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2018年7月28日土曜日

2018年7月28日

数年前から恒例になっている、誕生日に両親にごちそうする会を今回は、東郷神社の緑の借景が夏気分充分のにて。

で、いつも珍奇なアクセサリーや服、スカーフなどを誕生日ブレゼントにくれるのですが(私が好きそうだ、と思って見立てていただくのは良いんですが、「ご出身はどちらのベルサイユ、もしくはアフリカですか?!」系になること頻繁なり。しかーし、今回はなんと書画骨董。

そう、与謝野晶子の直筆短冊額装入り!!! 昔から浮世絵趣味のある人で、最近またその熱が賦活しているらしく、古書店で見つけたらしい。

劫初より つくりいとなむ 殿堂に われも黄金の
釘一つ打つ

これ、与謝野晶子の芸術家宣言というかなりストレートな句でして、この「美」に関する絶大なる信頼と確信が、釘を打つ、というカーンとしたパワーとともに伝わってきます。

まー、人生、これからもガンガン釘を打ち続けるべし、という意とともに床の間に(無いけどね)飾らせていただく次第。


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2018年7月27日金曜日

2018年7月27日


みなさん、わたくしの28歳の誕生日をお祝いしていただいてありがとう! (と毎回これ言ってますがww)。

映画『君の名は。』じゃないですが、「あの時、もうひとつの選択をしていたら今、どうなっていただろうか」ということは、歳と共に最も考えることではなかろうか、かと思うのです。

さて、みなさん信用しないかも知れませんが、私は大学一年の時に体育会ダイビング部に所属して、映画『海猿』並の超ハードトレーニングをこなしていて、その年の総潜水時間は確か部で1、2だったんですよ。(なのであのタイの洞窟事故の救出の凄さがよく分かる)そのまま、ダイビングのプロになっていたら、どうなっていたか、と妄想するとなかなか面白い。

さて、これからの人生ですが、今、筋トレもはじめていることですし、ダイビングを始め、テニス、ドラムなど、昔取った杵柄が復活しそう。ということで、大きく身体系が人生に蘇ってきそうな予感。

そういえば、レニ・リーフェンシュタールは、100歳でダイビング映画撮ってたしな。と、なぜだか、思考が海中冒険方向に持って行かれるのは、昨日観たインド映画『バーフバリ』のせいだぜ!!!

私の場合たいてい「もうひとつの選択」は、「やらないこと」の方。つまり、出かけた、出合った、読んだ、観た、聴いたというインプットを面白がる方なので、そっち方面に意図的に脳の行動快感回路を鍛えていったタイブなのですが、逆に「やらないこと」つまり、ブレーキと用心を多く選択していたら、果たしてどうなっていたか?!

「やらないこと」人生。しかしながら、それはそれで、もう見えている世界が違っていただろうし、自分の中で退化させてしまっている感覚や能力の方が花開いたかもしれませんよね。特に「やらないこと」でエネルギーをせき止め、それを爆発的にアウトプットできたとしたら、とも考える、28歳wwの夏。
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2018年7月10日火曜日

7/23(月) 爆クラ!<第72夜>『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 今回のゲストには、『進化しすぎた脳』をはじめ、脳科学の最新知見を一般向けに紹介する書籍著者として知られ、テレビコメンテーターとしてもお馴染みの東京大学大学院薬学系研究科教授、池谷裕二さんです。

→予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659

コンビューターVS人間の囲碁対戦で人間が負け、ビジネス書の棚では「AIに取って代わられる未来の職種」系の本が平積みになり、いつの間にか我が家にもgoogle home miniが鎮座して、いろんなことに答えています。

そう、2018年の現在、人々の関心はAIという存在を通して、今以上に「脳」に向き合いはじめているのです。「人間は何で音楽に感動するのか?」「脳は音楽の何をキャッチしているのか?」「脳が好む音楽の傾向はあるのか?」はたまた、「モーツァルトを聴くと頭が良くなるってホントなのか?」「癒やされる音の正体は何だ?」まで、クラシック音楽と脳の関係を考えてみると、そこには、人はパンのみで生きる存在では無い、という、人間と心、感動の問題に行き着いてしまう。

池谷裕二さんは、実はクラシックファンだということがわかったのは、ご一緒させていただいたテレビ番組でのCM中の雑談からでした。それも、スコアを取り寄せて、交響曲の構造までをも知りつつ愉しむ、というかなりのオタクぶり(指揮者になっても成功するタイブですわ)。そういうかかわり合いの中から、音楽と脳における最先端の知見を知ることができたなら、こんなに刺激的なことはありません!!

私はかつて、ニューヨークでのクラブの爆音8時間ブレイの中で「薬理的な音楽」ということを思考したことがあります。すなわち、将来的な音楽は「この音波=音色を聴けば、脳のある部分に直結され、たちまち芸術的境地に至る」ようになる、というもの。もはや、ポップスの現場では、そんなケミカルドラッグのような音楽が量産されていますが、複雑系のオーケストラの現場でも、そういった「境地」が訪れることがある。数回、そういう経験をしていますが、その答えを是非、池谷さんにうかがってみたい。

理科系文化系マストのこの大テーマ、是非、お運びアレ。脳を心地よく弛緩させる(これじゃダメだろww)特別カクテルとの合わせ技で、夏の夜をお楽しみ下さい。


湯山玲子
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爆クラ!<第72夜> 『池谷裕二さんと語る、脳はクラシック音楽の夢をみるか?!』

7月23日(月)
door open 19;15�start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://mameromantic.com/?p=57125

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円 学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://mameromantic.com/?p=58659



ゲスト
池谷裕二
いけがやゆうじ
日本が世界に誇る脳研究者の一人。
1970年生まれ。1998年に東京大学にて薬学博士号を取得。2002~2005年にコロンビア大学(米ニューヨーク)に留学をはさみ、2014年より現職(東京大学薬学部教授)。専門分野は大脳生理学。とくに海馬の研究を通じて、脳の健康について探究している 。文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2008年)、日本学術振興会賞(2013年)、日本学士院学術奨励賞(2013年)などを受賞。著書に『海馬』『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』などがある。『記憶力を強くする』は、2002年科学出版賞にノミネート。また、『進化しすぎた脳』は、2005年科学出版賞にノミネート、amazon、bk1で総合ランキング1位を獲得。脳の最先端の知見を老若男女、世界に向けて分かりやすく伝えている。



主宰·ナビゲーター

湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2018年7月10日

ブルガリア、ウィーン旅から帰ってその週末に、小倉、大分に出かける湯山玲子、2018年の夏www。馬鹿なのか。

いやー、そもそも、指揮者の坂入君に飲み屋で「そろそろ、小倉の<もり田>に行く季節だぜ」と話したところ、彼がそれに乗って、それでもって彼の師匠で、何度もその素晴らしさを語られたフェドセーエフの指揮公演in大分をくっつけたという、ザッツ青春な思いつき旅行だったのです。

しっかし、記録的な大雨で新幹線を払い戻して、飛行機に変えての強行軍。「キャンセルが出ているに違いない」と、名店<天寿司 京町店>にダメ元で電話を入れたら、ビンゴ。

噂の<天寿司>。一言で言えば、「こんな寿司、世界中のどこを探しても存在しない」というはっきりとした個性を打ち出した寿司。音楽で言うならば、バルトークとかフランク・ザッパ。酸味(かぼす)、辛み(唐辛子)という刺激を通奏低音に置いた重量級のパンチが、のっけのトロから口の中を襲い、倒れそうになったボディに2発目の赤イカの飾り握りの味覚が炸裂。それが途中に、恐ろしく甘くてやわやわとした帆立の握りなんぞの緩急を付けてラストまで突っ走るという、驚愕の世界観。

すきやばしを頂点とした江戸前ヒエラルキーが厳然と存在する業界中で、この勇気に脱帽ですが、凄いところは「魚の味を引き立ててこそ」という不文律を<天寿司>は破壊したところ。特に皮ぎしの脂の風味がキモの鯛は、もうそれが口中の最後の残り香にちょっと残る程度の複雑系の味覚が立ち上がるのです。先ほどパルトークといいましたが、調性音楽を脱し、無調音楽を打ち出したシェーンベルクの方が相応しいかも。

で、翌日の昼は同じく小倉の<もり田>へ。拙書『女ひとり寿司』で、スケルツォのような寿司、と、その忍び込ませた唐辛子の仕込みから来る、軽快さに惚れ込んだお店ですが、80代の大将はまだまだご健在。そもそも、かぼすや唐辛子使いは、<天寿司>の先代が始めたやり方で、もり田の大将はその一番弟子だった方。それにしても、その解釈が両店とも違うところが面白い。<もり田>の寿司の主眼は魚と酢飯のポリリズムのようなハーモニー。赤貝とヅケにヤられました。

その後の「飲み」は、店構えが私の好みである「下北沢かバリのマレ地区の外れにある骨董飾ってありそうな店構え」のバー「まある」に、一見で入りこれまた大満足。その後で、坂入君の行きつけの店(っつったって2日連続なだけだが)<丸和前ラーメン>でおでん&ハイボール。

週末の夜だけに続々集まる若者達ですが、その男たちが皆、異様に不良お兄系でカッコいいのにビックリ。といってもエクザイル系ですが、その輩たちにまた、板野友美系の若い女がきゃぴきゃびお相伴しているのにちょっと感動。

 



でもって、NHK交響楽団演奏会 大分公演@iichiko総合文化センター iichikoグランシアターで、以下のプログラム。ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編)/交響詩「はげ山の一夜」チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲 作品33*ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ チェロ*:タチアナ・ヴァシリエヴァ

人間の心理には「悲しいほどお天気」by松任谷由実という、悲しさを表すには明るい表現、あるいはその逆、という複雑系がありますが、まさに、マエストロ、フェドセーエフの指揮表現はそれ、でしたね。

何と言っても、ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47、ですよ。これ、申し訳ないが、冒頭のドシャーン、ジャジャーンから途中の「突然軍隊マーチ」だとか、はっきり言って、お笑いギリギリのイキリ立ち曲調、つまりキリキリした緊張感がキモと思っていましたが、フェドセーエフの棒の下では、この曲の深く静かな森の空気のような低音弦のトッティーの美しさ、フルートソロの香気の方が際立ち、バイオリンのユニゾンによる旋律の乾いたモダニズム、つまり、私がこの曲に見落としていた、多くの要素の方が際立ってくるのでした。なので、「悲しいほどお天気」であり、聴いている間に「ナニカアル」というこの作曲家の迷宮とも言える音響の世界に、導かれるような演奏だったのです。

まー、寿司で言うならば、ネタにハードコアな熟成鮪がこようが、アワビがこようが酢飯の力に落とし込んで、印象を別次元にもってくる、という一流寿司店の手つき。これ、ギャグではなくて、両者は本当によく似ている。



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2018年7月3日火曜日

2018年7月3日

ブルガリア、ソフィア通信(忘れないうちに! )アゲイン。
タイトル「チャバタ系のパンとクルミに気をつけろ!!!」

なんの話かといえば、ソフィアで治療中の歯が欠けて、取れちゃったんですよ。ホント、人生いろいろあるぜ。

スルメを食べたわけでもないのに、硬い肉を食べたわけでもない。そう、サンドイッチのパンを噛んだだけ。サワークリームの中のクルミを噛んだだけなのに、最初に歯が欠けて、次の食事の時は、なんと根管治療の詰め物まで丸々取れてしまったという最悪なことに。

そんな予感がしていたのか、オペラ座の近くに歯医者の看板があるのを思い出して、急患直行。

ズッポリ取れた歯を先生曰く「史上最強」だという日本製のFUJi セメントで再接着。英語のうまい、仕事のできそうなイタリア人歯科医。イケメンだったけど、やることは同じだな!

日本の主治医に聞いたら、最悪の場合、ガムで仮接着、穴を塞ぐという方法もあることが判明。みなさん、頭の片隅に入れておいてくださいな。




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2018年7月2日月曜日

2018年7月2日

ブルガリア、ソフィア通信(忘れないうちに! )。私が大学生の時に、一ヶ月間、実家の湯山家にホームステイしていた、ブルガリアのピアニストがいました。その名はミーナ・イヴァノヴァMina Ivanovo。父・湯山昭の曲が合唱大国のブルガリアの作曲家件、ブルガリアの音楽家件、ブルガリア国立ソフィア少年少女合唱団の指揮者フリスト・ネジャルコフHristo Nedyalkovの目に留まり、両者の交流が始まったのです。

当時、ブルガリアはバリバリの共産圏で国民は自由に海外に行けなかった時分。そんな交流の中で、父の音楽の大ファンだった彼女は、来日を決め東京でコンサートも行ったわけですが、当時の私は彼女を連れて飲みに行ったりもせず(かわいそうにミーナは完全に父の管理下に置かれていたし、湯山昭と私は血で血を洗う父娘戦争の真っ最中だったわけで)、全く深い交流はなかったのです(まー、彼女も練習やらで忙しかった)。

SNS時代になって、FBにミーナから連絡があったのが、2年前。彼女がバンコクの音大で教授職にあることを知ったのですが、今回のブルガリア行きで、もしかしたら、今ソフィアかもとDMを送ったらまさにビンゴ。

でもって、彼女の自宅に遊びに行き、90歳になるお母さんに合い、今は広告代理店に務める娘さんとご飯を食べにいきました。

びっくりしたのはミーナの記憶力。東京に滞在していた時の湯山家の様々なことを本当によく覚えているし、どういうわけか、日本語も結構喋ってくる。とにかくエネルギッシュな人で、こんなにこの人面白かったっけかな、と、当時の彼女の静かな美少女ぶりがウソのよう。

自室で弾いてくれた父の「ともだちモーツァルト」になんだか、胸の奥に熱いものがこみ上げたひとときでした。

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