
著作関連情報
最新刊『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』

メディア
舌鋒鋭いトークを繰り広げる湯山玲子のメディア出演情報

他流試合(イベント等)
『他流試合』と称したイベント情報を網羅

シリーズイベント『爆クラ』(爆音クラシック)
クラシックの名曲をクラブ仕様の大音量で聴き多彩なゲストと語る!

連載
あらゆる世代・文化を横断する湯山玲子の連載情報

美人寿司
ひとりで高級寿司屋をクルージングしているうちに思いついた、振り袖姿の寿司パフォーマンス・プロジェクト

ブログ
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2018年3月28日
2018年3月26日
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表紙は河北さんだが、クリックすると派手な私がでてきますです。
https://tabiiro.jp/book/monthly/201804/#!19
2018年3月25日
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会話というものは、たとえば「寒いですね」というような季節の当たり障りの無い話から、糸口が見つかって、それが観てきた映画の話になったり、今ならAIなんかの話になったりのテーマ的な話題で盛り上がっていくものなのですが、実はコミュケーション上手と言われる女性たちの、それも、意識高い&起業してます系の現場では、こういう会話が成立しない、という事実に驚愕。
みなさんおしゃべりなのですが、そのほとんどはわたくし語り。いや、それでも良いのですが、そのオチがきちんとテーマに集約され、面白い考え方だなあ、という風にはならず、結果としては遠回しな自慢話、という。
たとえば私が「年末にドレスデンに行って、体力と筋力の減退にダイエットに踏み切ろうと思った」という話に引っかかってくるのは、「私もソコ行きました!」「私は〜」という、前のめりな国際派自慢ばっか。話の腰を折った無礼にも、彼女たちの自覚はまったくありません。
この「わたくし語りを誉め合う」というのは、ひょっとして、承認欲を満たすための女子会=互助会なのか、という感じ。そういう意味で、存在意義はあるのでしょうが、私としましてはそういうクラブの会員にだけはなりたくないな、と。
起業&意識高い女子たちは、たいてい「専門」の上に立っています。それはたいてい、食や酒、ホテル、エコロジー、キモノ、衣食住、健康、旅、海外等のサービスやコンサルなのですが、その背景についての教養が非常に浅いなぁ、とはこういう会で話していていつも思うこと。つまり、本を読んでない。
少なくとも、何かの専門ジャンルに素人を引き込もうとしたら、ジャンルに対する自分自身の哲学や言語をもたなきゃダメなんですよ。不肖、わたくしもクラシック音楽でそれ系の活動とみられるものをやっていますが、そのあたりはしっかり構築済。けれど、彼女たちから出で来るのは、全部のレストランを食べ歩いた、もしくは、これこれの資格をもってます系の、つまり数の話か、「これが好きなんです」という愛情の発露だけ。
今は、ネット・インテリジェンスがあるので、突っ込もうと思ったら、素人が短期間でジャンルの知識を習得できる時代。そこでに起業し「専門」を張ることは、なかなかハードルが高いと思うのですが、そういう自覚はたぶん彼女たちにはないでしょう。
てなことを、サタデーナイトライヴのスキットを観ていて、思い出したのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=PgCPVKHMPPQ
2018年3月23日
コート(ワンビースにもなるし、男子も着られる)と、ワイドパンツをブラックデニムとダメージ藍でつくりました。コートは天才デニムパタンナーみっちゃん(男子)の絶妙肩ラインが光る、比翼のステンカラー、湯山の18番たるワイドパンツはコルセットのようなウエストのゴムシャーリング(ここがポイント!!!)にてラクチン&エレガント。
マジで「一生もの」の最強デニムラインナップなので、ゲットしてみて!!!
まー、洋服香具師として、番組では言いたいこと言ってますが、キャスターの篠田さんがオモロイ方なので、上手く受けてくれてます。
https://www.shopch.jp/NoKeywdPrdSearch.do?keyWord=%93%92%8ER%97%E6%8Eq
2018年3月15日
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まー、いつもの通り、悪い数値代表wwで登場なのですが、共演した、元横綱・花田虎上さんと石倉三郎さんとは、時空を越えて同じクラスで遊んでいたタイプと見た!!!
是非、ご覧下さい。爆クラ! もお忘れなく。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/
2018年3月7日
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お忍びで一流DJやミュージシャンのライブが行われた、伝説の森戸海岸の海の家こと、カフェドロペラメールや、横浜ベイスターズ球場のグルメ改革など、本当に質がいい「結果」を常に出してくる(ホント、ここが大事なのよ)名プロデューサーですが、彼の企画や組織運営ポリシーには、グローバルなクラブカルチャーのセンスが色濃く入っているところが素晴らしいのです。
アゲアゲと求心力命の共同体の祭り系センスのPは、たくさんいるけれど、フラットで自由で寛容な現場を現実化できる、地域開発Pの秘訣を是非、お読みください。
ちなみにこれ後半ですので、前半は戻ってお読みくださいまし。
http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018030140631.html?iref=and_pc_top_ar_photo
2018年3月6日
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今回はクラシック音楽の中で皆に親しまれている名曲たちや、交響曲の中に隠れ潜んでいる「ポップスでも全然イケる!!」というキャッチーなメロディーをピックアップ。マキタさんとともに、「クラシックにおけるヒット曲の法則」を探っていきます
http://mameromantic.com/?p=57125
3/15(木)爆クラ!<第68夜> 『マキタスポーツと語る、クラシックにおける「ヒット曲の法則」』
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マキタさんといえば、長渕剛の『乾杯』とサザンオールスターズの『いとしのエリー』をマッシュアップし両者の不仲説を匂わせた『いとしのエリーに乾杯』というパロディソングで一躍、心あるカルチャー好きの中で話題となっていた方。最近では映画『苦役列車』でブルーリボン賞新人賞を受賞以来、役者としてもブレイクしていますが、何と言っても、著作の『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』が超オモシロい。
クラシックならば、お馴染みのカノン進行使用の曲の宿命やら、頻出ワード、楽曲構成などを分析し標題に至ったという内容は、そのままクラシック音楽の名曲たち(駅で売っているCDにお馴染みのラインナップ)にも同様の法則が存在するのでは?! などと激しく想像ができるのです。
「こんなにも似通ったコード進行やリズムが溢れかえっているのに、「パクリ」と言われるのはメロディーが似た時だけであるのは何故なのか?」とマキタさん。我々が「音楽」といったときには、即メロディーを思い浮かべる、というのは紛れもない事実。
で、今回はクラシック音楽の中で皆に親しまれている名曲たちや、交響曲の中に隠れ潜んでいる「ポップスでも全然イケる!!」というキャッチーなメロディーをピックアップ。マキタさんとともに、「クラシックにおけるヒット曲の法則」を探っていきます。
ちなみに、皮切りはまだ感動さめやらぬフィギュアスケート金メダリスト、羽生結弦さんの決勝線の選曲から始めましょうかね。そう、サンサーンス作曲の「白鳥」を歌詞を付けて、イル・ヴォーロという声楽トリオが歌ったセレナーデですが、まさに、サンサーンスが現代に生まれていたら、超弩級の音楽プロデューサーになっていたことでしょう。
マキタスポーツさんとは実は昨年のお盆の時期に、NHKFMで放送された(しかもゴールデンタイム!!)「湯山玲子の爆音クラシック」という番組に登場いただいて、大いにその耳の良さと音楽分析力、そして時代感覚に脱帽した才人。彼がどうクラシック音楽を分析し、語ってくれるのかは、大注目の一夜です。
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爆クラ!<第68夜> 『マキタスポーツと語る、クラシックにおける「ヒット曲の法則」』
3月15日(木)
door open 19;15 start 20:00
場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125
前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円
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■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)
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メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=57125

ゲスト
マキタスポーツ
本名は、槙田雄司。職芸人×ミュージシャン/コラムニスト/俳優/音楽制作ユニット「マキタ学級」リーダー。独自の音楽観を深化させていくバンド「マキタ学級」を率い、全て自主企画による演出でライブを開催し、ツアー含め年間50本に及ぶライブ出演や“音楽と笑いを融合させた究極のフェス”と謳うロックイベントも主催するなど、精力的な音楽活動を行う。音楽的造詣をもとにした音曲ネタを得意とし、従来の“ものまね”や“替え歌”とは一線を画す「作詞作曲モノマネ」など知的なパロディネタや、音楽研究家として過去のヒット曲を分析し生み出された“マキタ式ヒット曲の法則”ネタなどが特徴。 2012年TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』に出演し、“ヒット曲の法則”に基づいて作られた楽曲「十年目のプロポーズ」を披露すると話題となり配信スマッシュヒットを記録。役者としても活躍し、映画『苦役列車』での演技が高く評され、ブルーリボン賞・新人賞等を受賞。著作に『すべてのJ-POPはパクリである〜現代ポップス論考』(扶桑社)
主宰·ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
2018年3月5日
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爆クラ!のゲスト登場から2週間とちょっと。あの時、彼と語り尽くした、「バーンスタイン楽曲におけるグルーヴィー問題」。この間のジルベスターコンサート、inベルリンで、ダメダメだったサイモン・ラトル×ベルリンフィルの「On the town」、ディーヴァ、キリ・テ・カナワのピントが外れた唱法など、「もしかしたら、バーンスタインの交響曲を演奏できるセンスというものは、現存するオケや演奏者側にはないのではないか?! 」ぐらいのシビアな問いかけをしただけに、今回、相当ハラハラして出かけたのでずか、いやー、全然オッケー!!!
そりゃ、ドラムのハイハットの4ビートなんかを聴くと、菊地成孔んとこの本田珠也だったら・・・・、などど細かいヤツはいろいろとあったのですが、ドゥダメルの若人オケたちの名演奏がある「マンボ」は切れ味良く、腰に来るグルグルのバックビート感への挑戦が感じられましたよ。
アフターバーティーにも出席したのですが、私を見つけるなり駆け寄ってきてくれて、「オレの゛グルーヴどうだった?! かなり意識してやったんだけどさ〜」といの一番に言ってくれました。N響の方に話を聞くと、特に「マンボ」は何度も練習を重ねて「グルーヴィー」を追求していたらしいのです。ちょっとは、爆クラ! での会話が役に立ったみたいで、嬉しいことこの上なし。
しかし、私的に印象的だったのは、二拍三連バシバシのグルーヴィー・ハイな曲よりも、「Tonight」や最終章の「Somewhere」などの歌のバックのオーケストレーションの非凡な美しさの方だったですね。「Tonight」では、パーヴォ氏、コントラバスにていねいな指示を出していたのに、ちょっと感動。そう、あの流麗なメロディーをぐいっと締めていくのに、ベースは極めて重要なんですよ。
結論としましては、バーンスタイン、作曲家としてとてつもない!!! あの数々の美メロに、セリー系の不協和音がさりげなく絡んで、空間を制していくセンスなどは、サントラでは把握できていなかったところで、それが今回、パーヴォのていねいな音像づくりにより顕在化したのでありました。
歌手も素晴らしかった。特にアニタ役の、アマンダ・リン・ボトムスは、本当に魅惑の声。でもって、ブルース唱法とクラシック唱法の間に見事にブリッジをかけてくる。パーブラ・ストライサンドもこれ系が上手いんですが、アメリカ人の歌手はこのあたり、自由自在テクニシャンすぎ。マリア役のジュリア・ブロックは、歌も素晴らしいのですが、レチタティーヴォにあたる語りの演技が抜群。
最後に残念な点をひとつ。日本人の歌手達の衣装とヘアメイクのルックスが残念すぎましたね。マリア役のジュリアなんかは、クラシックの演奏会というドレスコードを守りながらも、オスカー・デ・ラ・レンタ風のブリントドレスでプエルトリカンの娘のイメージを、きちんと視覚的に打ち出してきているのに、それを取り巻く日本の女性歌手の衣装はレースびらびらでどこの19世紀ですか、というトンチンカンぶり。ヘアもその辺の女子大生みたいだし。演奏する音楽(もちろんバーンスタインのウェストサイドストーリー)が持っている世界観に対して「真面目ではないんだなあ」と思った次第。
写真は、アニタ役の、アマンダ・リン・ボトムス嬢。バーヴォも「彼女はこれからクル!」って言ってましたぜ。
