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2020年3月15日日曜日

2020年3月15日

イタリア語の名手かつオペラならこの人に聞け、という菊池由美子さんからの、コロナウィルイス渦にあるシエナの貴重な映像&情報ゲット!

シエナに住んでいたことがある彼女がコロナウィルス禍にある現地のチェックをしていたところ、こんな素晴らしいコトが!!!

外出禁止で人っ子ひとり居ない夜の街。偶然窓を開けてあるオッサン(といっても年齢不詳ですがw)が地元の民謡を歌ったら、お隣さん達がそれに応えて、通り中で大合唱。その動画が話題になって、なんと、15日本日の現地時間21時(日本だと明けて16日の早朝5時)に、心ある住民のみなさんで、地元の民謡、お祭りパーリオのマーチを大合唱するんだそうです。素晴らしいね。

いやー、オペラ「ナブッコ」の「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って(Va, pensiero)」まんまやないかい!! 祖国に想いを寄せる民衆の希望の歌ですが、それは今や、コロナ無き世界ってことですからね。


https://tv.iltempo.it/home-tv/2020/03/13/video/siena-canto-coronavirus-canzone-della-verbena-contrada-oca-fontebranda-video-1294630/?fbclid=IwAR0JaJs0K-tD2s4m83NDhTwKLBB6bFNrykzM3LG-_sta32T6CcK7Twc5aDQ
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2020年3月13日金曜日

2020年3月13日

イタリア料理屋『ドンチッチョ』にて、NHK交響楽団第1コンサートマスターであらせられる、篠崎"マロ”史紀さんと、若き有望チェロ奏者の笹沼樹クンと、ディナー。(おふたりとも爆クラのゲストでお呼びしたことがあるのです)
この日ふたりは、本来ならばコンサートのはずが、コロナウィルス中止を食らっておりまして、ならば! と「湯山の夜の実家」のひとつにお誘いした次第。
いやー、マロさん、この名うてのシチリア料理店の空間にキマりすぎのドン・コルレオーネな存在感ですわ。「ファミリーの者以外に、考えていることを言っちゃいかん」って、「ゴッドファーザー」のセリフで叱られてみたい私でしたが、何よりコロナ騒動の前にパーヴォ・ヤルヴィ×N響のヨーロッパ公演が大成功で何より。新聞の批評を読ませてもらいましたが、ホントに高評価。divineの嵐。
...
というわけで、名人の胸を借りて、いろいろ聞いちゃいましたぜ。1月にベルリンで聴いて心身を打ち砕かれた、ベトレンコ×ベルリンフィルのマーラー6の秘訣、なんでドビュッシーの交響曲は、下品と俗に転んでしまう率が高いのか? 指揮種のSの音楽はどうして、毎回私を激怒させるのか? などなど。「自分を表現したい人はソロに行く。オケに入るタイブは、作曲家の探求をしたい人」というご発言は至言であります。
ちなみに小倉でレーサー目指していた高校生時分の写真を見せていただいたのですが、ホントにマロ氏、ハコスカ(日産スカイラインね)の前で、メンチ切っているじゃないスか!!! それら、ザッツ湘南爆走族なお姿、二十歳前後のジュンロペの白のコンチスーツ勇姿に、レイコ、感激!!!
「ママやセンセイのいうことを良く聞く優等生(金髪にしていたり、ロン毛だったりしたにせよ)」ならではの、センス音痴、クリエイティヴよりも、悪い意味での職人的感性が横溢するクラシックプレイヤーの中で、マロ氏の自由なパワフルさ、何よりも、快感のタメが尋常ではない存在はマジで貴重なり。
そのマロ氏がジュニアの頃から、注目している笹沼君。彼とは今、ヒミツのブロジェクトが胎動しておるのです。刮目してお待ち下さい。

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2020年3月11日水曜日

2020年3月11日

昨年末から、いつも刈り上げ上等の襟足を伸ばし、70’sウルフカット、2020年バージョンをツイギーの天才美容師松浦美穗さんと目指していたのですが、コレがなかなかの難物でした。

いやー、その理由は年齢だよ、年齢。ウルフカットはどうしてもそのイメージにロックを連れてくる髪型なんですね。それをアラカンの私がやった場合に、そこに立ち上がってくるのは、「昔、私もストーンズ命でした」系の、未だにジーンズ+ロックTシャツで懐かしの外タレコンサートではじけたり、別名、ナオンの野音な、別名、ボヘミヤーン、なオバハン。

いや、私は敷居の高い髪型にスタイルを合わせていき、という挑戦は全く嫌いではないのですが、さすがに力尽きました。これって、メイクやファッションにちょっとでもスキがあると、すぐに「ナオンの野音」(コレが分かる人はどれだけいるんだろうか・・・)の底なし沼に入ってしまうのです。

ウルフカット、今年キテるので、是非20〜30代はトライしてみてくれ。

でもって、その意を伝えたら、天才松浦美穗はこれまた、素晴らしいクリエイションをしてくれました。

今までやったことの無いボブ。ボブなのに、何故だかリーゼント感がある素晴らしいライン。つまり、こっちのロックならばOKってことです。やっば、50と80年代の路線なのよ。つまり、ニューウェーブ。

それにしても、久々に女性誌「Vogue」を読んだのですが、面白いねぇ〜。もはや、日本において、カルチャーの本当にグローバルなセンスと、ポリシーと情報を伝えてくれてて居るのは、この手の女性誌しかないかも。オッサン週刊誌がゴシップ誌になってしまった今、孤高と質を保っているところが素晴らしい。

 
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2020年3月9日月曜日

2020年3月9日

もうすでに、一週間前に関係ホームページ等でお伝えしており、主宰者対応も始まっていますが、3月15日(日)に予定していました、岐阜県高山市民文化センターでのコンサート『湯山昭の音楽』は、延期になりました。中止では無くて、延期。しかし、素晴らしい演奏メンバー達のスケジュールの再調整や、「いったい、いつからgoになるのだ?! 」という先行き不明瞭のためまだ何も決められない、という状態です。でも、絶対に実施。よりパワフルに!!! ということでみなさま、もう少しお待ち下さい。

でもって、本来ならば、スケジュールセーブしていた今現在、ボッカリと空いてしまって戸惑っているわたくし。いや、本当はそうでは無くて、ここに来て、80台後半〜90代の義母や両親が転倒手首骨折やらいろんなことでもの凄くストレスフル。つまり、コロナと家の問題で、足が止まらざるをえないというわけ。花粉症も酷いしね。あー、コントロールできないことに、心が騒がない力を身につけたいなり。

そんなときこそ、内向すべく、小説三昧。いろいろ読んでますが、まずは、『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』。高級マンションに住む13歳の美しい文学少女が、国語教師から性的虐待を受けていという内容だが、これが処女作かつ自伝的小説。(しかも、刊行2か月後に著者が自殺!!)。こういったテーマの場合、性暴力に抗えない弱者の悲しみと痛みと傷が中心になるとは確実で、それゆえにクリシェになってしまうキライがあるのですが、この作品は違ったね。

なぜなら、文体の主語や視点がグラグラしていて不明瞭、感情輸入を拒むところがあるのです。(ここに関しては翻訳者が、原文のママ、と後書きで釘を刺してました)普通人間の感情は、落としどころを見つけて収まるのだが、それがこの小説では浮遊する。しかしですよ、だからこその、不安定感や剥き出しの心の状態が、断罪すべき性暴力を容認してしまう社会全体への絶望としてが、鈍痛のようにコチラに感じられるというわけ。ノーベル賞作家のイエリニクが3.11に際して書いた「光のない」を思い出しましたよ。急速な経済発展の東アジアのダークサイドスケッチとしては村上龍の『テニスボーイの憂鬱』も同根。

村上春樹翻訳、マーセル・セロー著の『極北』。山岳モノ、そして、ウォーキングデッドなどのサバイバルモノが大好物のわたくしの食指が延びた一冊。主人公にあっと驚くネタバレがすでに前半であり、映画化されそうな作品。やっぱ「女」なのよ。
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2020年2月10日月曜日

2020年2月10日

次の爆クラは2/17(月)。なんとゲストはタブレット純さん。ムード歌謡漫談という素晴らしい沃野を開いた彼と語るのは、ムード歌謡が限定する「夜」の世界。同じようなセンス、クラシックにもあるよ〜。ということで、タブ純さんと、ムード歌謡という日本独特の音楽文化と、クラシックの「夜の紅白歌合戦」かも!! あー、何だか凄く淫靡・・・・。港町、男と女、哀歌・・・・。

http://haremame.com/schedule/68526/?fbclid=IwAR2hsRqp_8j0_aiRlXel9LJkxjXBlj-bmjtIcwHK8cZ9yScePD1cYTjXMf0





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2020年2月8日土曜日

2/17(月)爆クラ!第85夜「タブレット純と語る、ムード歌謡とクラシック音楽の「夜」たち」

クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングイベント爆クラ! ゲストにお迎えするのは、ムード歌謡のレジェンド、マヒナスターズの最年少かつ最後の歌手、田淵順としてデビュー。ソロになってからは、寄席・お笑いライブ、テレビにも進出し、ムード歌謡漫談という特異ジャンルで活躍する、異才、タブレット純さん。



予約はこちら↓
http://haremame.com/schedule/68526/

そもそも、ムード歌謡とは、1950年代、戦後、GHQ相手に活動していた歌手やバンドが、東京の銀座や赤坂のナイトクラブに移り、客の要望に応じてムードのあるダンス音楽を演奏し始めたのが、事始め。いわゆる日本オリジナルのナイトクラブミュージックですが、特徴的なのはなんといっても、そのほとんど全ての時制が「夜」だということ。



クラシック音楽にも「夜」を歌い、「夜」を感じさせる曲はたくさんありますが、その中のどれが、ムード歌謡の周波数とあってくるのか?!! そのほか、ムード歌謡の中に色濃く存在する、哀切、色気、港町、酒場、退廃、倦怠、ニヒリズムをクラシック音楽の中に見出すことが出来るのか、という試みを、タブレット純さんの懐を借りてトライしてみようと思います。(ばっと思いついたところで、マーラーの交響曲6番の一楽章に、そういった箇所があるんですよ!!)

タブ純さんの選曲と、私の選曲がスパークする、ある意味、夜の音楽合戦。

是非、お立ち寄り下さい。

湯山玲子


2月17日(月)

爆クラ!<第85夜>「タブレット純と語る、ムード歌謡とクラシック音楽の「夜」たち」

door open 19:15
start 20:00

場所 : 晴れたら空に豆まいて
東急東横線代官山駅正面口徒歩2分
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2
T. 03 5456 8880 F. 03 5456 8881

前売り 3000円 / 当日 3500円
学生 前売り 2000円 / 学生 当日 2500円
(共に1ドリンク代600円別途)

■ 入場は整理番号順
■ 要別途1ドリンク代金600円
■ 会場は畳敷き(椅子席あり)

メールでのご予約 ticket@mameromantic.com
電話でのご予約 03-5456-8880(受け付け 15:30- 22:30)
予約はこちらから http://haremame.com/schedule/68526/

ゲスト

ブレット純

1974 念生まれ。幼少時よりAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴、研究に埋没する日々を送る。高校卒業後は古本屋、介護職など芸事と関係のない仕事をしていたが、27才の時、ある日突然ムード歌謡の老舗グループ、和田弘とマヒナスターズに芸名「田渕純」としてボーカルで加入。以後二年間和田弘氏逝去まで同グループにて活動した。グループ解散後都内のライブハウスにてネオ昭和歌謡、サブカル系のイベント出演の他、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し、異端な存在となっている。

主宰·ナビゲーター
湯山玲子
ゆやまれいこ
著述家、プロデューサー。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点にはファンが多い。 NHK『ごごナマ』、MXテレビ『ばらいろダンディー』レギュラー、TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談集「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房)、『男をこじらせる前に』(kadikawa文庫) 等。ク日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。(有)ホウ71取締約。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する爆クラ! 主宰。父は作曲家の湯山昭。
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2020年2月8日

そうだ、高山へ行こう! 、この3月15日は、岐阜県は飛騨・高山に出向いて
「湯山昭の音楽」と銘打ったコンサートに出向いて見ませんか? 

ピアノ曲集「お菓子の世界」や、「あめふりくまのこ」などの童謡で親しまれてきた湯山昭ですが、実は器楽、声楽曲に超超超絶カッコいい、モダン&アヴァンギャルド風味の曲を多く残しています。そんな、楽曲たちの中から、たぶん世界で一番彼の曲をききこんでいる湯山玲子(娘なんスよ)が選りすぐった曲を、新垣隆、上野耕平、林正子、ザ・レジェンドら7組の腕あるブレイヤーたちでお送りします。



歌舞音曲とともに、酒池肉林はいかがでしょー、というお誘いです。

題して「音楽と美食と交流 湯山玲子と過ごす飛騨高山・文化に触れる旅」なんちて。

「湯山昭の音楽」コンサートin飛騨高山/3月15日(日)に向けて、こんなツアーを組んでみました。14日の夜は、飛騨の商家の形を今に残す、素晴らしい古民家・松本邸での前夜祭(地酒でどっぷり!!)、当日の夜は、ななんと、ミシュラン2つ星の世界に轟く、懐石料亭の「洲さき」での貸し切り、そう伝統的酒池肉林(また、いってる)は、どーだ?!

フフフ・・・私と一緒に飛騨高山の夜を遊びませんか?!!!


ホームページはこちら↓↓↓↓
https://www.yuyamaakira.work
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2020年2月6日木曜日

『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎)が文庫本になりました!



3年前の企画スタート時から、できあがりにはコンセプトが真逆になっていた、二村ヒトシさんとの対談本、日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎)が発売されました。

そう、本当に日本人のセックスレスは、後戻りできないほど決定的になったのですよ。
当初はその風潮に「いやいや、アレは人間ならば絶対堪能した方がいい」という体だったのに、それが「もはや、セックスはオワコン?!」という結論に至るまでが、そちら方面のリア充ふたりから、容赦なく分析されています。セックス関連本は、新書等でいろいろ出ていますが、個々に書かれている情報や切り口は、ちょっとほかには無いのではないか、と自画自賛。
こんな世の中に誰がした?! というのは、近年、心ある日本人、誰もが思う実感ですが、セックス状況を考察していくと、今日本人を生きにくくしている諸事情のすべてが関係し合っていることが分かる。セックスが欲望の根源にあるのならば、下部構造は上位構造を決定するんでした。

こういう対談は、とかく、男性側がビビることが多いのですが、その点はAVの名将
である二村さん。手応えのある対戦相手でございました。

本の注文はコチラからどうぞ!

幻冬舎WEBにて試し読みができます。コチラから


文庫版の注文はコチラからどうぞ!
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2020年2月1日土曜日

2/8(土)TBSテレビ「日立 世界ふしぎ発見!」出演!

2/8(土)21:00~21:54放送 TBSテレビ「日立 世界ふしぎ発見!」に出演致します。
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2/8(土)TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」出演!

2/8(土)22:00~23:24放送 TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」
コメンテーターとして出演致します。
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2020年1月28日火曜日

2020年1月27日

2泊でミュンヘン、ベルリン帰りをしたのは、明日朝1/28(火)の7:00から(もはや今日か)のショッブチャンネル、の湯山ブランドOJOU生放送のため。湯山的に超お気に入り、そして、歴史的に洋服定番のひとつ、ちょっと70年代テイスト入りウェスタン・ワンピースを中心に展開しまっす。
観てね♥ もしくは、HPでも購入OK。
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2020年1月26日日曜日

2020年1月26日

(1/24篇)ふ〜。今、午後二時過ぎで、カルメン役のヴァルドイ・アブラハミヤン嬢のインタビューを終わらせ、ドイツ飯(事もあろうに名前失念)を食べて、夜の本番に備えて昼寝するところ。

ヴァル嬢、なんとハマシアンと同じ、アルメニア出身。言わば辺境の身体と声は、カルメンとしてはぴったり。今夜の本番がたのしみ。
ドイツ飯はタルタルステーキと、地元のスーブとソーセージの盛り合わせ。いつもドイツ飯に感じるのですが・・・・、素材はいいのに、しょっぱずぎるんですな、これが。緯度が高い国の飯は得てして塩分が多い。それは、寒いからなのです。ともあれ、牛骨のブロスが効いたスーブは100点なり。

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2020年1月24日金曜日

2020年1月24日

今、ドイツは地獄のフランクフルト(知る人ぞ知る空港マフィアで有名)空港で乗り継ぎ待ち。今回の旅は、来年9月3.6にBunkamuraオーチャードホールで行われる、パーヴォ・ヤルヴィ×N響の「カルメン」の取材なのです。で、初のバイエルン国立歌劇場でそれ、と、ななんと、ベルリンで翌日ベトレンコでマーラー第6、ベルリンフィルが体験できるのです。(児玉チャン、ありがと!)

でも、なんとたった2泊の弾丸。
今、乗り継ぎフランクフルトですが、ルッコラとプチトマト、のサラダ美味しす。



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2020年1月20日月曜日

2020年1月20日

引き続き京都の夜。対談でご一緒したことがあるバッキー井上氏が著作で紹介されていた、木屋町小料理屋『喜幸』(きいこと呼ぶ)へ。と、これが想像以上の名店。迷路のような裏路地の門にある黒板塀の引き戸を開けると、カウンターが待ち構える、ザッツ京都な店構え。

和服と割烹着の女性ふたりがカウンターに立ち、熟女のおかみさんの方が自ら料理を出してくれるというスタイルであります。

まずは、伏見の純米酒、坤滴をぬる燗で突き出しのてっぱい(ぬたのこと)で事始め。のっけから酢味噌と辛子のパンチあるコラボに仰天。確かに強烈風味なのですが、それが和えられた、わけぎ、アゲ、青柳を引き立てる脇役になっているという妙。

コチラの名物は水槽に泳ぐ川魚たちと聞いておりましたので、その中からわかさぎ、春子、鴨川のはやの3兄弟を選出。この兄弟、ワイルド味、はんなりヌメヌメ味、苦み走り味とどれも本当に個性が違う。

お次は「ああ、明日から朝食は毎日コレだ」と得心した、たいたんは、大根と飛竜頭とゴボウ。至福の出し汁。全部飲んじゃったもんね〜。

そして、真打ちはタラの白子入りの湯豆腐である、くもこ鍋。こ・れ・が凄いのだ。何というかコチラの豆腐、豆の風味が主張するわけでも無く、やわやわと気配のない味なのですが、白子とともにいただくとそのふたつに境界がなく白子の味が、無限大に増幅していくという、何だか筒井康隆みたいなSF的な味の快楽。その豆腐ソラリスの海の中に、青菜と椎茸が印象的に入ってくる、名アンサンブルですわ。

隣の若い女子連れのオッサンに進められて、アゲの焼いたのを頼んだのですが、これがまた、とてつもなかった。はっきり言って今まで食べてきたアゲ歴史の中で最高のアゲ。きいこはその横でお豆腐屋を営業していて、アゲを含め、お豆腐は日本橋のタカシマヤにはいっているそう。そのためだけに、私は日本橋に行くよ!

きいこ。凄い。毎日こういうご飯を食べたい。

 
 
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2020年1月19日日曜日

2020年1月19日

寄稿した、デスブラの新作オペラ『サイレンス』の一日だけの上演を観に、一路京都に。もちろん、テキストのために、事前に映像でじっくり堪能していたのですが、アンサンブル・ルシリンの実際の音響を聞きたくて後先考えずに、品川直行してしまいました。

実は映像では分からなかった、10人の奏者の楽器使用を確認でき、もの凄く参考になった。川端康成の原作かもつ。エピソードの強度が転倒する見事さや、その原作をコミュニケーションの問題に引き取る、明快なミニマリズムはやはり素晴らしい。こういう舞台をみると、本当にクリエイティヴ力を刺激されます。

で、終わった後、空間現代のスペース「外」で始まった、吉増剛造×空間現代の展示『背』に出向く。

いやー、これが素晴らしい展示で、背中合わせに設置された小型スピーカーの林から、彼らのライヴパフォーマンスをサンプリング&リミックスした音群が木々のざわめきのような弱音で繰り出されて、ガラスに描かれた曼荼羅のようなライブペインティングに郁恵にも映像が映し出されるというdazed confuswd感覚。

音像のクリエイトが素晴らしく、これはベースの古谷野くんの手になるものと聞いてびっくり。いやー、これもの凄く細かいし、緊張感がずーっと途切れない胆力あるリミックス。結果、極上アンビエント。彼らには「私の臨終はこの部屋で迎えたい」と言っておきましたよ。
吉松さんの声には、独特の命の爆発がある。

で、あとはみなさんと会食。野口君の奥方の料理天才ちゃんのシチューを始めとした素晴らしいメニューで、なんだか、初めての正月気分。このインスタレーション、本当に完成度高いので、「外」の名物にすべし!!


 
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2020年1月4日土曜日

2020年1月4日

1月18日(土)に京都ロームシアターで上演される、アレクサンドル・デスブラのオペラ『サイレンス』にテキスト寄稿しました。

川端康成のホラー短編「無言」を元にした小劇場的オベラで、てんこ盛りの和風&東洋趣味(無印良品から、チベット密教、ミシマ、コムデギャルソン、武士道そろい踏み)の饒舌シンブルの拘束感の中に、デスプラの浮遊感と叙情性がマッチした作品ですが、湯山的には川端康成文学の大再発見。(で、今も正月に読んでる)

いやー、川端康成、もの凄く作品が音楽的。短編がホント凄くて、「いやな感じ」しいては人間関係に存在する何とも言いようが無い時間を醸し出していくのが上手い。で、このオペラ、原作を読み込む読解力と感性、つまりツカミガしっかりしているので強度のある作品になっているのです。近代以降のオペラは、こうでなくっちゃダメ。というか、原作ありきのオペラ作曲、演出はここがキモ。

キーワードは、主客が転倒するような強力な劇中エピソード、とエンディング。

詳しくは、下のヤツを読んでくだされい。
https://rohmtheatrekyoto.jp/lp/silence_kyoto/

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2020年1月3日金曜日

1/28(火)ショップチャンネル 出演!

1/28(火) 放送 Shop Channelにて


湯山玲子プロデュースOJOU(オジョウ)ブランドの通販を行います。

ネットでの販売もしております。

コチラから

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2020年1月1日水曜日

2020年1月1日

ほとんど、10年ぶりかという実家年越し。そして、完全にオンタイムオールでの紅白鑑賞も久しぶり。で、凄いっすね。紅白。音楽業界の不調が当たり前になったところで、いろいろ混迷期を経て、「国民のため」というポピュリズムから、「音楽好きの国民のため」に向けて、真面目にやっているという感じ。「選曲に間違いが無い音楽ショウ」。とここに定着したのではないかな。

ちょっと前には、お笑い芸人やタレントがやたら出て来て、披露宴のどうしようもない同僚の余興みたいな空騒ぎ状態だったのに、今回は一手にそのあたりをよりによって、あの人間サイボーグ仕様のMatt君が引き受けているという英?断も良かったんですよ(ホントか?)。演出的には、もう、海外のオペラから、小劇場まで当たり前になった、プロジェクトマッピング型の大型スクリーン映像フル使いで飽きさせない。

ところで、嵐なんですが、こんなにエンタメ的にこなれていたグルーブだったとは!   ダンスがホントに音楽的にフローしていてカッコいいし、大野君の上メロのかぶせなんか、もう、ojays並み。というか、フィリーソウルフィーリングのサンプリングアレンジがまたよし。

そして、そんなグルーヴの次の大トリのMisiaは完全にハウス天国。なぜ、今になってクラブ系・・・。とドラアグクィーンのよく知った顔ぶれとここに来てDJ EMMA君の起用は、風営法改正後、そして、オリンピック時の観光庁肝入りの外国人観光客ナイトツーリズムのためのクラブアビールなのかしら、などと妄想。

個人的には、TWICEの「TT」ですね。いやー、この曲カッコ良すぎ。今youtubeで聴いているのですが、録音が硬すぎ、で紅白のバージョンの方が断然ソウルフルでいいんですわ。隣で聴いていたとーちゃんこと湯山昭も反応していたのだが、単に、可愛いねーちゃんが大量に出て来たからかもしれん。メガネ取り出して観入っていましたからね。

竹内まりあセンセイは、もう、歌唱の力ね。注目すべきはヘアスタイル。かつての女子大生が全員やっており、今でも踏襲している残念な中高年女が多い、ダウンの段カットですが、センセイのソレは、カットの妙で骨董品を免れるどころか、もの凄く似合っている。(いったい、どこのヘアメイクだ?! )グリーンのドレスは袖口の豊かなドレープがステキだったのですが、なぜ、あのスビリチュアルな首飾りをしていたのか・・・・。気になって、眠れないじゃないか。

いや、ユーミンの「紅白の舞台であえてトラッド」というわかりやすさよりも、ミステリアスで結果、凄いのかも。

 
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