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2019年3月28日木曜日

2019年3月28日

雑誌の企画、露出が多かった3月。まずは、マガジンハウス社の『ギンザ』。芦谷編集長に代わっての第1号目は、かつて本誌で彼女が担当していた、湯山企画執筆の『ベルばら手帖』(書籍、出でマスです。チェックしてみて!)のアゲイン企画(マルチ9P!!!!)。「ベルばら手帖special 今私たちにはベルばらが足りてない?! 」

我ながらナイスなコビーだと思っているのですが、ここでの白眉は、あっこゴリラ(これから絶対にクル、フィーメルラッパー)と、山戸結希(『溺れるナイフ』で注目された映画監督)というミレニアル世代の逸材ふたりと語ったベルばら鼎談。

やたらと、こじらせと自虐でソリが合わなかったその上の世代の女子達と違って、やたら、感覚が合うし、普通に強いタイブのふたりでしたね。

湯山得意の「ベルばら妄想キャスティング 2019」もみなさまと御意見すり合わせたし! ジュローデルをバリー・コーガンにやらせて、アントワネットはローラ、フェルゼン真剣佑、アンドレ田中圭ってな感じの。



お次は、またもマガジンハウスの『ブルータス』3月売りファッション特大号にも!

ななんと、篠山紀信先生の長期連載『人間関係』に現在、国立新美術館で大個展開催中のイケムラレイコさんと登場中。先の月曜日の爆クラのゲストでも、とてつもなくおもしろい創作に関する話、絵画と音楽の違いなどを話しましたが、ブレーキを効かせているうちに、つまらない生き方と性格になってしまった女多すぎ、の日本女子の中で、格段にオモロく、自由で、寛容で、真の意味で強くマジメな彼女がワタシは好きなんですわ。






お次はまたもマガハの『anan』。特集は「色気の法則」。ということで業界エロ担当大臣の湯山お得意のネタでは、マニアック色気図鑑の漫画篇を担当。抜き専門のエロと違って、色気だとこーゆーラインナップ。魔木子の「うらめしや」は知る人ぞ知る、ピカレスクエロロマンの最高傑作の一つですぞ。

でもって、中央公論新社の『婦人公論』3月売りでは、業界お悩み担当大臣の湯山の得意ネタの妙齢女アルアルの悩み相談in「女の修羅場」www。同じくページを担当したした心理カウンセラー、心屋仁之助先生のまごころ感とは真逆の「人間の良心を信じない」系の回答をやらかしています。




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2019年3月20日水曜日

2019年3月20日

今、浜松駅を通過中の新幹線車内。さっき紀尾井ホールで聴いてきた、カンブルランCambreling指揮の読売交響楽団公演「果て無き音楽の旅」を早速ご報告。(近頃、FBサボりがちなので反省ちう)カンブルランが厳選した20世紀の4作品は、ヴァレーズ「オクタンドル」Varese-Octandle、メシアン「七つの俳諧」Messian-Sept haikai、シェルシ「4つの小品」Scelsi-Quatro Pezzi、グリゼー「音響空間から<パルシェル>」Grosey-Partiels Les espace acoustique。どれも演奏者が8人から約30人ほどの編成で演奏されるザッツ現代音楽ですが、今回の衝撃大発見は何と言ってもシェルシ。イタリア出身で、88年に没後、フランスの若い作曲家達が自らのルーツとしてその名を上げるなどで「再発見」された作曲家ですが、とんでもない才能っすよ。この御仁。ネットで調べたら、そのツラ構えは、目がきょろりと大きく、「サイコ」のアンソニー・パーキンス系の美異形男子。ホントに顔は音楽を表すわいな。ちなみにこの人、コクトーとか、ヴァージニア・ウルフとかとも親交があったらしい。

といいますか、この人こそ爆クラ、待望の作曲家。クラブ耳に届くクラシックというのが、爆クラのDNAにあるのですが、わたくし、ずーっと「なぜ、現代音楽のオケ使いには、短音のユニゾンロングトーンを各楽器の”発音”の違いでもって、徹底的に音響を追求する試みがないのじゃろうか?」と思っていたら、その決定版がシェルシだったということが本日、判明。

いや、単音ユニゾンロングトーン×各楽器って、言うが易し、行うが難しの典型であり、「アイディアはわかった。けどさ、音楽として持つかどうか」というパターンが容易に想像されるのですが、もう最初の8小節でただならぬ音像。所々に差し込まれるバイオリンのボルタメント、1オクターヴの同音推移などをドローンのように唸らせるボディの短音レゾナンスはもとより、雅楽の篳篥(ひちりき)のように聞こえる、ミュートトランペット(それも一瞬)、東洋趣味の太鼓などの「差し色」が超超超超カッコいい!!!

1音程といってもその、たとえばファの音を、トレモロをかけたり、ずばーっと出し切ったり。するとその質感に違いが出るわけで、そのテクスチャーの導き出し方とセンスがもうもう、とてつもないんですよ。各楽器が発する1音の微細な揺れ音波を徹底追求。まるで顕微鏡を見ているように拡大していくという感じ。

驚くべきは3楽章で、舞台下手に位置したサックス群のもの凄い音圧音群と右側の硬質なトランベット群の意図されたアンバランスが、これがもしカンブルランの手法ならば、あまりにも秀逸!!! と、これはたぶん録音物では体験できない類のオケ音響。もうさ、これ絶対、爆クラオーケストラでやる所存。

そのイッちゃった音響の「寄る辺」となるのが、ティンパニであり、テクノの天才、田中フミヤのミックスにもこれに似た「アンカー」(リスナーの感情の落ち着き所)を同様に打楽器で作っていたよなあ、と急に思い出しましたよ。(そういえば、あのセットの時客は私を含めて5人だった・・・)

シェルシに影響を受けた、というグリぜー作品は申し訳ないが平凡。いや、そんな事を言っちゃいけないな。色彩豊かで、よく考えられた音響的展開は変化に富んで面白いのですが、いかんせん、シェルシの後では分が悪い。

メシアン「七つの俳諧」はもう、湯山的に大好物なゲランの香りのように豊かで深淵、そして自然の不可思議さに満ちた、それでいて、可愛らしい名作でございました。ヴァーレーズは、申し訳ないが、演奏家に音が入っていない、現代音楽家作品のアルアルな感じでした。

ふ〜。風呂の湯がたまったので入ることにする。と思って、youtubeを観たら、この人の「UAXUCTUM」という曲があって、これもヤヴァイ。世界のどこかでこれやるんなら、弾丸でも聴きに行くぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=G-E-pj77ZKg&fbclid=IwAR3VR5qLK1B6TdirOFuGfdW3Rn8t1y9THAMbEXyFJFvNK95XXZecHSxm_v0
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2019年3月12日火曜日

3/25(月)爆クラ!<第79夜> 『イケムラレイコとたどる音楽的美術、あるいはその逆』

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! 3月25日(月)は、現在、国立新美術館にて大規模な個展『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』が開催されている、その御本人、アーティストのイケムラレイコさんです。爆クラではいろんな表現者の方々をゲストにお呼びしていますが、世界的な美術家をお招きするのは初めて。

予約はこちら↓
http://haremame.com/schedule/66101/

現代美術がコンセプト偏重になり、「絵画」や「彫刻」がコンセブトの証拠のような存在になって久しい今、イケムラさんの作品はその強さと物言う世界観で観る人の心を満たしていきます。



音楽と美術(デザイン等含む)、このふたつの表現は同じようでいて、かなり違う。このふたつを長いことみてきた自分としましては、たとえば、ハイセンスな視覚見識眼を持っていると自他共に認める人について、その音楽の好みは「ホントかよ?!」というほどダメなケースを私は実感としていろいろ知っています。その一方で、「まるで音楽が聞こえてくる」ような作品も多く存在するのです。

「色彩豊かな」という表現が、クラシック音楽のアルアル紋切り型として多発するように、確かに色の感覚は最も音楽に近いかも。そして、イケムラ作品の実物に接したときの驚きは、カンバスに塗り重ねられたその色が目に入ったときに引き起こされる独特の深い感覚。そう、彼女の山水画的な絵画『東海道』を埋め尽くす黄土色と同じ「感覚」を引き起こすクラシック音楽は、あるのかないのか。

そして、かたちと音楽、ならば、あの有名な「キャンバスをナイフで切っただけ」のフォンタナ作品のあのとてつもなく、美的でカッコいい感じ(倉敷・大原美術館で実物を見て、ブッ飛んだ!)は、いったいどういう「音」なのか、そして、世界を決定する、たとえば、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」の第二主題のホルン、みたいな世界(長調変化による明るさ、の範疇ですが、これがまた複雑なんすよ)を描いた美術作品はあるのか、とかのお話し。

ということで、今回は、音楽と美術(絵画、彫刻)という、聴覚と視覚の表現について、世界的な美術家であるイケムラさんの懐を借りて、オモシロがりながら、たどっていくという刺激的な夜になるはずです。

是非、お運びアレ。

湯山玲子

3月25日(月)
爆クラ!<第79夜> 「イケムラレイコとたどる音楽的美術、あるいはその逆」
door open 19:15
start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて【東急東横線代官山駅正面口徒歩2分/東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2 T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881】
http://haremame.com/

前売り 3000円 / 当日 3500円 + 1D 600円
学生 前売り 1500円 / 学生 当日 2000円 +1D 600円

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約
電話でのご予約
予約はこちらから
http://haremame.com/schedule/66101/



ゲスト

イケムラレイコ
1951年三重県生まれ。美術家。70年、大阪外語大学スペイン語科に入学、73年にスペインに渡り、セビーリャ美術大学に留学。79年にスイスのチューリッヒに移住、83年からはドイツに活動の拠点を移す。87年、スイスのバーゼル現代美術館で初の個展を開催。91年からベルリン芸術大学の教授を務める。2011年、東京国立近代美術館と三重県立美術館で『イケムラレイコうつりゆくもの』を開催。14年に女子美術大学の客員教授となる。絵画、写真、彫刻などさまざまなメディアで表現し、世界的に高い評価を受けている。19年1月に初の自叙伝となる『どこにも属さないわたし』(平凡社)を上梓。5月11日からバーゼルで『イケムラレイコ展 Nach Nauen Meeren』を開催。4月1日まで個展『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』が開催されている国立新美術館(東京都港区)にて。


主宰・ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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