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2018年8月14日火曜日

2018年8月14日

本日、アークヒルズで爆クラ!プロジェクトのサウンドシステムまわりの話を、アコースティック・リバイヴの石黒さんとした後に新宿。

ずーっと聴いていたのが、カウント・ベイシーオーケストラCount Basie の「Straight ahead」。もー、本当に夏の東京、高層ビル街になんとこの音がマッチすることか。プレイヤー全員が旋律を楽しんでる感ありありのグルーヴ、それらをクールに引き締めるドラムの硬いフィルインももの凄く必然性がある。いや、凄いバンドですわ。

トッティー部分の豪奢な響きは、たぶん、このジャンルしか持ち得ない美の塊。こういった音楽をバックに、踊る私を夢想しましたが、その妄想のお相手は、まごうことなく、先日お亡くなりになった津川雅彦さん(マルサの女の頃ね)。

洒脱でありながら、ブリミティヴ。表現とかでは無く、音楽を遊ぶという感覚。

https://www.youtube.com/watch?v=S5EIAWUuhBU
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2018年8月12日日曜日

2018年8月12日

大阪万博のシンボル「太陽の塔」の内部が復元保存され、今、予約限定制にて内部公開中。その内覧チケットを奇跡的にゲットしたので(猫町俱楽部の山本さんありがとう!)、言ってきたのが一週間前。写真を挙げただけで、もの凄い反応があったので、ここでちょいご報告。

円錐形の巨大内部には、「生命の木」と名付けられた、生物の進化の歴史が、根っこは単細胞生物系から、上は人類までが表現されている巨大構築物が展示されていて、観客はそのまわりをらせん状に歩きながら鑑賞するという仕組み。

びっくりしたのが、その「生命の木」の美的な存在感。これ系の巨大建造物ってややもすると、テーマパークにゴロゴロ転がっているただのモニュメントと思われがちなのですが、「生命の木」はそんなものじゃない。もう、完全にアート、彫刻部門の作品であり、作品のコンポジションだったり、曲線の美しさ、ディテールに心を動かされる類のもの。

ニキ・ド・サンファルの作品の大らかさと色彩にちょっとにているのですが、もっと重いものがありますねぇ。南仏の太陽ではなく、そう、この間の「災害級猛暑太陽」。

床ににょきにょき生えている深海植物を模したガラス彫刻なんか、アールヌーヴォとブリミティヴの合わせ技で、「欲しい」逸品。

内部の壁面は、富士山型の茶色い突起がウロコのように張り巡らせさていますが、それは何と音響のためのもの。ここ、当時は爆音で黛敏郎の『生命の讃歌』が流れていたためなのですよ!! そこまで、再現してくれればいいのに、現場の音量はかすかに聞こえるBGM程度。

こういうとこ、ダメだなあ! とぼやいたら、同行の音楽評論家の鈴木敦史クンが「当時、気持ち悪い、怖い、と子供が泣いたらしいんで、ソレじゃない?」確かに、黛音楽、だいたいどれも同じ(だから良いとも言える)の梵鐘レゾナンス系なので、分かるんですが、子供にこそこういう意識を広げる体験をしてあげた方がいいんではないのか?!

しかし、ここをリスニングと体感環境ともとらえてもいた、岡本太郎に脱帽。それって、実は爆クラ! のネクスト展開(現在、絶賛仕込み中)に非常に近いコンセプトなのですよ。

ちなみに、「彫刻」といえども、この「太陽の塔」お祭り広場に集った人々の導線だった、という証言が購入した図録に記されており、そこもまた、ちょっと、ベンヤミンの遊歩者の体験系。岡本太郎、チェックしていたかも。

https://www.youtube.com/watch?v=9nCAi-ytlPo

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2018年8月11日土曜日

2018年8月11日「東京湾花火大祭 2018 EDOMAE」

本日、行われる「東京湾花火大祭 2018 EDOMAE」で爆クラ! 湯山玲子名義でクラシックの選曲をしています。(19:58から10分間)
コラボしたのは、紅屋青木煙火店。すでに有料席は前売り完売みたいなのですが、お近くにお寄りの際は、ぜひ夜空を見上げて、耳をすましてください。

紅屋青木さんのとこといろいろ調整して整えた10分の選曲はというと、冒頭は、モーリス・ラヴェルRavel, Mauriceの交響組曲、 『ダフニスとクロエDaphnis et Chloé  第2組曲 夜明け』。これはまあ、夏の夜の海辺の心がざわつく官能性、ですよね。実は江戸がテーマってことで、古き良きウィーンを俯瞰でintoする同じくラヴェルの『ラ・ヴァルスLa Valse』にしようと思ったのですが、やっばありイントロを東京湾に響かせたいな、と。

中間部は、バルトーク、 『弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽Music for Strings, Percussion and Celesta第4楽章 アレグロ モルト』。そう、あの弦チェレ。ここは青木さんの花火のめくるめくようなフレーズ対応が見物なはず。

で、エンディングは「超のつく盛り上がりが欲しい」ということで、 オーケストラならではの「境地」を達成した、 マーラー『交響曲第2番Mahler Symphony no.2 復活 第5楽章』。

花火の音楽というと、みんなが知っているJPOPになりがちなのですが、今回はさすがに主宰者がクラブカルチャーまっただ中にいたSabi氏なのでサウンドシステム関係はバッチリでしょう。

市川海老蔵の舞×花火、のコラボも見物です。

https://www.tokyohanabi.jp/schedule/
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2018年8月2日木曜日

2018年8月2日

誕生日に浮かれていたら、人生初とも言える酷い喉風邪を引いてしまいました。この数日、ずっと喉が痛かったのですが、痛みが治まってきたと思いきや、突然、今朝起きたら声が出ない!!! マジで!!!

どうにか、名古屋の朝の番組「ドデスカ」をしのいで、急行したのは、湯山行きつけの天才鍼灸師源先生の「金のはり治療院」@内幸町。わたくし、腰痛、膝捻挫含め多くの疾患をここで治しているわけで、今回も皮膚を傷つけてガラスの吸い玉で血を取る「刺絡」をガッツリやり汚れた血をたっぷり出したのですが、夜の生番組MXの「ばら色ダンディー」と明日のNHK「ごごナマ」があるので、ここはもうひとつ西洋医学の即効性をかぶせるしかねぇ、っていうんで、近くの耳鼻咽喉科をネットで探して駆け込んだのが、「虎ノ門耳鼻科クリニック」。

で、それが結果。大成功だったんですよ。ほとんど、口コミテキストで判断したのですが、ぐるなびもそうだけど、コメントの行間を読む、っーかね。ここは上手いはず、というのがどんびしゃ。院長の金子先生、患者の話をじっくりと聞くというよりかは、先に手が動いて、いててて、という間もなく、喉に薬を塗られ、鼻に内視鏡をぶっさすわけです。

その手際は決して乱暴では無く、判断が速い、熟練の仕草なんですわね。それで内視鏡で我が声帯のイマの様子を見せてくれて、「声の出ない原因」と対処法、つまり投薬の役割をざーっと述べ立ててくれたのです。

で、今回、あと3時間後に迫った、バラダンの現場のために、ステロイド剤処方してもらったのですが、その成果あってか、どうにか乗り切れ一安心。ステロイド、即効性はあるけど、炎症にとってはマズい部分もあるので、スポット投薬ね、ということになり申した。

そして、現場でのこと。午後の紅茶無糖を飲んでいたら、声のブロである阿部アナからは、「お茶は水分を取っちゃうからダメ」ということで、ベットボトルの水にのど飴を溶かし入れるという、あべちゃん特製ののどジュースのご提案。とまた、これが抜群に効いたですよ。これ、みなさんも試してみて!

いやー、私は風邪は耳鼻科で治す派なのですが、もう、このクリニック、今後も伺う所存。鍼との合わせ技の虎ノ門、てなわけでした。

ちなみに、下のは山崎豊子原作の「白い巨塔」。この2003年、井上由美子の脚本と俳優陣の演技が素晴らしくて、元ネタの田宮二郎版が霞んじゃった桂作。
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2018年7月28日土曜日

2018年7月28日

数年前から恒例になっている、誕生日に両親にごちそうする会を今回は、東郷神社の緑の借景が夏気分充分のにて。

で、いつも珍奇なアクセサリーや服、スカーフなどを誕生日ブレゼントにくれるのですが(私が好きそうだ、と思って見立てていただくのは良いんですが、「ご出身はどちらのベルサイユ、もしくはアフリカですか?!」系になること頻繁なり。しかーし、今回はなんと書画骨董。

そう、与謝野晶子の直筆短冊額装入り!!! 昔から浮世絵趣味のある人で、最近またその熱が賦活しているらしく、古書店で見つけたらしい。

劫初より つくりいとなむ 殿堂に われも黄金の
釘一つ打つ

これ、与謝野晶子の芸術家宣言というかなりストレートな句でして、この「美」に関する絶大なる信頼と確信が、釘を打つ、というカーンとしたパワーとともに伝わってきます。

まー、人生、これからもガンガン釘を打ち続けるべし、という意とともに床の間に(無いけどね)飾らせていただく次第。


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2018年7月27日金曜日

2018年7月27日


みなさん、わたくしの28歳の誕生日をお祝いしていただいてありがとう! (と毎回これ言ってますがww)。

映画『君の名は。』じゃないですが、「あの時、もうひとつの選択をしていたら今、どうなっていただろうか」ということは、歳と共に最も考えることではなかろうか、かと思うのです。

さて、みなさん信用しないかも知れませんが、私は大学一年の時に体育会ダイビング部に所属して、映画『海猿』並の超ハードトレーニングをこなしていて、その年の総潜水時間は確か部で1、2だったんですよ。(なのであのタイの洞窟事故の救出の凄さがよく分かる)そのまま、ダイビングのプロになっていたら、どうなっていたか、と妄想するとなかなか面白い。

さて、これからの人生ですが、今、筋トレもはじめていることですし、ダイビングを始め、テニス、ドラムなど、昔取った杵柄が復活しそう。ということで、大きく身体系が人生に蘇ってきそうな予感。

そういえば、レニ・リーフェンシュタールは、100歳でダイビング映画撮ってたしな。と、なぜだか、思考が海中冒険方向に持って行かれるのは、昨日観たインド映画『バーフバリ』のせいだぜ!!!

私の場合たいてい「もうひとつの選択」は、「やらないこと」の方。つまり、出かけた、出合った、読んだ、観た、聴いたというインプットを面白がる方なので、そっち方面に意図的に脳の行動快感回路を鍛えていったタイブなのですが、逆に「やらないこと」つまり、ブレーキと用心を多く選択していたら、果たしてどうなっていたか?!

「やらないこと」人生。しかしながら、それはそれで、もう見えている世界が違っていただろうし、自分の中で退化させてしまっている感覚や能力の方が花開いたかもしれませんよね。特に「やらないこと」でエネルギーをせき止め、それを爆発的にアウトプットできたとしたら、とも考える、28歳wwの夏。
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2018年7月10日火曜日

7/23(月) 爆クラ!<第72夜>『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 今回のゲストには、『進化しすぎた脳』をはじめ、脳科学の最新知見を一般向けに紹介する書籍著者として知られ、テレビコメンテーターとしてもお馴染みの東京大学大学院薬学系研究科教授、池谷裕二さんです。

→予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659

コンビューターVS人間の囲碁対戦で人間が負け、ビジネス書の棚では「AIに取って代わられる未来の職種」系の本が平積みになり、いつの間にか我が家にもgoogle home miniが鎮座して、いろんなことに答えています。

そう、2018年の現在、人々の関心はAIという存在を通して、今以上に「脳」に向き合いはじめているのです。「人間は何で音楽に感動するのか?」「脳は音楽の何をキャッチしているのか?」「脳が好む音楽の傾向はあるのか?」はたまた、「モーツァルトを聴くと頭が良くなるってホントなのか?」「癒やされる音の正体は何だ?」まで、クラシック音楽と脳の関係を考えてみると、そこには、人はパンのみで生きる存在では無い、という、人間と心、感動の問題に行き着いてしまう。

池谷裕二さんは、実はクラシックファンだということがわかったのは、ご一緒させていただいたテレビ番組でのCM中の雑談からでした。それも、スコアを取り寄せて、交響曲の構造までをも知りつつ愉しむ、というかなりのオタクぶり(指揮者になっても成功するタイブですわ)。そういうかかわり合いの中から、音楽と脳における最先端の知見を知ることができたなら、こんなに刺激的なことはありません!!

私はかつて、ニューヨークでのクラブの爆音8時間ブレイの中で「薬理的な音楽」ということを思考したことがあります。すなわち、将来的な音楽は「この音波=音色を聴けば、脳のある部分に直結され、たちまち芸術的境地に至る」ようになる、というもの。もはや、ポップスの現場では、そんなケミカルドラッグのような音楽が量産されていますが、複雑系のオーケストラの現場でも、そういった「境地」が訪れることがある。数回、そういう経験をしていますが、その答えを是非、池谷さんにうかがってみたい。

理科系文化系マストのこの大テーマ、是非、お運びアレ。脳を心地よく弛緩させる(これじゃダメだろww)特別カクテルとの合わせ技で、夏の夜をお楽しみ下さい。


湯山玲子
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爆クラ!<第72夜> 『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

7月23日(月)
door open 19;15�start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659



ゲスト
池谷裕二
いけがやゆうじ
日本が世界に誇る脳研究者の一人。
1970年生まれ。1998年に東京大学にて薬学博士号を取得。2002~2005年にコロンビア大学(米ニューヨーク)に留学をはさみ、2014年より現職(東京大学薬学部教授)。専門分野は大脳生理学。とくに海馬の研究を通じて、脳の健康について探究している 。文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2008年)、日本学術振興会賞(2013年)、日本学士院学術奨励賞(2013年)などを受賞。著書に『海馬』『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』などがある。『記憶力を強くする』は、2002年科学出版賞にノミネート。また、『進化しすぎた脳』は、2005年科学出版賞にノミネート、amazon、bk1で総合ランキング1位を獲得。脳の最先端の知見を老若男女、世界に向けて分かりやすく伝えている。



主宰·ナビゲーター

湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年7月10日

ブルガリア、ウィーン旅から帰ってその週末に、小倉、大分に出かける湯山玲子、2018年の夏www。馬鹿なのか。

いやー、そもそも、指揮者の坂入君に飲み屋で「そろそろ、小倉の<もり田>に行く季節だぜ」と話したところ、彼がそれに乗って、それでもって彼の師匠で、何度もその素晴らしさを語られたフェドセーエフの指揮公演in大分をくっつけたという、ザッツ青春な思いつき旅行だったのです。

しっかし、記録的な大雨で新幹線を払い戻して、飛行機に変えての強行軍。「キャンセルが出ているに違いない」と、名店<天寿司 京町店>にダメ元で電話を入れたら、ビンゴ。

噂の<天寿司>。一言で言えば、「こんな寿司、世界中のどこを探しても存在しない」というはっきりとした個性を打ち出した寿司。音楽で言うならば、バルトークとかフランク・ザッパ。酸味(かぼす)、辛み(唐辛子)という刺激を通奏低音に置いた重量級のパンチが、のっけのトロから口の中を襲い、倒れそうになったボディに2発目の赤イカの飾り握りの味覚が炸裂。それが途中に、恐ろしく甘くてやわやわとした帆立の握りなんぞの緩急を付けてラストまで突っ走るという、驚愕の世界観。

すきやばしを頂点とした江戸前ヒエラルキーが厳然と存在する業界中で、この勇気に脱帽ですが、凄いところは「魚の味を引き立ててこそ」という不文律を<天寿司>は破壊したところ。特に皮ぎしの脂の風味がキモの鯛は、もうそれが口中の最後の残り香にちょっと残る程度の複雑系の味覚が立ち上がるのです。先ほどパルトークといいましたが、調性音楽を脱し、無調音楽を打ち出したシェーンベルクの方が相応しいかも。

で、翌日の昼は同じく小倉の<もり田>へ。拙書『女ひとり寿司』で、スケルツォのような寿司、と、その忍び込ませた唐辛子の仕込みから来る、軽快さに惚れ込んだお店ですが、80代の大将はまだまだご健在。そもそも、かぼすや唐辛子使いは、<天寿司>の先代が始めたやり方で、もり田の大将はその一番弟子だった方。それにしても、その解釈が両店とも違うところが面白い。<もり田>の寿司の主眼は魚と酢飯のポリリズムのようなハーモニー。赤貝とヅケにヤられました。

その後の「飲み」は、店構えが私の好みである「下北沢かバリのマレ地区の外れにある骨董飾ってありそうな店構え」のバー「まある」に、一見で入りこれまた大満足。その後で、坂入君の行きつけの店(っつったって2日連続なだけだが)<丸和前ラーメン>でおでん&ハイボール。

週末の夜だけに続々集まる若者達ですが、その男たちが皆、異様に不良お兄系でカッコいいのにビックリ。といってもエクザイル系ですが、その輩たちにまた、板野友美系の若い女がきゃぴきゃびお相伴しているのにちょっと感動。

 



でもって、NHK交響楽団演奏会 大分公演@iichiko総合文化センター iichikoグランシアターで、以下のプログラム。ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編)/交響詩「はげ山の一夜」チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲 作品33*ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ チェロ*:タチアナ・ヴァシリエヴァ

人間の心理には「悲しいほどお天気」by松任谷由実という、悲しさを表すには明るい表現、あるいはその逆、という複雑系がありますが、まさに、マエストロ、フェドセーエフの指揮表現はそれ、でしたね。

何と言っても、ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47、ですよ。これ、申し訳ないが、冒頭のドシャーン、ジャジャーンから途中の「突然軍隊マーチ」だとか、はっきり言って、お笑いギリギリのイキリ立ち曲調、つまりキリキリした緊張感がキモと思っていましたが、フェドセーエフの棒の下では、この曲の深く静かな森の空気のような低音弦のトッティーの美しさ、フルートソロの香気の方が際立ち、バイオリンのユニゾンによる旋律の乾いたモダニズム、つまり、私がこの曲に見落としていた、多くの要素の方が際立ってくるのでした。なので、「悲しいほどお天気」であり、聴いている間に「ナニカアル」というこの作曲家の迷宮とも言える音響の世界に、導かれるような演奏だったのです。

まー、寿司で言うならば、ネタにハードコアな熟成鮪がこようが、アワビがこようが酢飯の力に落とし込んで、印象を別次元にもってくる、という一流寿司店の手つき。これ、ギャグではなくて、両者は本当によく似ている。



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2018年7月3日火曜日

2018年7月3日

ブルガリア、ソフィア通信(忘れないうちに! )アゲイン。
タイトル「チャバタ系のパンとクルミに気をつけろ!!!」

なんの話かといえば、ソフィアで治療中の歯が欠けて、取れちゃったんですよ。ホント、人生いろいろあるぜ。

スルメを食べたわけでもないのに、硬い肉を食べたわけでもない。そう、サンドイッチのパンを噛んだだけ。サワークリームの中のクルミを噛んだだけなのに、最初に歯が欠けて、次の食事の時は、なんと根管治療の詰め物まで丸々取れてしまったという最悪なことに。

そんな予感がしていたのか、オペラ座の近くに歯医者の看板があるのを思い出して、急患直行。

ズッポリ取れた歯を先生曰く「史上最強」だという日本製のFUJi セメントで再接着。英語のうまい、仕事のできそうなイタリア人歯科医。イケメンだったけど、やることは同じだな!

日本の主治医に聞いたら、最悪の場合、ガムで仮接着、穴を塞ぐという方法もあることが判明。みなさん、頭の片隅に入れておいてくださいな。




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2018年7月2日月曜日

2018年7月2日

ブルガリア、ソフィア通信(忘れないうちに! )。私が大学生の時に、一ヶ月間、実家の湯山家にホームステイしていた、ブルガリアのピアニストがいました。その名はミーナ・イヴァノヴァMina Ivanovo。父・湯山昭の曲が合唱大国のブルガリアの作曲家件、ブルガリアの音楽家件、ブルガリア国立ソフィア少年少女合唱団の指揮者フリスト・ネジャルコフHristo Nedyalkovの目に留まり、両者の交流が始まったのです。

当時、ブルガリアはバリバリの共産圏で国民は自由に海外に行けなかった時分。そんな交流の中で、父の音楽の大ファンだった彼女は、来日を決め東京でコンサートも行ったわけですが、当時の私は彼女を連れて飲みに行ったりもせず(かわいそうにミーナは完全に父の管理下に置かれていたし、湯山昭と私は血で血を洗う父娘戦争の真っ最中だったわけで)、全く深い交流はなかったのです(まー、彼女も練習やらで忙しかった)。

SNS時代になって、FBにミーナから連絡があったのが、2年前。彼女がバンコクの音大で教授職にあることを知ったのですが、今回のブルガリア行きで、もしかしたら、今ソフィアかもとDMを送ったらまさにビンゴ。

でもって、彼女の自宅に遊びに行き、90歳になるお母さんに合い、今は広告代理店に務める娘さんとご飯を食べにいきました。

びっくりしたのはミーナの記憶力。東京に滞在していた時の湯山家の様々なことを本当によく覚えているし、どういうわけか、日本語も結構喋ってくる。とにかくエネルギッシュな人で、こんなにこの人面白かったっけかな、と、当時の彼女の静かな美少女ぶりがウソのよう。

自室で弾いてくれた父の「ともだちモーツァルト」になんだか、胸の奥に熱いものがこみ上げたひとときでした。

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2018年6月26日火曜日

2018年6月26日

ブルガリアは、バルカン山脈などに囲まれ、実は温泉天国。しかし、ブルガリア人の温泉感はジャスト治療、という目的が主でレジャーという色合いは薄い(コーディネイターのソニャちゃんの弁)のだそう。

「現地で必ずサウナかスパに入って、裸の付き合いを始める」という、湯山海外旅行の鉄則wwwに従って、今回はVarshetsヴァルシェッツというところの「Medicusメディクス」というスパリゾートホテルに立ち寄りました。

外のプールは水温24度で気温も低いので、誰も泳いでおらず、広いプール独り占め。何組かの夫婦に「寒くないか」と聞かれつつ、泳いでいたら、そのうちの何組かが泳ぎ参加。日本でもそうなんですが、こういう「客を呼んじゃう」ケースが私の場合割と多いのだ。

室内は温水プールとジャグジー。ジャグジーが日本的に「いい湯加減」なので浸かっていたら、バーサンが二人入ってきました。一人が英語づかい(ブルガリアでは珍しい)だったので、いろいろとおしゃべり。ダンナをおいて女友達二人で遊びに来たそう。日本ではよくある風景ですが、こちらでは珍しい。そう言ったら、「本音ではこっちの方がラク」と言っておりましたぜ。

 




遡って、民族音楽フェスですが、やっぱり全ての音楽にバックビートが強い。四つ打ちの一白に三連音符のタタタ、タタタが入っていくタイプが最近のエレクトロが入った流行歌の基本のよう。

輪になって、ステップを踏む踊りである「ホロhoro」。みなさんが気軽に盆踊りのように参加するのですが、そのステップは地域やリズムによって千差万別。ソニャちゃん情報によると、学校での体育の時間にガンガンにに習うらしく、みんなが踊れるのだそう。

マーケットもたくさんでていて、そこで購入したのは、男性の幾何学刺繍が可愛いパンツ。現地のハーブを使った民間漢方薬みたいなお店が出ていて、店の人に相談して疲れに効く「滋養強壮剤」を購入。

ステージで繰り広げられていたのは、伝統的な様式に従ったリアル結婚式で、市長も民族衣装を着て祝辞を述べていました。こりゃ、絶対に離婚できないわな。草原にラグをひいてその上で宴会する形式も再現。

というか、美人が多い!!!!







でもって、またしても「海外において出会いの引きが強い」と言われる私のブルガリア版が発生。Koprivshtitsaコブリフシュティツァ(超発音が難しい)という、ソフィア東部、バラの谷近くの職人と貿易で栄え、ブルガリア解放運動の発生地になった村に言った時のこと。

木造の歴史的建造物の街並みが美しいこの町の教会で、ちょっと中を見せてもらおうと僧侶に声をかけたら、その彼が人懐っこくて、「ミサの音楽に感動した」話をしたら、なんとその場で祈りの歌を唄ってくれたのです。

彼(その名もボコミールwwwニックネームはブギwwwww)は土地の顔役らしく(当たり前か)、気がつくと市長が花束をもって現れて、その流れで(どういう流れだ!!!)横にある接待所(可愛い!)で、ラキヤという伝統的な果実酒をガン飲みするハメに!!!

この際だから、ミサとブルガリア正教会についてのナマの話が聞けるチャンス、と、早速インタビューを始めたのですが、出てくるのは、自分の神学校時代の「悪ガキ列伝」ばっかwww。

なんでも、学生時代自分の町に、修学旅行団体が来て、その美人の女性教師と仲良くなって、飲みに言って、ホテルにしけこんだところ、神学校では大騒ぎになった話とかねwww。カトリックと違って、寛容なんですね、と言ったら、「カトリックだって同じもんだよ」と言ってましたけどね。

見せていただいた、ミサ曲の楽譜は4線のネウマ譜よりも素朴な、線と点だけのもの。これで8声までが記譜され、コーラス隊の面々はこれを歌うのだそう。

感心していたら、なんと、その今使用中の楽譜本をプレゼントされることになり申した!!!

一方、喧嘩の強そうな市長さんからは、日本の市町村と姉妹都市になりたいオーダーをいただきました。岡山の新庄村に話してみようかな。いや、これをご覧の地方再生仕事を行ってるみなさん、どうでしょ。



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2018年6月22日金曜日

2018年6月22日

これからブルガリア行ってきます。10月に来日する、ブルガリア国立歌劇場の新演出『カルメン』を観にいくのです。全10日間の仕事プラス夏休み。そして、羽田でいつもカツサンド食べてしまう(もちろんパン抜き)北海道キッチンにて、やっと朝ごはん。
昨日の爆クラ! から帰ったのはてっぺんすぎ。それからの荷づくりでヘトヘト。機内爆睡必須。でも、観ちゃうんだろうなあ、映画。



ミュンヘン空港は午後6時半。ギリシャ風サラダの朝食だか間食だか。6月というのは、ヨーロッパでは最高のシーズン。夕方でも午後三時ごろの光。で、やっばり観ちゃった映画はジェニファー・ローレンスのスパイ映画「レッド・スパロウ」。これ、いわゆるハニートラップ養成機関で訓練を受けた元スターバレエダンサーが主役。なかなか、ハードな内容なのですが、とにかく、ジェニファーの魅力一発で引っ張ってくる。

なんだか、山口百恵を思い出す、暗い雰囲気と、外国人にしては下半身が太いしかし「脱ぐとすごい」体系は、セクシーこの上なし。つまり、ツッパリ系。スラングで言えば「マブイ女(スケ)。わたくしは菊地成孔が看破したとおり、ヤンキーっぽさが全くない人ではあるのですが、ものすごくそういう人たちに惹かれるんですよ。

フライトまで時間があるので、これから、免税で香水チェックだ。




ソフィアは夜のo時42分。出迎えてくれたのは、赤いブレザーのミーナ・イワノワMina Ivanovo さんと、劇場スタッフのアンナAnnaさん。ミーナは、以前にも書きましたが、わたくしが大学生時代に、実家にホームステイしていた女性。合唱国ブルガリアで、父の湯山昭作品が歌われているということで、父と彼の国の行き来が始まり、結果、合唱ピアニストのミーナが家にくることになったのでした。

それが、今回こんなご縁で再開するなんて! というか、当時は私がこんなにクラシックに深入りすることは一切考えてなかっただけに、驚き。若い人たちに言いたいのですが、人生、どういう風に転ぶかわからないもんですわ。

マジでこれ、FBで私のことを彼女が見つけてくれたおかげなのです。いろいろ、問題もあるSNSですが、こういうイイ話もあるってことです。

ホテルはシェラトン。外に出ようかと思ったのですが、風呂の誘惑に負けますた。


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2018年6月17日日曜日

2018年6月17日

えーと、改めまして。毎日新聞の名企画、親子の日、ブルース・オズボーン氏によるポートレイト&インタビューに親子共々出演しました。

ホントに我が家、親子の交流が薄く、私が実家に泊まるのは、吉祥寺あたりで飲んで終電を逃したときぐらい、っていうんだから、どこの大学生かよ! という話。なので、こういう企画で親孝行の損益をこの際、一気に完済だ!!!!

思い起こせば、父と過ごした子供時代。けっこう、ハードコアな毎日でした。なぜなら、「ウチは普通の家と完全に違うので、これを世間に隠し通さねばマズい」状態だったわけですよ。

アーティストというのは表現という光の一方で、影も強いわけですが、その影の強度に圧倒され続けた子供時代だったといえますな、私は。

頭も良く、自分のことしか考えない(作曲含む)強烈な個性とともに生きていくには、忖度も含め、毎日が自分の欲求ブレゼンとコミュニケーションのスキル道場なわけですよ。もはや、口が立たないと、生きていけない決死のスキル。

なわけで、昨今話題の「危機管理学部」は、まさに湯山家の教育じゃねーか、と思ったりもして。

カッコいいリード文の実情はと申しますと、「常に議論」は「常に自分(昭)を凹ませたヤツの悪口」、「分析」は「そいつをギャフンと言わせるための戦略会議」、「自立」は「依存しようにもする相手が相当ヤバいので仕方なく」ということっす。

とはいえ、湯山昭の音楽は、親子関係は別として、ホントに彼の曲は素晴らしい。あの。メロディーと和声のセンスがあれば、もし、彼が同時代のアメリカに生まれていたら、映画音楽、ポップス界の大作曲になれたと思いますもの。バート・バカラック的な、ね。

童謡や合唱曲、ピアノ練習曲の分野で成功した人ですが、その枠と敷居が本当にもったいない部分があり、ちょっとこれから、いろいろ画策中。

親孝行という名の冥土の土産、っつーことです。

https://mainichi.jp/articles/20180617/ddm/010/040/021000c


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2018年6月15日金曜日

2018年6月15日

昨晩のMXテレビ『ばらいろダンディ』はアンミカさんがゲスト。いやー、梅宮アンナ、アンミカの二大モデルのエピソードが面白すぎた。

だってさー、2年付き合った男が国際スパイだったbyアンミカ、8千万円、男に貢いだby梅宮アンナって、どーゆーことよwww。

特に国際スパイ男のディテールは、会った男の家族が劇団員の仕込みだった、セドナ旅行殺人事前察知(ホントなのか)という、ゴルゴ13か北方謙三か、007かというエスピオナージぶり。

しっかし、このふたりが並ぶともの凄い迫力。真ん中のわたくしが腹話術師の人形状態ですが、このふたりを引き連れて、イビサはPachaのオーブニング(世界の悪いセレブが集結する)か、ザルツブルグ音楽祭のオペラ初日(ヨーロッパのもっと悪いセレブが集結する)に参上したいなり!!



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2018年6月12日火曜日

6/21(木) 爆クラ!<第71夜>『エロチックなクラシックを石田衣良さんと・・・・(今夜はR18指定)』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 今回のゲストは、NHKの音楽番組『らららクラシック』のホストを6年間務めた、小説家の石田衣良さんです。

→予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58594

石田衣良さんといえば、テレビドラマ化されたデビュー作『池袋ウェストゲートパーク』を初めとして、『うつくしい子ども』、『約束』など、社会的に問題となった事件をモチーフにした小説群が知られていますが、特筆すべきは、恋愛および性愛関係の筆致のたぐいまれな上手さとそのセンス、なのです。

映画化され大ヒットを記録した『娼年』を初めとして、「女性を童貞特有のファンタジーに棚上げせず、また、その逆の体験自慢のブレイボーイ気取りでもなく、性愛を描くことができる、日本ではまれな才能の持ち主」が彼。先日、映画『娼年』の試写会トークショーで初めてお目にかかったのですが、性に関する視点や感性が本当に面白く、ぜひ、クラシック音楽をネタに、性談義ができれば、と今回お招きした次第。

エロチック、つまり官能は、よくクラシック音楽では案外よく使われる形容詞。情感たっぷりなヴァイオリンには「すすりなくような濃厚なポルタメントや官能的な歌い廻し」といったような感想が頻出します。楽曲で言えば、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』なんぞは、あのやわやわとした愛撫のような冒頭の和声展開はもとより、そもそものストーリーからして公認エロ印が押されているようなシロモノですし、ショパンのよろめき、マーラーの押し寄せる波のようなエクスタシーなど、その一件お堅いイメージと裏腹の淫乱ぶり。と、クラシック音楽が隠し持っているそのへんのAVが裸足で逃げ出すような、エロ要素を浮き彫りにしていきます。

エロいクラシック音楽の正体はいったい何?和声か音色かリズムかメロディか?!石田さんと不肖、湯山のエロクラ・セレクト合戦か、といったような刺激的な一夜。

エッチな方も、そうでない方も是非、お運びあれ!!

湯山玲子
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爆クラ!<第71夜>『エロチックなクラシックを石田衣良さんと・・・・(今夜はR18指定)』
6月21日(木)
door open 19;15�start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円�学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58594

ゲスト

石田 衣良
いしだいら
1960年、東京都生まれ。‘84年成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。‘97年「池袋ウエストゲートパーク」で、第36回オール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。‘03年「4TEENフォーティーン」で第129回直木賞受賞。‘06年「眠れぬ真珠」で第13回島清恋愛文学賞受賞。‘13年「北斗 ある殺人者の回心」で第8回中央公論文芸賞受賞。
●石田衣良のブックサロン「世界はフィクションでできている」主催
https://yakan-hiko.com/meeting/ishidaira/top.html

主宰·ナビゲーター

湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年6月11日月曜日

湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)

ショップチャンネル
湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)ブランド



ネットでの販売もしております。

コチラから
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2018年5月25日金曜日

2018年5月25日

来週火曜日に迫ったイラン・ヴォルコフIran Volkov指揮の読売交響楽団公演「ウンスク・チンの世界」を観てきました。ウンスク・チンUnsk Chinとは韓国人の女性現代作曲家で、現在ベルリンを拠点に活動を続けている注目の人物。と、私が知っているのはその名前と、アイライン&黒髪ロングヘアという、欧米圏においてのヨーコ・オノ伝来と言われる(ホントか?)ポートレイトのみ。イントキの記事も読んだけれど、あまりひっかからずに当日を迎え、ステージ上の銅鑼や様々なパーカッションを見て、「民族性を前面に押し出したよくある現代音楽系でしょ」と思ったのは事実。

しっかし、その邪推は冒頭部分で霧散。そして、ごめんなさいっ。凄い、凄すぎる!!!! 日本初演の「マネキン オーケストラのためのタヴロー・ヴィヴァン(活人画)2014-2015MannequinTableaux vivants for orchestra」は、作曲家がホフマンの「砂男」と「ダンス」をモチーフにした楽曲ですが、チェレスタとチューブラーベルズ(たぶん)のキラキラが崩れるような音像(まあ、これ系はメシアンの「峡谷から星たちへ」など湯山好みなんですが)に、弱音弦のwoven like(織物)なサウンドが揺らぎながら大量に乗っかっていき、時の移ろいとともに、ブォーンというチューバーの咆吼とティンパ二の大炸裂が切り込んだり、何の楽器かわからなかったのですが機関車のドップラー効果みたいな音が交差していく、という展開は、現代音楽によくありがちな「アイディア盛り込んでみました」的なものではなく、まるで、スウェーデンの豊かな自然の中に核戦争のイメージが入り込む、タルコフスキーの「サクリファイス」のごとく。つまり、「物語にかたられるほど実は紋切り型ではない日常(自然)」のような世界観がひろがっていくのです。サイモン・ラトルが彼女の楽曲を多く取り上げているということで、私の中のサイモン株も急上昇(ほら、年末のベルリンフィルのバーンスタインで湯山的に株を下げたからね)

 2楽章はもっと独創的で、ベースと低音パートがドクドク、ドクドクといったような独特なリズムパッセージを奏でるなかに、ストリングスが入っていき、ポリリズムが差し色のように顔を出し、そして、何だかハウリング音のようなノイズが弱音で常に響いているという。まさに、わたくしが29日にヴォルコフ氏と語るはずだった「オーケストラの音響は今後どこまでいけるのか」という回答がもう、すでに彼女の曲の中に全てあったわけですよ。

いやー、今現在、クラシック音楽、交響楽を作曲する、という必然があるのは、彼女級の才能がないとダメだろうと、ね。メロディーメイカーならば、ポップス行けばいいし、電子音楽ならば稼げる道はいっぱいありますからね。

ウンスク女史(桂銀淑と同じ名前ですね)は、なんと弟子に厳しかったことで名高いリゲティの弟子で、徹底的にしごかれたのだという。(その叱責の中には、「現代音楽あるあるの民族出自を使ったヤツは禁止だァ)というのは絶対にあったはず。ウィキにはその反対のことが書いて有るのだけれど眉唾)そこでくじけなかったのが彼女であり、その彼女の突破口になったのが電子音楽との出逢いだったというくだりをイントキ再読で知り(スマン)、もうもう、してやったり。

不肖、わたくしめが日本公演をプロデュースした、デトロイトテクノの世界的DJ/プロデューサー、ジェフ・ミルズJeff Millesは電子音楽側からのオーケストラ音響の試みでしたが、彼女は電子音楽の「音の自由さと可能性」に創造の翼を与えられ、それを我が身にたたき込んだクラシックの管弦楽ナレッジに落とし込み、結果、とてつもないオーケストラ音響の楽曲を作り上げている、という。

「チェロ協奏曲」も名曲で、こちらは、音数を抑えたモノクロームの肌合い。オケ全体がドミソのトニックでガーンとなったその音像の中からチェロのソロがやわやわ立ち上がるところでは鳥肌がたちましたよ。電子音楽的と言えば、ミュートトランペット使用部分は、まるで通称「音が引っ込む」DJのミックステクニック、そのまんま。

それにしても、これまでに周囲のクラオタから彼女の楽曲の凄さについての情報が全く入ってこなかったところに、このジャンルの難しさがありますよね。

そして、指揮のヴォルコフ氏。楽屋で会ったときに「チン・ウンスク凄くないですか?」でのっけから盛り上がってしまったのですが、意外にも彼のスタイルはノリノリパッション型ではなく、シカクをきちんと振りつづけるスタイル。それであの、交響曲「マネキン」をつくりあげるのだから、もう、質問は山ほどですよ!!!

ふ〜、久しぶりに興奮して書いてしまった。もう、今日から、不肖湯山、ウンスク・チンUnsk Chin女史、おっかけるからさ。(この日、サインもらったんですが、写真を忘れたバカな私)

29日の爆クラ! 本当に楽しみです。みなさんもぜひ。

  

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2018年5月24日木曜日

東洋経済ONLINEにて記事掲載

東洋経済ONLINEにて橘玲×湯山玲子の対談記事が掲載されています。
記事はコチラから
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2018年5月24日

橘玲さんとの対談連載by東洋経済の3回目ラスト回アップされました。

今回の日大アメフト事件、監督側が批判の矢面に立っていますが、ある程度以上の日本の会社その他の組織で働く人間には、既視感のある一連の動きだったのではないでしょうか。

橘さんと話したのは、まさにその力学を内包してしまう日本の会社を巡る知見。日本人の性質と思わされていることは、実は我々がシステムに適応しているだけ、なのです。本質的な不幸を「みんなといっしょだからに幸せでしょ」という納得の仕方。

https://toyokeizai.net/list/author/%E6%B9%AF%E5%B1%B1_%E7%8E%B2%E5%AD%90
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2018年5月23日水曜日

2018年5月23日

私からも。私自身を主人公にした政治経済を考えるとき(このスタンスは基本中の基本ですが)、非常に近い感覚を持っていられる、と常々思っていた橘玲さんとの対談が実現。

橘さん、顔出しNGなので私ばっかり写っていてご容赦なり。こんなにも「みんないっしょ」の強迫観念が強い日本で、「それが心の底から嫌」というセンスを持ち得たのは、橘さんと私の世代だけだったのでしょうかね❓!

上の全共闘世代の「刃向かう」カッコよさを教わり、しかしながら、そのスタイルが目的化してしまった彼らと違って、「刃向かう」ことの目的を、自分の人生の充実というリアリズムに求める点において、私たちは似ていた、のでした。

https://toyokeizai.net/articles/-/220215
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2018年5月20日日曜日

5/20(日)ショップチャンネル 出演!

5/20(日) 放送 Shop Channelにて

湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)ブランドの通販を行います。

ネットでの販売もしております。

コチラから

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2018年5月13日日曜日

5/29(火) 爆クラ!<第 70夜>『指揮者イラン・ヴォルコフと旅する、クラシック・アヴァンギャルド』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 。古典派、ロマン派の洞察力ある解釈で知られ、その一方で、オーケストラの音響の未来を、様々な新曲への取り組みにて模索している、イラン・ヴォルコフの登場です。

パーヴォ・ヤルヴィに続き、世界的な円熟指揮者による、クラシックいや音楽の「明日はどっちだ! 」篇とも言いましょうか!!!!! そしてそして、今回、ヴォルコフ氏、爆クラ! だけの特別パフォーマンスも用意していただいているのですよ!


彼の印象は「あっ、やっぱりいたんだ! いや、いて良かった、こういう指揮者」というもの。クラシック音楽はもの凄く情報が多い音楽ジャンルなので、その頂点であるところの指揮者は、全身全霊をかけてその世界に没入する必要があり、実際、今活躍中の指揮者はただ今この時間もベートーヴェンと格闘しているわけです。


つまり「クラシックのそしてオーケストラという音響のその先の可能性って何?」などと考える余裕は全くないのですが、ヴォルコフはまさにそこと格闘している真に現代的な指揮者。しや、指揮者というよりクラシック音楽を動かしていくイノベーター。


その実践のひとつが、彼が2013年から主催している<テクトニックス・グラスゴー>という音楽フェスでHPを見てびっくり! このGW中に行われたそれは、ノルウェーのノイズシーンを代表するラッセ・マルバーグやエイフェックス・ツインズに影響を与えた電子音楽のレジェンド、ベルナール・パルメジャーニと同時に、彼が首席客演指揮者を務めるBBCスコティッシュ交響楽団が出演するという超刺激的なラインナップ(ていうか、来年行くしかない!!!)であり、このSNS時代に「新しい表現」と大衆との出逢いの場になりえるフェスに着手した、先見性に脱帽です。


となると、我が爆クラ! としては、何度となくゲストと語っている、「クラブ耳に届くクラシック」というコンセプトの下の選曲を氏にぶつけるほかはない。ちなみにクラブ耳とは、音響技術、表現の最先端であるクラブサウンドシステムの登場以降の音楽というもの。彼は30日の読響の定期演奏会で、バーンスタインの交響曲第二番『不安の時代』を振りますが、彼もまたバーンスタインと同じくユダヤ人。今シーズンのラフォル・ジュルネでさんざん、ユダヤのクレズマー音楽の響きを堪能した身としては、そのあたりにも言及したし。


世界のクラシックはブログレッシブ! そのあたりを感じていただき、ヴォルコフ氏とは大いに、クラシックと音楽の未来に関して語っていきたいと思っています。

※ちなみに、今回の開演時間は通常よりも1時間早い19時スタートです。お間違えなきよう。


湯山玲子
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爆クラ!<第70夜> 「指揮者イラン・ヴォルコフと旅する、クラシック・アヴァンギャルド」

5月29日(火)

door open 18;15 start 19:00
場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?cat=6
前売り 3500円 / 当日 4000円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

[協力]イスラエル大使館、読売日本交響楽団 

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58273



photo:James Mollison

ゲスト

イラン・ヴォルコフ
Ilan Volkov
1976年イスラエル生まれ。19歳でノーザン・シンフォニアのヤング・コンダクター・イン・アソシエーションに就任。1997年にはロンドン・フィルのユース・オーケストラの首席指揮者に就任し、2年後、小澤征爾からボストン響にアシスタント・コンダクターとして招かれる。その後2003年1月、史上最年少でBBCスコティッシュ響の首席指揮者に就任している。2011年9月からはアイスランド響音楽監督に就任。 古典派、ロマン派のレパートリーの解釈は、分析と構成の明瞭さ、活き活きとしたリズム感と洞察力の深さによって絶賛されている。また、現代作曲家の熱心な擁護者でもあり、オーケストラの新曲への取り組みに大きく貢献している。BBCスコティッシュ響との毎シーズン25回以上のコンサートに加え、同団と英国の主要な音楽祭にも出演。さらにクリーヴランド管、ミネソタ管、ミュンヘン・フィル、都響、バーミンガム市響、トゥールーズ・キャピトル国立管、メルボルン響、パリ管、ワシントン・ナショナル響等世界中のオーケストラに頻繁に客演を重ねている。2003年からは、グラスゴーにて、インプロビゼーションと新しい音楽の実践者たちを世界中から招聘する音楽フェス<テクトニックス・グラスゴー>を主催。http://www.tectonicsfestival.com/glasgow/ノイズや環境音楽、現代音楽などジャンルを超えた、音楽の未来についての実践的提示を行っている。この5月には、東京・横浜で3つの演奏会で読響を指揮する。30日(木)、サントリーホールの定期演奏会では、バーンスタイン作品やショスタコーヴィチ作品を披露する。http://yomikyo.or.jp/concert/2017/12/578-1.php

席亭:湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。爆クラ! 主宰。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!  3.11以降の生き方」(幻冬舎)。『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)、『文化系女子の生き方』(大和書房)、『渇! 迷える女子の人生相談』(小学館)『男をこじらせる前に』(角川文庫)、など。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。近年はテレビコメンテーターとしても活動。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。
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2018年5月12日土曜日

2018年5月12日

爆クラ! 第70夜のゲストは、読響の定期演奏会で、今月棒を振るイラン・ヴォルコフ。パーヴォ・ヤルヴィに続きまたまた、世界の気鋭の指揮者が登場ですが、彼が凄いところは古典・ロマン派を得意とする一方で、2003年以来<テクトニックス・グラスゴー>という、音響派、ノイズとオーケストラ現代音楽のフェスを主催し続けているところ。(もはや感じとしては、細野晴臣さん、ドミューンの宇川直宏クンが指揮者をやっているようなモンです)
「クラシックのそしてオーケストラという音響のその先の可能性って何?!」という、爆クラ!お馴染みのテーマに、最高のゲストでおおくりいたします。

http://mameromantic.com/?p=58273
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2018年5月5日土曜日

2018年5月5日

ラ・フォルジュルネ2日目は三本。1発目は朝もはよから、ロシア革命後に渡米したグレチェニノフの「ミサ・エキュメ二カ」。エカテリンブルク交響楽団合唱団、ウラル交響楽団がガッツリ組んだ超ド級のアンサンブル。ここでの発見は、パイプオルガンの重低音の使い方。合唱のバス、チューパなどの低音楽器と相まって、天変地異のような低音(音量は大きくない)が繰り出されてくるのです。

一瞬、電子音か?!と思ったぐらいのこの音像。作曲家の意図はそこではないので、後はミサ曲の定番に流れ込んでいくのですが、ここのポイントだけで作曲する、というパターンは今後のクラシックで、大アリ。所々にユダヤ旋律やグレゴリオ聖歌っぽいメロが顔を出し、エキュメ二カ、すなわちキリスト教の宗派を超えたユナイトの意や良し、という感じ。

2発目は歌姫バーバラ・ヘンドリックス歌うところの黒人霊歌、ブルースの回。湯山の点数が最も辛くなるクラシック声楽→ポップスジャンルの表現ですが、今回は教会音楽たるゴスペル系が多く、それはそれでという感じ。但し、ブルース、R&B歌手の語り口にも似た発声の味や唱法の豊かさを知る身としては、声楽の頭声と地声のニュアンスだけだとちょっと物足りないんですわ。しかし、ここでも発見が。彼女の頭声(ファルセット)のスモーキーな響きは、ギターのリバーブやファズのダルな音響とバッチリ合う!! デアボリックなノラジョーンズのThe Syoryとか、似合いそう。もちろん、1オクターブ上で。弱音で!!

3発目は好物である(高校生の時、ブログレとともに聴き狂った)「モンセラートの赤い本」由来の楽曲が目白押しの、フランス中世音楽グルーブ、アンサンブル・オブシエンヌ。実はこの手の響き、日本人は無印良品の店内でよーく知っているわけですが、いいンですよ。良い!!! アンコールでCuncti simus concanentesのアヴェマリアをいっしょに歌ってハッピー。

https://www.bing.com/videos/search?q=Ensemble+Obsidienne&&view=detail&mid=BD76780CA73A2E722DDFBD76780CA73A2E722DDF&rvsmid=D8A2A0170CBE626BB76ED8A2A0170CBE626BB76E&FORM=VDRVRV
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2018年5月4日金曜日

2018年5月4日


クラシックの祭典<ラ・フォル・ジュルネ>。今回のテーマとプログラムが素晴らしい。というか、爆クラ! のDNAてある、「クラブ耳に届くクラシック」にかなり近く、従って、ジェフ・ミルズのオケコンにいらっしゃった方は是非に、というラインナップですよ。

「モンド・ヌーヴォ〜新しい世界」と銘打ったテーマは、クラシックの中でも辺境的な楽曲を選りすぐったもので、非常に爆クラ!系?! 本日の眼目は、湯山の大好物、「モンセラートの赤い本」からの選曲多し、の、中世の地中海沿岸楽曲を奏でる、カンティウムヶノーヴム。ホントに誤解を恐れずに言いますが、彼らのサウンド、気怠い中庸感でもって、わたくしの中でサチモスの「Pacific」 に一気通貫。

テレビ朝日の「題名の無い音楽会」のコラボ収録(快挙! プロデューサーの鬼久保ちゃんナイスジョブ!!)に出演していた、ピアノのマリー=アンジュ・グッチも出色。細かくて強い打鍵のひとつひとつが時間を面で引っ張っていくようなスケール感がありましたよ。

楽屋でプロデューサーりルネ・マルタンに昨夏のラロック・ダンでロンでお世話になったお礼で、飛騨香山の名品である渋草焼きの桔梗文様の皿をプレゼント。「そーいえば、パーヴォ・ヤルヴィがReikoの事を話してたよ」と言われビックリ。業界、狭すぎでしょ!! 

明日は ブルースを歌う、バーバラ・ヘンドリックスとキリスト教の宗派を超えた宇宙的ミサ曲「エキュメ二カ」、フランス中世音楽のアンサンブル・オブシティエンヌ、明後日は何と行っても幻の作家、貴志康一の交響曲「仏陀」ですわ。

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2018年5月2日水曜日

2018年5月2日

またまた、新規更新。朝日新聞デジタル連載『現代メンズ解析』。今回のゲストはサイバーエージェント社長、藤田普氏。麻雀で鍛え上げられた(マジで)リスクを瞬時計算して負う思考タイプはもとより、「社員個々の失敗は、ライターを入れてテキスト化し共有する」というマネージメントアイディアに脱帽。
そう、我々日本人はインパール作戦大失敗の昔から、「失敗の教訓を活かすことができない」精神風土があるのですよ。詳しくは↓

http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018042777951.html

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2018年4月29日日曜日

2018年4月29日


絶賛連載中の朝日新聞デジタル「現代メンズ解析」。今回は傑作にして問題作の映画『娼年』を監督した三浦大輔さんにインタビュー。

浮き彫りになってきたのは、三浦さん特有の「男目線の"色気"と"萌えどころ"がないセックス(と、その表現)」は、女性にとって理想的なそれ、だったという点。監督御本人は、フェミニスト的発想のない人でしたが、セックス描写にそういったノイズが入らないことで、エロス映画にアリアリのミソジニーを免れているところが興味深し。

「男目線の"色気"と"萌えどころ"」とはすなわちエロス文化。文化と言うからには、主格は男性。申し訳ないが、わたくしはそこを若い時分から好んでいるタイブですが、なんだか、もう冷めちゃったね。

 セックスにまつわるいろんなことは、自分が若いときに想像していたものとはまったく違っている、という実感が私にはあって、そういうすれっからしのババアでも、三浦さんの資質はビンとくるのです。

http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018042676271.html
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2018年4月28日土曜日

2018年4月28日

週末は辻静雄食文化賞選考委員会に出席。日本の食文化の幅広い領域に注目し、よりよい「食」を目指して活躍した個人、団体に送る賞の制定で、イロイロに討論(内容はまだ発表してはイカンのです)。

食文化を歴史性を重んじ限定的にとらえるのか、未熟でも社会との接点、未来のパースペクティヴに重点を置くのかで、当然意見は分かれまして、もちろんわたくしは後者。批評関係が共有する文化の進歩史観だと、それが当然なのですが、確かに前者の意義もあるわな、と思った次第。ちなみに、美食ワールドはクラシック音楽ととーっても似ている。良い意味でも、悪い意味でも!

さてさて、アフターの懇親会は、シャンパーニュ地方の名店「レ クレイエール」でシェフを務めたティエリー・ヴォワザンが腕を振るう、帝国ホテルの<レ・セゾン>にロックオン。

で、委員メンバーでもある鹿島茂さんと久々におしゃべり。そういえば、鹿島さん、エマニュエル・トッドの紹介新書もある方で、その話があらためて面白かった。今ここにある世界事情と日本人の傾向を読み解くひとつのルーラーを示したトッドの「家族形態」分析ですが、そのキモは遺産分配(相続が兄弟間で平等か不平等か)と女性教育の積極性。「長男のヨメの教育熱心さ」とこれ日本の特出した個性でして、このキーワード、今執筆中のおひとりさま本の隠れ指針になるなあ、と。

お料理につきましては、粘っこくハードな触感に予想外の鰹節風味がクリームと相まって口腔を襲うジュレと、うなぎの蒲焼きにインスパイヤされたであろう舌平目のソテーが印象的。この舌平目、付け合わせに小さいニンジンがついているのですが、その味が視覚のサイズを大きく逸脱して莫大。イメージの転倒を仕掛けているわけです。

出席者は、辻調理師グルーブの校長、辻芳樹さんをはじめ、国立民族学博物館名誉教授の石毛直道さん、元文藝春秋編集者の西山嘉樹さん、フードコラムニストの門上 武司さんと鹿島茂さん。



 

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2018年4月17日火曜日

2018年4月17日


ポストが前後しましたが、今朝早朝から名古屋は知多半島の沖合まで、釣りに出たんですよ。「沖合いはそんなに波はないはず」という予想を裏切り、大変な揺れ。水深150メートルのコマセ仕掛けとなると、電動リール。もはや、漁師並のハードコアです。

「仕掛けを落として10分以内に必ず、最初のアタリがあって仕留める」というのが、湯山の黄金の指なのですが、今回もアジが掛かりました。かかったけど、何と手元でバレちゃった。と、その時から、今まで「無いこと」に押し込めていた船酔いがググーッ持ち上がってきて、気持ち悪いのなんのって。

とはいえ、瀕死の状態で頑張った3投目に、大当たりが来て、サバを4匹友釣りでゲット。もう、これでノルマを果たしたと、ひとり船中に横になり、そのまま下船まで、マグロ状態。いやー、もう一花咲かせようと、起き上がったのですが、そのとたんに吐き気の嵐ですよ 。

何で、みんな大丈夫なんだろうか❓と、下船してから、話しかけて来たおっさんに聞いたら、「いやー、全員吐きまくって釣ってましたよ」だってさ。

もう、横になっている最中、生死の境感バリバリ。下船した時の心地は「あー、生きてて良かった」というもので、日常生活と自分が愛おしく思った次第。そう、人間、たまに、こういう追い込んだ体験が必要かも。

写真は、何かと助けてくれた屈強の船頭アニキ。こういうシチュエーションは恋に落ちがちなので、婚活女子はサバを釣るがよろし。

 


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2018年4月6日金曜日

2018年4月6日

映画『娼年』。とうとう、次の日曜日公開です。
最初に言っておきますが、これ必見です。「女性が自らの性欲を認め行動しはじめた時代の男女の関係性は?!」といった切迫した社会性からも、また、セックスを中心軸において、どれだけ人間とその感情が描けるか、という密室劇の映画表現としての破格の上手さ(これを観ると、やたらと文化人が持ち上げる日活ロマンポルノの方向性がいかに「男ロマン」の枠の中で終始していたかがわかります)からも、俳優達の素晴らしさからも(松坂桃李はいわずもがなですが、クラブオーナーの真飛聖が素晴らしい!!)、昨今の日本映画の中では突出した名作。

セックスをド正面に据えた作品は、もちろん数は多くなく、ベルトリッチの『ラスト・タンゴ・イン・パリ』、大島渚の『愛のコリーダ』、ラース・フォン・トリアーの『ニンフォマニアック』などが思い出されますが、『娼年』とこれらの作品に共通なものは、エロスファンタジーに逃げない「人間にとってセックスとは何ぞや?! 」という問い。メイクラヴ(愛を創造する)という言葉がある欧米キリスト教文化圏と、儒教的な男尊女卑における男女の高低差と、快楽&遊戯&ファンタジーの色合いとのハイブリッドな日本のそれ、など、文化の違いはあれど、その本質に関しては、未だ謎。それは、セックスが個人的体験で、決して伝承されるものではない、ということにつきるのですが。


ちなみに、試写をいっしょに観た、50代の辛口文化系女、吉岡ひろみとその後の飲みの席で、お互いが思わず口走ったのは「久々にセックスしたくなりましたぜ」だったわけですわ!!!!!!!!!!!

そう、この映画、女性向けが氾濫するエンタメコンテンツの中で、実はこういった性愛関係だけがまだ未開拓のプルーオーシャンだったということにも気づかされました。これが原作、石田衣良、監督、三浦大輔という男性タッグによってなされたことが、悔しいところではある。(このあたりは、この後掲載される、デジタル朝日に連載しているインタビュー「オトコ解体新書」で三浦大輔監督にインタビューしているので、乞うご期待)

この映画が興味深いのは、女性は絶賛(「テレクラキャノンボール」系に男といっしょに笑う名誉男子以外の)、男性はスルーもしくは酷評という温度差が大いに予測されるところ。なぜなら、この映画「男は松坂桃李(演ずるところの主人公ですが)だけでいい」という男性を最も苛立たせる、女の欲望の本質が浮き彫りになってくるからです。

ちなみに、これ拙書「男をこじらせる前に」(kadaokawa)の中の「男は坂本龍一だけでいい」という一章とシンクロ。私の周囲には、経済力を持って自立している中年女性が多数いますが、結婚しないと子供が作れない現実や、結婚していても大変に貧しいセックスライフ、コミュニケーションを拒否し全く寄り添おうとしない夫などはもうもう愚痴の定番。

しかし、それらのお悩みも精子パンク→シングルマザーの一般化とこの作品の主人公のような存在がいれば、一発で解決なのですが、そうなったら、選ばれない男性はもう全く立つ瀬が無い。立つ瀬の無い男性は社会を不安定にする最大要因になるので、結婚という一夫一婦制が必要だという説になるのです。

物語は、女性専用の秘密裏のコールボーイクラブにスカウトされ、娼婦ならぬ娼夫となった主人公が、顧客の女性とのセックスを通して、性欲の深淵に触れ、一流の(マジで)娼夫となっていくという一種の成長譚。石田衣良の原作には、それこそ「女性の欲望の広くて深い多様性」が様々に書かれていますが、その中から6つのエビソードが選ばれています。

だだ今、日本はこの数年やっと、女芸人の大久保佳代子が「性欲強いですから」と言ってそれが笑いになり、オナニーに関してもオーブンになってきましたが、まだまだ表層的。特に「このババア、何色気づいているんだ」的な年齢を重ねた女性のそれに対する侮蔑や、AVに当たり前に存在する「女性を侮辱し、マウンティングしてサカる」といった力学の前に、女性は自らの性を抑圧しているわけですが、この映画はそれらを大肯定(それも、松坂桃李サマにて)。江波杏子演じる、70代女性のエレガンス・セックス(の入り口描写ですが)に、勇気づけられる女子は多いはずですよ。

ちなみに月曜日に行われたブレ試写会では、わたくしが司会を担当して、原作者の石田衣良さんと、監督の三浦大輔さんとのトークショーがありました。「話したりないよ!!」となったので、もしかしたら、近々にもうイチセッションあるかもしれません。

あっ、あと、全編を彩る、半野喜弘の音楽が抜群にいい。セックス=夜の快楽を伝える、テクノ・ブルース。随所にボサノヴァを入れ込む手つきなど、よーくわかってますわ、この御仁。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のガトー・バルビエリを思い出します。

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2018年4月4日水曜日

4/19(木) 爆クラ!<第 69夜>『童貞力をクラシックで追求してみた! 』ゲスト:山崎浩太郎

この数年、文化系の中でよく、耳にするのが「童貞力」という言葉。女性とコトを起こしたいが、その機会もコミュニケーション能力もなく(あったとしてもブライドが邪魔して手が出ず)それゆえ、女性に対する妄想がたまり、その絶大なパワーを見事に言語化したもので、我が国には、たとえば、夏目漱石の小説にもそこはかとなく匂い立ち、アニメやマンガには、まさにそれを表現に昇華した傑作が多く存在します。

そこに色濃く存在するのは、コンブレックス、コミュニケーションベタ、もはや生身の女を越えた女性妄想、絶対性、破壊衝動、ヒーロー願望、自己愛とブライドといったやっかいなもの。

そして、クラシック音楽の中には、そういった童貞力の周波数にバッチリシンクロするような楽曲や作曲者、演奏家たちが少なくないでしす、そもそも、クラシックオタクという存在は、そうとう童貞的、でもあります。

たとえば、ショスタコーヴィチ。私の記憶では、中学校の教室の片隅でレコードを交換していた理科系オタクたちの神はまさに彼。ナンバなモテ男子達のソレがボン・ジョビだったのとは何たる違いでしょうか。

そのほか、ブルックナー。彼の交響曲の演奏会において、休憩時のトイレの行列がこの時ばかりは、男の方が長いという状態になるほど男性人気の作曲家ですが、その本質には、男性だけが一時期体感する「童貞力」が影響しているのかどうか・・・・。

はたまた、童貞的クラオタに大きな影響を与えた存在として、一昨年亡くなった宇野功芳さんという指揮者兼評論家がおられるのですが、彼のリコメンのどこが、童貞力を刺激してしまうのかという点にも言及。

その逆に「童貞力」が受け付けない作曲家というラインも浮かび上がって来ます。具体的な官能の匂いが漂ってナンボのオペラの作曲家たち。女子的なリボンや砂糖菓子の甘さがあるチャイコフスキーはどうなのか・・・・。

こんな、一見下ネタ、しかし、実は文化評論的に奥深いテーマをともに追求していただくのは、クラシック音楽を歴史物語として説く「演奏史譚」を得意とする音楽評論家の山崎浩太郎さん。

教養としてのクラシック音楽ではなく、電子音楽の響きを経たクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。


ご来場をお待ちしています。(ちなみに今回はよりによって、69回目www)



湯山玲子
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Yuyama Reiko presents

爆クラ! <第 69夜>『童貞力をクラシックで追求してみた! 』ゲスト:山崎浩太郎

4月19日(木)

代官山 晴れたら空に豆まいて 【代官山駅改札出て右。八幡通りに出る前の右のビル地下/〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20−20, モンシェリー代官山B2】

door open 19:15
start 20:00

料金;¥3,000+ドリンクオーダー
¥1,500+ドリンクオーダー(学割)

予約をぜひ!
http://mameromantic.com/?p=57699



●●プロフィール

ゲスト
山崎浩太郎(やまざきこうたろう)
1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、共著書に『栄光のオペラ歌手を聴く!』( 音楽之友社)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)がある。


席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)

著述家、ディレクター。爆クラ! 主宰。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集「快楽上等!  3.11以降の生き方」(幻冬舎)。『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)、『文化系女子の生き方』(大和書房)、『渇! 迷える女子の人生相談』(小学館)『男をこじらせる前に』(角川文庫)、など。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。近年はテレビコメンテーターとしても活動。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。
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2018年4月2日月曜日

2018年4月2日

爆クラ!第69回目はなななんと、クラシック音楽における「童貞力」たるものの大研究!!! キーワードとしては、ブルックナーに萌えるオトコたち、ショスタコーヴィチと中二病、宇野功芳などなど。こんなややこしいお題に挑んでくれるのは、音楽評論家の山崎浩太郎さん。おもしろいぞー!!! (ちなみに、今回69回なんですわww)

http://mameromantic.com/?p=57699
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2018年3月28日水曜日

2018年3月28日

23時から、ショップチャンネルで我がブランド、OJOU(オジョウ)の春夏新作発表なり。写真は渾身のデザインである、チャイナドレス。この冬ロードショウで世間を騒がせたウォン・カーウァイ作品のオマージュドレスです!!!


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2018年3月26日月曜日

2018年3月26日

「旅色」というウェブ老舗雑誌にて、「旅する理由」という連載やってます。その第二弾は湯山まわりの友人はよく知っている「バンコク・エラワン財布盗難事件」の顛末。コレがただのスリ被害じゃないんですよ。なんと同時期に●●が勃発・・・・。

表紙は河北さんだが、クリックすると派手な私がでてきますです。

https://tabiiro.jp/book/monthly/201804/#!19
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2018年3月25日日曜日

2018年3月25日

桜も咲いたし、本格的な飲み会シーズンがスタートしました。夜の宴席も増えているわけなのですが、ちと気になることが・・・・。

会話というものは、たとえば「寒いですね」というような季節の当たり障りの無い話から、糸口が見つかって、それが観てきた映画の話になったり、今ならAIなんかの話になったりのテーマ的な話題で盛り上がっていくものなのですが、実はコミュケーション上手と言われる女性たちの、それも、意識高い&起業してます系の現場では、こういう会話が成立しない、という事実に驚愕。

みなさんおしゃべりなのですが、そのほとんどはわたくし語り。いや、それでも良いのですが、そのオチがきちんとテーマに集約され、面白い考え方だなあ、という風にはならず、結果としては遠回しな自慢話、という。

たとえば私が「年末にドレスデンに行って、体力と筋力の減退にダイエットに踏み切ろうと思った」という話に引っかかってくるのは、「私もソコ行きました!」「私は〜」という、前のめりな国際派自慢ばっか。話の腰を折った無礼にも、彼女たちの自覚はまったくありません。

この「わたくし語りを誉め合う」というのは、ひょっとして、承認欲を満たすための女子会=互助会なのか、という感じ。そういう意味で、存在意義はあるのでしょうが、私としましてはそういうクラブの会員にだけはなりたくないな、と。

起業&意識高い女子たちは、たいてい「専門」の上に立っています。それはたいてい、食や酒、ホテル、エコロジー、キモノ、衣食住、健康、旅、海外等のサービスやコンサルなのですが、その背景についての教養が非常に浅いなぁ、とはこういう会で話していていつも思うこと。つまり、本を読んでない。

少なくとも、何かの専門ジャンルに素人を引き込もうとしたら、ジャンルに対する自分自身の哲学や言語をもたなきゃダメなんですよ。不肖、わたくしもクラシック音楽でそれ系の活動とみられるものをやっていますが、そのあたりはしっかり構築済。けれど、彼女たちから出で来るのは、全部のレストランを食べ歩いた、もしくは、これこれの資格をもってます系の、つまり数の話か、「これが好きなんです」という愛情の発露だけ。

今は、ネット・インテリジェンスがあるので、突っ込もうと思ったら、素人が短期間でジャンルの知識を習得できる時代。そこでに起業し「専門」を張ることは、なかなかハードルが高いと思うのですが、そういう自覚はたぶん彼女たちにはないでしょう。

てなことを、サタデーナイトライヴのスキットを観ていて、思い出したのでした。

https://www.youtube.com/watch?v=PgCPVKHMPPQ
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2018年3月23日金曜日

2018年3月23日

わたくしめのファッションブランド『OJOU』(オジョウ)@ショップチャンネル、絶賛好評中につき、ネット特別編で初のデニムを手がけてみました。本日0時にスタートしたのですが、すでにウェイティングが出た! との嬉しい報告。

コート(ワンビースにもなるし、男子も着られる)と、ワイドパンツをブラックデニムとダメージ藍でつくりました。コートは天才デニムパタンナーみっちゃん(男子)の絶妙肩ラインが光る、比翼のステンカラー、湯山の18番たるワイドパンツはコルセットのようなウエストのゴムシャーリング(ここがポイント!!!)にてラクチン&エレガント。

マジで「一生もの」の最強デニムラインナップなので、ゲットしてみて!!!

まー、洋服香具師として、番組では言いたいこと言ってますが、キャスターの篠田さんがオモロイ方なので、上手く受けてくれてます。

https://www.shopch.jp/NoKeywdPrdSearch.do?keyWord=%93%92%8ER%97%E6%8Eq
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2018年3月15日木曜日

2018年3月15日

本日、19:58から、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」のコレステロールの新常識篇スペシャルに出演していま〜す。

まー、いつもの通り、悪い数値代表wwで登場なのですが、共演した、元横綱・花田虎上さんと石倉三郎さんとは、時空を越えて同じクラスで遊んでいたタイプと見た!!!
是非、ご覧下さい。爆クラ! もお忘れなく。

http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/
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2018年3月7日水曜日

朝日新聞デジタルにて「湯山玲子の“現代メンズ解析”」掲載中

湯山玲子の“現代メンズ解析”はコチラから
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2018年3月7日

ちなみに朝日新聞デジタル【and】で絶賛連載中の対談「現代メンズ解析」の第二弾は、株式会社グッドモーニングスの水代優さん。

お忍びで一流DJやミュージシャンのライブが行われた、伝説の森戸海岸の海の家こと、カフェドロペラメールや、横浜ベイスターズ球場のグルメ改革など、本当に質がいい「結果」を常に出してくる(ホント、ここが大事なのよ)名プロデューサーですが、彼の企画や組織運営ポリシーには、グローバルなクラブカルチャーのセンスが色濃く入っているところが素晴らしいのです。

アゲアゲと求心力命の共同体の祭り系センスのPは、たくさんいるけれど、フラットで自由で寛容な現場を現実化できる、地域開発Pの秘訣を是非、お読みください。

ちなみにこれ後半ですので、前半は戻ってお読みくださいまし。

http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018030140631.html?iref=and_pc_top_ar_photo

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2018年3月6日火曜日

2018年3月6日

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ!> 3/17(木)のゲストは、お笑い芸人、俳優、ミュージシャンのマキタスポーツさん。ものまね”や“替え歌”とは一線を画す「作詞作曲モノマネ」など知的なパロディネタや、音楽研究家として過去のヒット曲を分析し生み出された“マキタ式ヒット曲の法則”などで、こころある音楽ファン達を唸らせた才人の登場なり。
今回はクラシック音楽の中で皆に親しまれている名曲たちや、交響曲の中に隠れ潜んでいる「ポップスでも全然イケる!!」というキャッチーなメロディーをピックアップ。マキタさんとともに、「クラシックにおけるヒット曲の法則」を探っていきます

http://mameromantic.com/?p=57125
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3/15(木)爆クラ!<第68夜> 『マキタスポーツと語る、クラシックにおける「ヒット曲の法則」』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! なんと、お笑い芸人、ミュージシャンのマキタスポーツさんが登場します。


マキタさんといえば、長渕剛の『乾杯』とサザンオールスターズの『いとしのエリー』をマッシュアップし両者の不仲説を匂わせた『いとしのエリーに乾杯』というパロディソングで一躍、心あるカルチャー好きの中で話題となっていた方。最近では映画『苦役列車』でブルーリボン賞新人賞を受賞以来、役者としてもブレイクしていますが、何と言っても、著作の『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』が超オモシロい。


クラシックならば、お馴染みのカノン進行使用の曲の宿命やら、頻出ワード、楽曲構成などを分析し標題に至ったという内容は、そのままクラシック音楽の名曲たち(駅で売っているCDにお馴染みのラインナップ)にも同様の法則が存在するのでは?! などと激しく想像ができるのです。


「こんなにも似通ったコード進行やリズムが溢れかえっているのに、「パクリ」と言われるのはメロディーが似た時だけであるのは何故なのか?」とマキタさん。我々が「音楽」といったときには、即メロディーを思い浮かべる、というのは紛れもない事実。


で、今回はクラシック音楽の中で皆に親しまれている名曲たちや、交響曲の中に隠れ潜んでいる「ポップスでも全然イケる!!」というキャッチーなメロディーをピックアップ。マキタさんとともに、「クラシックにおけるヒット曲の法則」を探っていきます。


ちなみに、皮切りはまだ感動さめやらぬフィギュアスケート金メダリスト、羽生結弦さんの決勝線の選曲から始めましょうかね。そう、サンサーンス作曲の「白鳥」を歌詞を付けて、イル・ヴォーロという声楽トリオが歌ったセレナーデですが、まさに、サンサーンスが現代に生まれていたら、超弩級の音楽プロデューサーになっていたことでしょう。


マキタスポーツさんとは実は昨年のお盆の時期に、NHKFMで放送された(しかもゴールデンタイム!!)「湯山玲子の爆音クラシック」という番組に登場いただいて、大いにその耳の良さと音楽分析力、そして時代感覚に脱帽した才人。彼がどうクラシック音楽を分析し、語ってくれるのかは、大注目の一夜です。

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爆クラ!<第68夜> 『マキタスポーツと語る、クラシックにおける「ヒット曲の法則」』

3月15日(木)
door open 19;15 start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=57125



ゲスト
マキタスポーツ
本名は、槙田雄司。職芸人×ミュージシャン/コラムニスト/俳優/音楽制作ユニット「マキタ学級」リーダー。独自の音楽観を深化させていくバンド「マキタ学級」を率い、全て自主企画による演出でライブを開催し、ツアー含め年間50本に及ぶライブ出演や“音楽と笑いを融合させた究極のフェス”と謳うロックイベントも主催するなど、精力的な音楽活動を行う。音楽的造詣をもとにした音曲ネタを得意とし、従来の“ものまね”や“替え歌”とは一線を画す「作詞作曲モノマネ」など知的なパロディネタや、音楽研究家として過去のヒット曲を分析し生み出された“マキタ式ヒット曲の法則”ネタなどが特徴。 2012年TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』に出演し、“ヒット曲の法則”に基づいて作られた楽曲「十年目のプロポーズ」を披露すると話題となり配信スマッシュヒットを記録。役者としても活躍し、映画『苦役列車』での演技が高く評され、ブルーリボン賞・新人賞等を受賞。著作に『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』(扶桑社)





主宰·ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年3月5日月曜日

2018年3月5日

パーヴォ・ヤルヴィ指揮×NHK交響楽団のバーンスタインBernstein『ウェスト・サイド・ストーリーWest Side Story』シンフォニーコンサート版に行ってきました。

爆クラ!のゲスト登場から2週間とちょっと。あの時、彼と語り尽くした、「バーンスタイン楽曲におけるグルーヴィー問題」。この間のジルベスターコンサート、inベルリンで、ダメダメだったサイモン・ラトル×ベルリンフィルの「On the town」、ディーヴァ、キリ・テ・カナワのピントが外れた唱法など、「もしかしたら、バーンスタインの交響曲を演奏できるセンスというものは、現存するオケや演奏者側にはないのではないか?! 」ぐらいのシビアな問いかけをしただけに、今回、相当ハラハラして出かけたのでずか、いやー、全然オッケー!!!

そりゃ、ドラムのハイハットの4ビートなんかを聴くと、菊地成孔んとこの本田珠也だったら・・・・、などど細かいヤツはいろいろとあったのですが、ドゥダメルの若人オケたちの名演奏がある「マンボ」は切れ味良く、腰に来るグルグルのバックビート感への挑戦が感じられましたよ。

アフターバーティーにも出席したのですが、私を見つけるなり駆け寄ってきてくれて、「オレの゛グルーヴどうだった?! かなり意識してやったんだけどさ〜」といの一番に言ってくれました。N響の方に話を聞くと、特に「マンボ」は何度も練習を重ねて「グルーヴィー」を追求していたらしいのです。ちょっとは、爆クラ! での会話が役に立ったみたいで、嬉しいことこの上なし。

しかし、私的に印象的だったのは、二拍三連バシバシのグルーヴィー・ハイな曲よりも、「Tonight」や最終章の「Somewhere」などの歌のバックのオーケストレーションの非凡な美しさの方だったですね。「Tonight」では、パーヴォ氏、コントラバスにていねいな指示を出していたのに、ちょっと感動。そう、あの流麗なメロディーをぐいっと締めていくのに、ベースは極めて重要なんですよ。

結論としましては、バーンスタイン、作曲家としてとてつもない!!!  あの数々の美メロに、セリー系の不協和音がさりげなく絡んで、空間を制していくセンスなどは、サントラでは把握できていなかったところで、それが今回、パーヴォのていねいな音像づくりにより顕在化したのでありました。

歌手も素晴らしかった。特にアニタ役の、アマンダ・リン・ボトムスは、本当に魅惑の声。でもって、ブルース唱法とクラシック唱法の間に見事にブリッジをかけてくる。パーブラ・ストライサンドもこれ系が上手いんですが、アメリカ人の歌手はこのあたり、自由自在テクニシャンすぎ。マリア役のジュリア・ブロックは、歌も素晴らしいのですが、レチタティーヴォにあたる語りの演技が抜群。

最後に残念な点をひとつ。日本人の歌手達の衣装とヘアメイクのルックスが残念すぎましたね。マリア役のジュリアなんかは、クラシックの演奏会というドレスコードを守りながらも、オスカー・デ・ラ・レンタ風のブリントドレスでプエルトリカンの娘のイメージを、きちんと視覚的に打ち出してきているのに、それを取り巻く日本の女性歌手の衣装はレースびらびらでどこの19世紀ですか、というトンチンカンぶり。ヘアもその辺の女子大生みたいだし。演奏する音楽(もちろんバーンスタインのウェストサイドストーリー)が持っている世界観に対して「真面目ではないんだなあ」と思った次第。

写真は、アニタ役の、アマンダ・リン・ボトムス嬢。バーヴォも「彼女はこれからクル!」って言ってましたぜ。




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2018年3月1日木曜日

8/11(土)TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」出演!

8/11(土)22:00~23:24放送 TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」
コメンテーターとして出演致します。
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2018年2月22日木曜日

2018年2月22日

「湯山玲子が選ぶ 銀座の味3選」絶賛掲載中です。ここに集った三店は、ローストビーフの「鎌倉山」「柿安」「カーサアフェリスギンザ」とマジで実力派揃い。

「鎌倉山」は味もさることながら、昭和の舶来風味がガンガンに利いた店内のムードが秀逸。「柿庵」のスキヤキは、これまた、記憶の中のごちそうモードが立ち上がり、歌舞伎の舞台同様の、ハレの日の座敷感にヤられました。「カーサアフィリスギンザ」は、これ、バルセロナ逆輸入アリ? の驚きのパエリアを堪能。
詳しくは、レポートよんでくらはい。

https://mitsui-shopping-park.com/urban/special/18-009/page1.php
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2018年2月19日月曜日

2018年2月19日

ななんと、ウォン・カーウァイの『欲望の翼』、文化村ル・シネマで13年ぶりのロードショウ再演!!! ということで、遅ればせながら行ってきました。

これ、わたくしが墓場まで持って行く名作(どうするのか謎)のひとつですが、最初に観たときの状況が凄かったんですよ。どういう状況かというと、尖沙咀側の九龍ホテルの一室、深夜一時。そう、わたくしは映画関係の仕事で香港に入って、インタビュー等の事前インプットのひとつとして観たのが『欲望の翼』だったんですよ。

軽い気持でみはじめたのですが、生い茂った椰子の密林にザビア・クガードの粘るリズムのラテン・オルケスタが流れ、深夜の売店で男と女が出逢い、「1分間の友情」(このくだり、村上春樹の影響が多く指摘されております)という特別な時間が流れていく、というここまででもう、わたくしベッドから飛び起きて、居住まいを正したという記憶アリ。

だってさ、これ観たのは香港のホテルの密室の中。窓から見える、ネイザンロードの夜景と、窓から入るムッとする熱気と湿気に、思わずふらふらと夜道にコーラを買いに出かけそうに(映画の冒頭ね)なったもんです。

当時は、この作品が持つ意味深かつ絵画的な映像美と「叶わない愛」のいくつものエピソードに込められた甘くて重い熱量に、まるで音楽のようにシビれたのですが、あれから幾星霜の今、映画に描かれる男女関係により、深い妄想がわいてもきます。

そう、今回の発見は、ヨディを巡るふたりの恋人たちというよりも、彼を育て、奇妙な精神的枷を彼に与え、ヨディと香港を捨て、初老のアメリカ人恋人と海を渡ろうとする義母、レベッカ。そう、ヨディの悪魔的に人を惹きつける磁力は、義母と彼との間で長いこと培われた、愛と憎しみとそして罪悪感が入り交じった濃厚な感情交流から発せられてる、という事実。「クソババア、バカ息子」とののしり合うが、その本質はお互いを食べてしまいたいほど愛しい、という関係性。あっ、これ、寺山修司の得意分野でもある。

しかし、ヨディ演じるレスリー・チャン。とんでもない名優でしたな。お子ちゃまアイドル顔でとてもセクシーというタイプでないのに、不思議な色気があるんですわ。彼はゲイを公言していましたが、「愛欲」の様々な感情を知っている人ならではの独特な表情と間!!! 仕事じゃなくて、恋愛に生きている男。このタイプ、日本人俳優にいるのだろうか。

まだ、上映中なので、チェックしてみて。

https://www.youtube.com/watch?v=uuC6zkWlmmU&t=52s
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2018年2月12日月曜日

2018年2月12日

今週木曜日、NHK交響楽団首席指揮者、バーヴォ・ヤルヴィ氏を招いての爆クラ! 。テーマは彼が次回挑む、バーンスタインについて。なので、絶賛インプット中なのですが、ハーバード大学で行った音楽講座のDVDが凄いのなんのって。

特に「20世紀の危機」と題された、マーラー、シェーンベルク、アイヴスなどに言及した回を観まして、調性と無調性音楽についてのもやもやが見事に晴れた。というのならば、たぶんその辺の「よい音楽教師」の分かりやすい講義ってヤツですが、バーンスタインはそれが人間と音楽の関係で何を意味するか?! というところにも言及してくるのですよ。

「我々が本能的に共有する調整の欲求を避け、無調整を保つのは容易ではない」「美的な結果を保証しない不確実性に私たちはついて行けない」「オクターヴをいくつにわけてもいい。でも12はダメ。なぜなら、12のような普遍系は旧体系の郷愁からのがれられないから」ってね!!! で、その崖っぷちでなし得た、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」の境地に至るアナサライズは知的興奮てんこ盛り。

バーンスタイン、ビートルズに関する短いコラムなども的確で本当に、音楽の筋肉強度が高いよねぇ、同時にバーンスタインの楽曲をdigしているのですが、大規模すぎてあまり演奏されない「ミサ曲」が別格に面白いんですよ。

指揮者いや音楽の演奏家にとって「音楽を身体に入れる」ということはどういうことなのか。これ、実は全ての音楽家にとってのキーなのですが、そのとてつもない才能の人。

で、パーヴォ氏とツーショット。手がけたマーラーの7番については・・・・。



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2018年2月4日日曜日

2018年2月4日

カンパニー松尾監督の新作『劇場版アイドルキャノンボール2017』公開に際しての、対談の2回目がアップされました。前回、テレクラキャノンボールに、フェミ観点から大激怒。その時に監督と対談を行い、当時TCファンを巻き込んで炎上したのですがw、今回の新作によもや、先さまからご指定されるとは!!

しかし、今回は図らずも「男らしさと粋の継承の難しさ」というタイムリーなテーマが浮き彫りになってきて、非常に興味深い作品になっています。

http://www.gentosha.jp/articles/-/9618
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幻冬舎plusにて記事掲載

カンパニー松尾監督の「劇場版アイドルキャノンボール2017」の対談記事が掲載されています。

記事はコチラから
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2018年1月29日月曜日

2018年1月29日

なんと、爆クラ! 2/15(木)は、NHK交響楽団首席指揮者、現在世界で大活躍中のバーヴォ・ヤルヴィ氏がゲストで来てくれることとなりました。
テーマは、今年生誕100周年で再注目されている、レナード・バーンスタイン!!  お馴染み、ウェスタサイドストーリーの大魅力、聖と俗の同居、という、その作品の現代性などにも触れていきます。

http://mameromantic.com/?p=56629
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2/15(木)爆クラ!<第67夜> 「指揮者パーヴォ・ヤルヴィと語る、バーンスタイン・ラヴ!!!」

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! なんと、NHK交響楽団の首席指揮者、パーヴォ·ヤルヴィ氏がゲスト登場です。

予約はこちら↓
http://mameromantic.com/?p=56629

パリ管弦楽団の音楽監督を歴任、ベルリン·フィル、ウィーン·フィル等欧米の名門オーケストラへの客演を重ね、今最も旬な(野球でいうならば、イチローを完封した頃の松坂投手)指揮者であるパーヴォ氏。

現在、NHK交響楽団の首席指揮者として、バーンスタイン生誕100年目に試みるのは、バーンスタイン作曲、ミュージカル、『ウェスト·サイド·ストーリー』<演奏会形式>~シンフォニー·コンサート版~(3月4日と6日にBunkamuraオーチャードホールにて披露)。そう、作曲家自身の手で編曲された『シンフォニック·ダンス』ではない、というのがミソ。

バーンスタインはカラヤンと並ぶ巨匠指揮者ですが、作曲家としてもとんでもない才能の持ち主でした。それはもう、『トゥナイト』をはじめとして、ポップス界のスタンードチューンを何曲も生んだWSS(ウェスト·サイド·ストーリー)の結果を見ても明らか、しかし、案外と(というか思った通り)クラシック界の反応は冷ややかで、本人もそれが悩みで、WSSを遠ざけたという話はつとに有名です。

「どこまでがクラシック音楽なの?」とこれ、DJ/ 音楽プロデューサー大沢伸一さんが前回の爆クラ! で発した問いでした。バーンスタインは、クラシック音楽と大衆音楽の狭間で悩みましたが、今回、あえてプロードウェイ·スコアに挑む、クラシックど真ん中の俊才に、そこのところを是非聞いてみたい。(我が父·湯山昭というこれまた、キャッチーなメロディと和声センスに溢れたが故にそのアンビバレンツはよく知っているわけでして)

実はわたくし湯山は、この年越しにベルリンに出向き、バーンスタイン楽曲と現実のオケとの衝撃とも言える現場を経験してしまいました。それは、サイモン·ラトルが指揮する大晦日のベルリン·フィル、ジルベスターコンサートでの出来事。もうもうとてつもない音楽境地を見せつけてくれた彼らが、どうにもバーンスタインの『オン·ザ·タウンより3つのダンスエピソード』など2曲に関しては「駄目」だったんですよ(マジで)。その原因は曲全篇に存在するはずのジャズのグルーヴ感の欠如、いわゆるノリの悪さ。そう、ジャズの技法とリズム感ありきのバーンスタインの作品は実は、クラシックのオーケストラの最大難曲なのではないか❓!

ジャズだけでなく、テクノワールドミュージック、ありとあらゆる音楽の音響、そして、特にビート、グルーヴ感についてについてグルメになっている私たち現代人の耳と、オーケストラの音のセンスはどう変化し、また変化しない、のか❓! というあたりも、今回、パーヴォ氏と深掘りしていきたいと思います。

あっ、もちろん、 パーヴォ 氏が「尊敬するのは父(名指揮者ネーメ·ヤルヴィ)ともうひとりがバーンスタイン」と最大リスペクトを傾ける パーヴォ 氏が、直接のその指導から感じた天才の素顔、指揮法の極意はもちろん、知りたいところのひとつでございます。


湯山玲子
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爆クラ!<第67夜> 「指揮者パーヴォ・ヤルヴィと語る、バーンスタイン・ラヴ!!!」

2月15日(木)

door open 19;15�start 20:00
場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?cat=6
前売り 4000円 / 当日 4500円 + 1D 600円�学生 前売り 2000円 / 学生 当日 2500円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=56629


ゲスト
パーヴォ·ヤルヴィ
エストニア出身。 父 は 名 指 揮 者 ネ ー メ· ヤ ル ヴ ィ 。生地 タ リ ン の 音 楽学校で指揮と打楽器を学んだ後、渡米してカーティス音楽院で研鑽を積み、ロサンゼルス·フィルハーモニッ クの指揮者コースではレナード·バーンスタインにも師事した。シンシナティ交響楽団音楽監督(現桂冠音楽監督)、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席指揮者(現桂冠指揮者) 、パリ管弦楽団音楽監督などを歴任。、ドイツ·カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、エストニア国立交響楽団の芸 術顧問を兼任、エストニア南海岸で毎年7月に開催されるパルヌ音楽祭とヤルヴィ·アカデミーの芸術顧問も務 めている。また、ベルリン·フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン·フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル·コンセルト ヘボウ管弦楽団をはじめとする欧米の名門オーケストラへの客演を重ねるなど、現代を代表する指揮者として世 界を股にかけて活躍している。2 0 1 5 年 9 月 に NHK交響楽団響 の 首 席 指 揮 者 に 就 任


主宰·ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年1月28日日曜日

2018年1月28日

和田アキ子さん、芸能生活50周年ということで、各年代のグラミー賞受賞曲をカヴァーしたアルバム、WADASOUL COVERS ~Award Songs Collection2018がこの度リリースされたが、一曲目『Up Town Fnk』を聴いてびっくり返ってしまったわたくし。和田アキ子さん、歌のうまさには定評がある方だが、こういう、歌の解釈、いや作曲者さえ考えていなかったようなニュアンスを引き出せる人だっとは!!!

この曲、現在、ファンクのエヴァンジェリスタ的存在マーク・ロンソン、ブルーノ・マーズがヒットさせ、すでにいろんなカヴァーが存在するのですが、どれも、ホットで跳ねるアッパービートの元気系。つまり歌詞においては滑舌のいいソリッドな表現がキモとされているのですが、ここでの和田姐さんはダンサブルなバックトラックを尻目に、その熱気はサウナ後の冷水浴並の温度感。

リズムにちょっと遅れる後(あと)ノリでクールに歌い、この元気な若者曲から、それこそ、デルタ・ブルース級の暗い憂鬱感を匂わせているんですよ。(Uptown 歌詞にJackson, Mississippiとあるから、隠喩もバッチリなんですわ)「ハレルヤ」という歌詞のちょっと粘らせた発音など、そういった、彼女のフィーリングが呼び寄せた仕掛けの数々の細かいことといったら!!!

でもって、土曜日の夜、八王子オリンパスホールにコンサートを聴きに行ったのですが、圧巻は何と言っても『あの鐘を鳴らすのはあなた』でしたね。彼女のトークで知ってのですが、この曲、デビュー直後に売れちゃってもんで、持ち曲が少なくてコンサートでは洋楽カヴァーばかりを歌わざるをえなかった彼女に、「それじゃダメだ」というので、阿久悠がコンサートのラストで彼女をイメージして詞を書いて出来上がったというもの。

「あなたに会えて良かった あなたには希望の匂いがする」という歌詞で始まるこの歌、実は歌謡曲に非常に珍しく、ヒューマニズムを歌い上げていることに今更ながらに気がついてしまったのです。そう、この歌詞に浮かび上がってくるのは恋愛ではなく、尊敬。(悲しいがな日本の恋愛アンド性愛事情では、この二つは両立しないんですわ。というか、そういう歌を私は知らない)

とすると「街は今、眠りの中、あの鐘を鳴らすのはあなた」という心象風景にふさわしいのは、もうもう、ヨーロッパ史で言ったら、ジャンヌ・ダルクのオルレアン陥落だし、フランス革命だし。ベートーヴェン第九の「喜びの歌」クラスのデカい人間賛歌と言っても良いんですよ!

阿久悠は、当時のアルバムのライナーで、才能も身体の大きさも度胸もデカくスケールアウトした和田さんに、それまでには皆無だった新しくそして強靭な女性像を見出した、という意のことを書かれている。

そう、この歌詞、解釈すると面白いことに気がつきます。「あなたに会えてよかった」「あなたには希望の匂いがする」と語り、「あの鐘を鳴らすのはあなた」と言い放つ人間は、どうも性別は男、らしい。一見、男に期待を寄せる女の言葉かと思いますが、女の期待はほとんどが「私を幸せにしてくれるはず」というヤツなので、この歌詞のように希望を託ししたりはしない。「希望」という言葉は、ちょっと浮いた感じの日本語で、自分よりも世の中全体のこととか、私利私欲が脱色されたような語感があるんですね。

そうすると、男が男に惚れて「鐘を鳴らしてくれるのはお前だ! 」となりそうなところですが、歌詞は「あの鐘を鳴らすのはあなた」そう、呼称は「あなた」なんですよ。男が男にそういう呼ぴ方はしないので、この「あなた」は女性というイメージが真っ先に飛んでくる。そう、男が仕事上で尊敬する女にあって、その女を応援したい、という気持ちですよね。シンプルには、頑張って上を目指し(これ単純に出世とかじゃないからね)、困難を克服しようとする女のワタシの応援賛歌ですね。今でこそ、小池都知事をはじめとして、いろんな局面でそういう事実を目にしますが、和田さんがソレを歌った当時、そんなことは男女関係や利害関係抜きで、尊敬ゆえに男が女に期待する、などということはありえなかった。フェミニズムはもっと和田アキ子に注目しても良いんじゃないかい?!

加えて、阿久悠は和田さんのスケール感に期待しつつ、「だからこそ世間にウケている、はみ出し方の部分」に注意しろ、という意のアドバイスも記しています。それは、歌でいうと「独自フィーリング=味を定番化するな」という実にシビアなアドバイス。和田さんのあの『Up Town Funk』はまさにそのことの50年後の回答でした。

楽屋挨拶に伺って、いろいろと音楽の感想を述べさせていただいたら、「今度飲みましょう!!」ということになり申した。実現したら、和田さんに歌ってほしい曲たちをCDに焼いていく所存。ベギー・リーの『Fever』、k.d.ラングの『Hush Sweet Lover』、ニール・ヤング『Helpless』、ビートルズの『Golden Slumber』、バート・バカラックの『Look Of Love』とか、パッと思いついただけでいろいろ出てきましたよ。

関係ないけど、和田さん、服のセンスが素晴らしい。手足が長い外人体型はあのカルヴァン・クライン系のシンプルなステージドレスがお似合いだし、驚いたのは、近年増えているサマソニなどのフェスの出演時の衣装。Tシャツ、ダメージジーンズでヒップホップ感を出しているのですが、アクセづかいやパンツの選び方がキマっているので、「見苦しいおばさんの若作り」に全くなっていない!!! どころか、超カッコいい。スタイリストさん、いい仕事しているなあ。

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2018年1月16日火曜日

2018年1月16日

年末年始ベルリン報告⑤ 帰国後一週間ですが、もうそろそろ報告まとめんと先に行けない。今回はベルリンサウナ&スパ事情。今更ながら、サウナブーム到来なんだそうですが、わたくしめの歴史は長いよ〜。思えば、20、30代の海外のハード取材の習わしとして必ず「現地サウナ&スパ」を取り入れ、心身をチューニングする、ということをやってたんですね。

在住友人の浦江久美子さんから「中央駅近くにヤヴァイスパが最近できた」というホット情報が入り、行ってみたらマジで凄かった。その名もヴァバリスパVabali Spaというこのスパ総合施設は、広大な敷地に外プールと内プール、サウナも乾湿揃え何室もあって、食事もできるという健康ランドのラグジュアリー版。「バリ」という単語が店名に入っているのは、しつらえがまんま、バリ島のリゾート仕様だから。そういえば、バリ、ケチャの産みの親と言われるウォルター・シュピースもドイツ人だったし、レイヴァーたちも踊りに来てたし、彼の地に行くとけっこうドイツ人移住者も多く、二者は文化的に関係が深いのでした。

しかし、こういう施設は大抵子ども天国になって、静寂がそがれるのですが、このスパはそういうことがなく、落ち着いた大人のムード。浦江さんによると、特段そういう決まりは無いのだが、ドイツ人は空気を見て、遠慮する、ということらしい。(申し訳ないが日本にその空気はありませんね)

でですね。ここ、ドイツならではの、サウナ室にある熱したサウナストーンにアロマオイルやハーブを入れた水をかけ、高温の水蒸気を一気に発生させる「アウフグース」が体験できたのですよ。室温が80~90℃のサウナでそれを行うと、体感温度は100℃に達するらしく、毛穴が一気に開いて汗がぶばーっと噴き出のですが、それがも・の・す・ご・く気持ちいい。その熱蒸気を係員の熱風師が大きいうちわでこちらに送ってくる。散々それを受けた後、屋外の水風呂に入るのですが、もはや昇天間近の一大肉体快楽!!!!

外の温水プールでぷかぷか浮いていると、真っ青なベルリンの冬空が目に入ってきて、またも強烈に「人生生きてて良かった」状態。あー、もう次のベルリンは、こことオペラ劇場を往復するだけでいいっすよ。(と、なるわゃないのが、買い物好きの私なのですが)

あっ、言い忘れましたが、ここ、完全男女混浴です。私は全く気にしないのですが、アメリカ人ほかダメな人はダメでしょうね。とともに、どういうケースだったら、私自身が抵抗感があるかな、と脳内シミュレーションしてみたところ、「集団で来てワイワイ盛り上がる日本の会社員男」というセンが見事に浮かび上がってきました。彼らが日本語で何と言って盛り上がり、それが目の前に現れた、よもやの日本人の女の裸(しかもデブで初老)にどう反応するか、は容易に想像がつくからです。(なので本当に、駐在員の方、日本から来たお仲間に「裸のドイツ女がたくさんいますよ」などといって、接待を持ちかけないことを切に願うばかり)

「自分にされて不愉快なことを、相手にはしない」という成熟した社会のモラルが、このスパでの混浴の根本ですが、彼らはこのあたりを簡単にぶち壊してきそう。なぜなら、ホモソーシャルな集団は集団内の結束が第一で、それ以外は眼中にないのが常、だからです。言葉が通じず、勝手がわからない対外国恐怖心もそれに加担するかな。

とはいえ、女性専用サウナというゾーニングは存在するのです。確かに「座ってじっとしている」サウナは、視線も気になるわけですからね。でも、面白いのが、ここの熱風師が女性ではなくて、若いイケメンだということ。裸のおばあちゃんたちがその彼と楽しそうに会話していて、粋な計らいだな、と思った次第。

ともあれ、「エッチじゃない裸」の身体意識は、ヨーロッパ文化の源流、ギリシャ、ローマ時代にまで遡る歴史の重みがありまして、私の編集者時代の代表作、ぴあ✖️NHKスペシャル『fashion dream 人間はなぜ服を着るのか』というmooks本で散々、文献を当たったことを思い出しましたよ。

まあ、このスパでの大らかな体験は、これから予定されている、ナンパしてその結果を競う男たちのドキュメンタリー映画『劇場版アイドルキャノンボール2017』に関してのカンパニー松尾監督との対談に生かされるかな?

もちろん内部は撮影禁止。そして、左のプールは、実はvabaliではなく、市民プールを改造したホテルHotel Oderbergerのもの。次はここ絶対泊まろうと思う。

 
 
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2018年1月15日月曜日

2018年1月15日2

年末年始ベルリン報告④ そんな毎晩クラシック状態の中で、行ってきましたよ!! 現段階で世界一とされるクラブ、ヴェルクハイムに(正確にはワンフロアの「パノラマ・バー」だったのですが)!!!

いやー、前回の時はよもやのドアチェックで入場拒否を喰らったので、今回はツテ(在住の浦江久美子さん、サンキューです)を辿ってインビ扱い。ここのドアチェック、厳しいことを売りにしていまして、某有名DJでもお断りだつたという逸話があるのです。

荷物チェックもすさまじく、ハコの前で撮った記念写真もデリートを求められる始末。ケータイにもカメラ部分にシール、張るんだからあまりにもシビア。と、こういう厳しさで、クラブの真面目さとアンダーグラウド感というものを表現しているわけで、これはこれで、EDMな時代のテクノ/ハウス総本山としてはアリ、ですな。

大狂乱の大晦日明けなので、わりと人の入りは穏やか。さて、音響は、というと、もちろん低音の豊かな爆音ぶりはヨーロッパならではですが、DJがまだ本腰を入れていない、3時前だったので、ミックスを派手に仕掛けていなくて、本当の意味の音像の実力は実はあんまり感じられなかったのでした。

DJはフランス人DJ/プロデューサーのギョーム・ベロワイエDuilaune Berroyer。この人、曲が素晴らしくて、ファンクが土台にあり、ちょっと変態チックな知的トラックが味、なのですが、DJは普通だったなあ。というか、あまりに疲れて、これから、っていう3時に帰っちゃったので、判断不能です。

しかし、客層はさすがです。みんながよく音楽を聴いて、愉しもうとしているという基本型がきちんとある。(普通のことのようですが、クラブの場合、あまりその純粋さが保てないところも多い)

でですね。何か、この夜は不思議にモテましたね。私が踊っていると必ずアタマを撫でに来る金髪のおねーさん、お酒を回してくれたおにーさん。どう考えても最高齢の私ですが、あの暗がりで、黒髪おかっぱ頭は小娘感バリバリだったと思われる。

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2018年1月15日1

年末年始ベルリン報告③ 今回の鑑賞旅のナンバーワン体験になった、ドレスデン歌劇場のコルンゴルド作のオペラ『死の都』を1/2に鑑賞。亡命ユダヤ人として、アメリカに渡り、映画音楽の世界でその才能を爆発させ、後進に影響を与えるものの、戦後クラシック音楽界は彼に冷たく(商業主義に堕したってヤツですわ)、失意の内に没した天才のオペラは、結果「こういうことがあるから人生止められないわ(意味不明)」ほどの体験でしたよ。

一言で言えば、オペラ『死の都』を中心に仕組まれた一晩の夢のような夜。そう、オペラの序曲はドレスデンという全く予備知識のない街に(本当に調べないタイプなので)電車で降り立ったときから始まっていました。タクシーでホテルに入って着替えて、化粧を直し、歩いていける距離のオペラハウスへ地図を見ながら歩き出したのですが、歴史的建造物がてんこ盛りのまるで舞台の書き割りのようなストリートには、人っ子ひとりいいないのです。

満月に照らされ、凍えるような空気の中、地図に従って曲がり角を曲がると、そこに急に現れたのは、黄色地に描かれた行進を描いた大壁画。後でこれこそが観光の目玉のひとつ「君主の行進 」ということが判明するのですが、予備知識のない目にとっては、突然空間に現れた怪物のよう。そうして、その通りを過ぎると不意に開けた大広場の向うに夢の宮殿のように浮かび上がっていたのが、オペラ劇場であるゼンパーオパー。オペラ座につきものの華やいだエントランス付近というのは全く無く、お社交っぽくない地味な人々が黙々と並んでいる列に加わって中に入ると(ここんとこもカフカだよね)、あまりにも壮麗な劇場との辻褄の合わなさに頭がクラクラしましたよ!!

コルンゴルド、爆クラ! でも紹介することが多い、大好きな作曲なのですが、一言で紹介すると、天才作曲家としてもてはやされるもユダヤ人ということでヨーロッパを終われ、映画勃興期のハリウッドで映画音楽作家として禄を食み、映画音楽の基礎を作った人。没後再評価されているのですが、この『死の都』、何か快感のタガが外れたようなとてつもない楽曲なのです。

愛妻家の男が妻を亡くし、彼女の遺髪を隠し持ち世捨て人同然の生活をおくっている。そこに現れた妻そっくりの女優の登場。しかし、より妻への思いは幻影になって男につきまとい・・・・。という男ロマンを過不足なく描きえるプロット(何たって、ベルギー象徴主義の詩人ローデンバックが、自作の小説『死都ブリュージュ』を改作した戯曲『幻影』に基づいてます)を際立たせる、死や幻影、あの世感覚が、とことん甘美でメランコリックで、美メロの大群の波にて紡がれていくのです。バイオリンほかの楽器とソブラノが絡んでいくポリフォニー感覚なんぞの聞き味もあってもの凄くカッコいい。

他の音楽ジャンルで言えば、フランク・ザッパやスティーリー・ダン、トッド・ラングレンなんかのちょっとツィステッドで迷宮感のあるアレンジセンスを感じさせるオペラ。食べ物で言ったら、なれ寿司とかメキシコ料理のポージョ・デ・モレ(チョコレートソースのトリ煮込み)などの複雑美味系ですよ。

 モレ(チョコレートソース)で思い出しましたが、これ、ブルージュの冷たく灰色な都市の借景に展開される物語なのですが、所々に南米、ニューオリンズ的なカーニバルのエッセンスを入れてくる演出も面白かったですね。(実際、音楽もそういった和声の響きを所々に効かせてました)。

演出としては、舞台のホリゾントいっぱいに、「豊かな髪の毛を振り乱す妻のスローモーション幻影」が写真のブラチナブリントのようなテクスチャーで展開していくところが、まあ、よかった。シンプルなアイディアですが、非常に効果的。この演出家、絶対、ビル・ヴィオラらへんの現代美術のビデオ作品を参考にしているだろうな、と。そう、日本と違って、オペラ演出と現代美術には激しく人や情報の往来がなされているなあ、というのが、感想です。

小さい街なので、アフターの飯屋は数少なく、どーでもいい感じの店に入ったら、なんとそこはオーストラリア料理専門店。ダチョウのステーキを食べる気も無く、オーストラリアなら中華っしょ、というわけで、ライスヌードルの焼きそば風を頼んだら、とてつもない塩っ辛さで口の中が「死の都」に!!!! 遠くでカウボーイハットを被った店員が、エレビを引きながら「カントリーロード」を歌っているのを聞きつつ、この予想外のツイステッドなデカダン感覚を堪能した夜でした。

翌日は、ドレスデン城の宝物館にスタック。いやー、ザクセン選帝侯が財力と眼力にモノを言わせた、バロックとルネッサンスの宝物の数々。もう、欲しいものだらけで、時空を越えてすり替われるのならば、私はザクセン項の片腕となって買い物三昧の手先になりたいですよ。このころのデザインは、自然素材と金属、鉱物といった組み合わせのセンスがあり、これってまんま、今なんですよ。甲冑のコレクションも凄くてもう、ここに住みたいぐらい。

美と物量にやられまくったのか、帰りの石畳でコケて膝に重傷をおったのでした。

 

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2018年1月7日日曜日

2018年1月7日

爆クラ! 2018スタートのテーマは、原点回帰で「クラブ耳に届くクラシック」。ゲストは今まさにダンスミュージック✖️クラシックのプロジェクトを進行している、大沢伸一(モンドグロッソ)さん。今まだ、ベルリンでして、クラブ。ベルクハイン/パノラマバーとオペラハウスを行き来している私にとっても、重要な回になりそうです。

http://mameromantic.com/?p=56236
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1/18(木)爆クラ!<第66夜> 「クラブ耳に届くクラシック 大沢伸一スペシャル」

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 今年最初の会は、原点に帰ってのテーマ。そう、爆クラ! のコンピレーションアルバムのタイトルでもある「クラブ耳に届くクラシック」。

さて、このコンセプトはまさにニューヨークはTworoのフロアで掴んだものだったのですが、あれから10年以上たってもなお、DJのミックスとテクニックは、オーケストラを鳴らす管弦楽法、指揮者の能力、もちろん楽曲の作り方などと共通点が非常に多いことを発見し続けています。

で、ゲストにお招きするのは、大沢伸一さん。ソロプロジェクト、モンドグロッソとして国内だけでなく海外のシーンでもよく知られ 、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ボサノヴァ、R&Bと多彩なポップスの要素とハウスやブレイクビーツ、テクノといったクラブミュージック由来の音響設計が化学反応を起こすプロデュース作品は、大変に魅力的なものです。

最近では、満島ひかりが歌い、そのPVのおそるべき完成度がyoutube等で話題になった『ラビリンス』。声質とバッチリ合ったメロディラインの創作、クラブ/DJミュージックが得意とする「浮遊感」が 見事に合わさったこの楽曲からは、そのような境地を和声や管弦楽法で表そうとしたクラシック音楽の先達たちの作品との共通点がみて取れるのですよ。


自身の私設オーケストラを結成したりと、ダンスミュージックとクラシックの融合を目指すプロジェクトも進行中の大沢さん。たとえば、bird、安室奈美恵等の声に歌わせたいクラシックの歌曲はどんなものか❓ ビートはどういう形で残すのか。いや、ダンスというというのならば、思い切ってワルツの3拍子に戻るのもアリなのか、などという話題からもクラシック音楽の個性や魅力、そして問題が浮き彫りになってくるはず。DJ/プロデューサーとして最先端の活動をし続けている彼が感じる、クラシック音楽楽曲の魅力、そして限界、ジャンルの可能性などを、大沢さんと私とで持ち寄った曲たちをネタに、語っていきたいと思います。

湯山玲子

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爆クラ!<第66夜> 「クラブ耳に届くクラシック 大沢伸一スペシャル」

1月18日(木)


door open 19;15 start 20:00
場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?cat=6


前売り 3000円 / 当日3500 円 + 1D 600円�学生 前売り 1600円 / 学生 当日2000 円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから(ページの下の方にチケットぴあ等の決済サイトがあります)
http://mameromantic.com/?p=56236


ゲスト
大沢伸一(MONDO GROSSO)
おおさわしんいち
音楽家、DJ、プロデューサー、選曲家。リミックスを含むプロデュースワークでBOYS NOIZE、BENNY BENASSI、ALEX GOHER、安室奈美恵、JUJU、山下智久などを手がける他、広告音楽、空間音楽やサウンドトラックの制作、アナログレコードにフォーカスしたミュージックバーをプロデュースするなど幅広く活躍。2017年14年振りとなるMONDO GROSSOのアルバム『何度でも新しく生まれる』をリリース。iTunesアルバム総合チャート1位、オリコンアルバムランキング8位、満島ひかりが歌う「ラビリンス」ミュージックビデオが850万回以上再生されるなど華麗な復活劇が音楽シーンの話題となった。

www.shinichi-osawa.com
www.mondogrosso.com



主宰・ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年1月4日木曜日

2018年1月4日

ベルリン二日めの元旦は、コンチェルトハウス管弦楽団Konzerthais Berlin@コンチェルトハウスと、リアス・カンマーコーアRiss Kammer Chor@ベルリンフィルハーモニーのダブルヘッダーつまりはしご酒。

「絶対に現場じゃないと、理解できないことがある」というのは、私の編集者、ライター時代からのモットーなのですが、その極め付けだったのがリアス・カンマーコーア(どうもこの響き、お笑いのザコシショウを思い出す。ハンマーカンマー!)のハイドン『天地創造』通しでしたね。

オケのスタイルは、当時の楽器を復元、ピリオド楽器による音響を再現した古楽といわれるもので、これ、今やクラシック音楽会の大トレンドになっています。まあ、このオケそのはいえハイエンド奏者を集めて、楽器の性質と歴史知り尽くした、もうもう研究者兼指揮者のような、ルネ・ヤーコブスRene Jacobs(元カウンターテナー歌手だった!)がまとめているのだから最強。

とにかく、全員がルネッーサンスの髭男爵とバロックの楽士の霊が憑依したんではないかというような音空間が継続。特にキーがなくて倍音が出せないナチュラルホルンやトランペット、よくもまあ、入りのタイミングと音色のキープができるよなあ、と感心しきりです。それに女19人、男15人の合唱団が加わってくる。ひとり、パンキッシュな赤い髪の女子がいて、さもありなん。古楽、そういったクラシックの非優等生(もの凄くいい意味で)を集めてますよねぇ。

で、今回私がぴっくりしたのは、このヘンデルの『天地創造』のヨーロッパにおける意味。『四季』と並ぶヘンデル、オラトリオの傑作ですが、『四季』に見られるキャッチーさはなく、ソプラノ、テノール、バスの歌手がそれぞれ、天使たちとアダムとイヴを担当、キリスト教の天地創造を歌で語り継いで行くという趣向。そう、日本で行ったら、講談ですわ。これ純粋な音楽視聴というよりも、聴衆にどれだけのバックグラウンドがあるか、を問われる演目なのです。

たとえば、歌舞伎に『楼門五三桐』という石川五右衛門が南禅寺の山門のてっぺんに登って「絶景かな」とキメセリフを言うだけの正月によくかかる芝居があるのですが、私たち日本人は、寿司屋にあるような光量たっぷりの視覚、「新春」という言葉に代表される、心機一転の新しさ、めでたさ、光景が染み入っているので、この芝居に対して、それらの教養資本を使って感動できるのですが、それがない外国の人々には「ただの一発豪華芝居」となっちゃうんだろうな、という話。

で、ベルリンの観客はどうだったかというと、本当にみなさん大感動のスタンディングベーション。この熱狂は音楽だけの純粋感動ではないことは、となりの老夫婦の興奮ぶりからもよくわかる。歌われた歌詞に艶笑小話的なものがあるのか(アダムとイヴ、ですからさ)、クスクス笑いも漏れていて、『天地創造』のドイツという国内ならではの、非常に芸能的な一面を大いに感じることができました。

クラシック音楽は「人種や地域を問わないオープンシステム」なのですが、こういう経験に出くわすと、心底面白い。イタリアのオペラも一見、そう感じられますが、あれらの多くは恋愛などの世界共通モードを表現しているので芸術として理解しやすい。(そうじゃない方のオペラ、まずヤベーヤの「預言者」は今週木曜に観劇予定)でも、ハイドンのオラトリオなどは、本当にこちらは教養を食らい、セッディングする必要があるんですよ。

歌手は古典オペラの若き名手、ロビン・ヨハンセンRobin Johannesburg が、この時代ならではの鈴を転がすようようなテクソプラノを発揮し、セパスチャン・コールヘップSebastian Kohlheppが晴れやかなテノールを披露。バスのミシェル・ナギMicheal Nagyという美男の美声も印象的でした。

さて、もうひとつのコンチェルトハウス管弦楽団ですが、指揮者のアレクサンダー・シェリーAlexander Shelleyは真面目な感じ。一曲目、オットー・ニコライのオペラ『 の序曲』は万華鏡のように曲調が変化するので、もっと遊んでもいいようなものなのにお堅いんだよな。でも、ヘンデルの曲などは、堂々とおおらかな音作りになり、オケ全体にグッとノリが出てきたようで、またしても、得意分野問題。

曲といったら、エルガーの『威風堂々Pomp and Circumstance』今回このオケでは最大威力を発揮。この曲の「花道感」に匹敵するのは、ダイアナ・ロスの『Ain’t no mountain high enough』ぐらいのゴージャスなアゲアゲ感を落ち着いた重量感で表していました。悪い方の「特筆すべき」はラルフ・ヴォーン・ウィリアムスの手になるオケ版『グリーンスリーブス』。言わずと知れた世界遺産並みの美メロですが、編曲が本当にダメ。こういう場合、大抵、弦がメロディを対位法的に追っかける、クラシックあるあるアレンジが施されるのですが、これがねえ、こういう特別メロの場合には禁じ手。メロが良いほどものすごく下品になるんですよ。本当にこういうの、フィル・スペクターやバート・バカラックのアレンジ感覚を見習ってほしいものですわ。このところ、ポップスの編曲オケ版って流行っていますが、本当に心配。

して、今回の目玉はロックスター並みのルックスでオルガン業界に彗星の如く現れた天才風雲児、キャメロン・カーペンターCameron Carpenter。ラッキーにも多彩な音色を繰り出してくる彼の手元が、音響版に映って丸見えなので奏法がよくわかる。ヘンデルを経て、アンコールで弾いたオリジナル曲(多分)を通してはっきり感じられたのは、この楽器の持つ、意外にも俗っぽさ、大衆性というもの。いそう、オルガンって、教会音楽の要だし聖性の音色なんじゃないか? と思った人は多いと思いますが、本性は「俗」。ピアノがどんな使われ方をしても、クラシックの真善美を伝えてしまうのと、真逆なんですよ。

白玉で和音を長く引き延ばしている分にはいいのですが、カーペンターのように超絶に走ると、アコーディオンとかハーモニカとか、ロックブルースのハモンドオルガンなどのリード鍵盤楽器の、言わば大衆酒場、ライブハウスの匂いが立ち上がってくるアンビバレンツ。これはひとつには、この楽器、もの凄くロック/ポップスのアレンジに多用されているというというのもあるでしょうね。日本にはエレクトーンというガラパゴス的な電子楽器もありました。高校の軽音楽部のキーボードとかの。聖でいて俗。オルガンはキリスト教布教の尖兵ツールだったわけで、本当に楽器としては「抜かりなし」ですな。

写真はリアスカンマーコーアのカーテンコールと良い席を抑えてくれたプレスのニナNina Jozefowicz嬢。でかい肉はコンツェルトハウス前のビール屋で「すぐできるやつ」という注文に対して出てきたギャートルズ的な肉www。もちろん、食べきれずtake away。

 

 


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