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2020年3月15日日曜日

2020年3月15日

イタリア語の名手かつオペラならこの人に聞け、という菊池由美子さんからの、コロナウィルイス渦にあるシエナの貴重な映像&情報ゲット!

シエナに住んでいたことがある彼女がコロナウィルス禍にある現地のチェックをしていたところ、こんな素晴らしいコトが!!!

外出禁止で人っ子ひとり居ない夜の街。偶然窓を開けてあるオッサン(といっても年齢不詳ですがw)が地元の民謡を歌ったら、お隣さん達がそれに応えて、通り中で大合唱。その動画が話題になって、なんと、15日本日の現地時間21時(日本だと明けて16日の早朝5時)に、心ある住民のみなさんで、地元の民謡、お祭りパーリオのマーチを大合唱するんだそうです。素晴らしいね。

いやー、オペラ「ナブッコ」の「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って(Va, pensiero)」まんまやないかい!! 祖国に想いを寄せる民衆の希望の歌ですが、それは今や、コロナ無き世界ってことですからね。


https://tv.iltempo.it/home-tv/2020/03/13/video/siena-canto-coronavirus-canzone-della-verbena-contrada-oca-fontebranda-video-1294630/?fbclid=IwAR0JaJs0K-tD2s4m83NDhTwKLBB6bFNrykzM3LG-_sta32T6CcK7Twc5aDQ
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2020年3月13日金曜日

2020年3月13日

イタリア料理屋『ドンチッチョ』にて、NHK交響楽団第1コンサートマスターであらせられる、篠崎"マロ”史紀さんと、若き有望チェロ奏者の笹沼樹クンと、ディナー。(おふたりとも爆クラのゲストでお呼びしたことがあるのです)
この日ふたりは、本来ならばコンサートのはずが、コロナウィルス中止を食らっておりまして、ならば! と「湯山の夜の実家」のひとつにお誘いした次第。
いやー、マロさん、この名うてのシチリア料理店の空間にキマりすぎのドン・コルレオーネな存在感ですわ。「ファミリーの者以外に、考えていることを言っちゃいかん」って、「ゴッドファーザー」のセリフで叱られてみたい私でしたが、何よりコロナ騒動の前にパーヴォ・ヤルヴィ×N響のヨーロッパ公演が大成功で何より。新聞の批評を読ませてもらいましたが、ホントに高評価。divineの嵐。
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というわけで、名人の胸を借りて、いろいろ聞いちゃいましたぜ。1月にベルリンで聴いて心身を打ち砕かれた、ベトレンコ×ベルリンフィルのマーラー6の秘訣、なんでドビュッシーの交響曲は、下品と俗に転んでしまう率が高いのか? 指揮種のSの音楽はどうして、毎回私を激怒させるのか? などなど。「自分を表現したい人はソロに行く。オケに入るタイブは、作曲家の探求をしたい人」というご発言は至言であります。
ちなみに小倉でレーサー目指していた高校生時分の写真を見せていただいたのですが、ホントにマロ氏、ハコスカ(日産スカイラインね)の前で、メンチ切っているじゃないスか!!! それら、ザッツ湘南爆走族なお姿、二十歳前後のジュンロペの白のコンチスーツ勇姿に、レイコ、感激!!!
「ママやセンセイのいうことを良く聞く優等生(金髪にしていたり、ロン毛だったりしたにせよ)」ならではの、センス音痴、クリエイティヴよりも、悪い意味での職人的感性が横溢するクラシックプレイヤーの中で、マロ氏の自由なパワフルさ、何よりも、快感のタメが尋常ではない存在はマジで貴重なり。
そのマロ氏がジュニアの頃から、注目している笹沼君。彼とは今、ヒミツのブロジェクトが胎動しておるのです。刮目してお待ち下さい。

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2020年3月11日水曜日

2020年3月11日

昨年末から、いつも刈り上げ上等の襟足を伸ばし、70’sウルフカット、2020年バージョンをツイギーの天才美容師松浦美穗さんと目指していたのですが、コレがなかなかの難物でした。

いやー、その理由は年齢だよ、年齢。ウルフカットはどうしてもそのイメージにロックを連れてくる髪型なんですね。それをアラカンの私がやった場合に、そこに立ち上がってくるのは、「昔、私もストーンズ命でした」系の、未だにジーンズ+ロックTシャツで懐かしの外タレコンサートではじけたり、別名、ナオンの野音な、別名、ボヘミヤーン、なオバハン。

いや、私は敷居の高い髪型にスタイルを合わせていき、という挑戦は全く嫌いではないのですが、さすがに力尽きました。これって、メイクやファッションにちょっとでもスキがあると、すぐに「ナオンの野音」(コレが分かる人はどれだけいるんだろうか・・・)の底なし沼に入ってしまうのです。

ウルフカット、今年キテるので、是非20〜30代はトライしてみてくれ。

でもって、その意を伝えたら、天才松浦美穗はこれまた、素晴らしいクリエイションをしてくれました。

今までやったことの無いボブ。ボブなのに、何故だかリーゼント感がある素晴らしいライン。つまり、こっちのロックならばOKってことです。やっば、50と80年代の路線なのよ。つまり、ニューウェーブ。

それにしても、久々に女性誌「Vogue」を読んだのですが、面白いねぇ〜。もはや、日本において、カルチャーの本当にグローバルなセンスと、ポリシーと情報を伝えてくれてて居るのは、この手の女性誌しかないかも。オッサン週刊誌がゴシップ誌になってしまった今、孤高と質を保っているところが素晴らしい。

 
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2020年3月9日月曜日

2020年3月9日

もうすでに、一週間前に関係ホームページ等でお伝えしており、主宰者対応も始まっていますが、3月15日(日)に予定していました、岐阜県高山市民文化センターでのコンサート『湯山昭の音楽』は、延期になりました。中止では無くて、延期。しかし、素晴らしい演奏メンバー達のスケジュールの再調整や、「いったい、いつからgoになるのだ?! 」という先行き不明瞭のためまだ何も決められない、という状態です。でも、絶対に実施。よりパワフルに!!! ということでみなさま、もう少しお待ち下さい。

でもって、本来ならば、スケジュールセーブしていた今現在、ボッカリと空いてしまって戸惑っているわたくし。いや、本当はそうでは無くて、ここに来て、80台後半〜90代の義母や両親が転倒手首骨折やらいろんなことでもの凄くストレスフル。つまり、コロナと家の問題で、足が止まらざるをえないというわけ。花粉症も酷いしね。あー、コントロールできないことに、心が騒がない力を身につけたいなり。

そんなときこそ、内向すべく、小説三昧。いろいろ読んでますが、まずは、『房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園』。高級マンションに住む13歳の美しい文学少女が、国語教師から性的虐待を受けていという内容だが、これが処女作かつ自伝的小説。(しかも、刊行2か月後に著者が自殺!!)。こういったテーマの場合、性暴力に抗えない弱者の悲しみと痛みと傷が中心になるとは確実で、それゆえにクリシェになってしまうキライがあるのですが、この作品は違ったね。

なぜなら、文体の主語や視点がグラグラしていて不明瞭、感情輸入を拒むところがあるのです。(ここに関しては翻訳者が、原文のママ、と後書きで釘を刺してました)普通人間の感情は、落としどころを見つけて収まるのだが、それがこの小説では浮遊する。しかしですよ、だからこその、不安定感や剥き出しの心の状態が、断罪すべき性暴力を容認してしまう社会全体への絶望としてが、鈍痛のようにコチラに感じられるというわけ。ノーベル賞作家のイエリニクが3.11に際して書いた「光のない」を思い出しましたよ。急速な経済発展の東アジアのダークサイドスケッチとしては村上龍の『テニスボーイの憂鬱』も同根。

村上春樹翻訳、マーセル・セロー著の『極北』。山岳モノ、そして、ウォーキングデッドなどのサバイバルモノが大好物のわたくしの食指が延びた一冊。主人公にあっと驚くネタバレがすでに前半であり、映画化されそうな作品。やっぱ「女」なのよ。
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