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2018年5月5日土曜日

2018年5月5日

ラ・フォルジュルネ2日目は三本。1発目は朝もはよから、ロシア革命後に渡米したグレチェニノフの「ミサ・エキュメ二カ」。エカテリンブルク交響楽団合唱団、ウラル交響楽団がガッツリ組んだ超ド級のアンサンブル。ここでの発見は、パイプオルガンの重低音の使い方。合唱のバス、チューパなどの低音楽器と相まって、天変地異のような低音(音量は大きくない)が繰り出されてくるのです。

一瞬、電子音か?!と思ったぐらいのこの音像。作曲家の意図はそこではないので、後はミサ曲の定番に流れ込んでいくのですが、ここのポイントだけで作曲する、というパターンは今後のクラシックで、大アリ。所々にユダヤ旋律やグレゴリオ聖歌っぽいメロが顔を出し、エキュメ二カ、すなわちキリスト教の宗派を超えたユナイトの意や良し、という感じ。

2発目は歌姫バーバラ・ヘンドリックス歌うところの黒人霊歌、ブルースの回。湯山の点数が最も辛くなるクラシック声楽→ポップスジャンルの表現ですが、今回は教会音楽たるゴスペル系が多く、それはそれでという感じ。但し、ブルース、R&B歌手の語り口にも似た発声の味や唱法の豊かさを知る身としては、声楽の頭声と地声のニュアンスだけだとちょっと物足りないんですわ。しかし、ここでも発見が。彼女の頭声(ファルセット)のスモーキーな響きは、ギターのリバーブやファズのダルな音響とバッチリ合う!! デアボリックなノラジョーンズのThe Syoryとか、似合いそう。もちろん、1オクターブ上で。弱音で!!

3発目は好物である(高校生の時、ブログレとともに聴き狂った)「モンセラートの赤い本」由来の楽曲が目白押しの、フランス中世音楽グルーブ、アンサンブル・オブシエンヌ。実はこの手の響き、日本人は無印良品の店内でよーく知っているわけですが、いいンですよ。良い!!! アンコールでCuncti simus concanentesのアヴェマリアをいっしょに歌ってハッピー。

https://www.bing.com/videos/search?q=Ensemble+Obsidienne&&view=detail&mid=BD76780CA73A2E722DDFBD76780CA73A2E722DDF&rvsmid=D8A2A0170CBE626BB76ED8A2A0170CBE626BB76E&FORM=VDRVRV
 
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