「うさぎ」(氏が開いていたレストラン。天井崩落の憂き目にあってクローズド中なのだ)ではなく、バスティーユ近くの彼のアパルトマンだったのですが、その料理の力量にマジで驚愕したことわけです。
東京にも拠点を設けて、彼の本義であるアーティスト活動を積極的におこなっているわけですが、彼の料理の凄いところは、そのアイディアの独創性。アーティスト、または業界人で、料理自慢の方はたくさんいらっしゃいますが、申し訳ないが、そのほとんどは「家庭料理」。つまり、「美味しいものの伝統的レシピ」から外れないんですよね。取れたての有機野菜に塩と味噌だけでいい! って、そりゃ、その通りだろうけど、それだったら、ワタクシしょっちゅう家で食べてるぜ、っなもので。
家庭料理だけでなく、コレ系のコンサバ感覚はレストランでも多発します。いやはや、美味しければそれでいいんですよ。でも、私個人が外食に求めるのは、「味覚の創造と未だ知れぬ食の快楽」なのであーる。「美味しいです」と誉めてもらっても、つまらないじゃん? 「何だコレは! 驚いた」と言わせるのには、クリエイションがなければダメ。これ、アート一般に言えることなんですが。
シンスケ氏の料理にはそれがある。というか、ソレばっかり!!  スターターの生春巻きにおける、春巻きのネットリ、豚肉のガッシリ、アボカドのとろりの三重奏はともあれ、最後のソバが凄かった。
ソバは、寿司と同様、一番、正統の縛りがキツい食材で、ほとんどの作り手は出汁とと醤油と薬味に凝るわけです。しかし、シンスケ流は醤油を使わず、出汁にゆず胡椒の辛みを効かせた汁に十割ソバを浸らせる。どういう結果が出るかと言えば、さわやかな辛さの塊の中に、ソバの風味がガーンと立ち上がる。音楽で行ったら、ポリフォニー。お互いの味覚が寄り添わずに引き立てる、といった感じかな。
シンスケ氏、近々東京にもレストランを開業する、ということで、本当に楽しみ。紹介制、会員制もネット系のダメグルメを排除するためにもいいかも。いやホント、「金を払えば、ワタシは王様」ロジックの面子のイナゴの襲来は店を悪くしますからね。

食事の後は、カラオケ。赤坂TBS前のカラオケ館、窓から路上を見下ろせて、トーキョー感バッチリ。しまった。由紀さおりの「バビロン東京」を歌い忘れた。

 
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