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2020年2月6日木曜日

『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎)が文庫本になりました!



3年前の企画スタート時から、できあがりにはコンセプトが真逆になっていた、二村ヒトシさんとの対談本、日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎)が発売されました。

そう、本当に日本人のセックスレスは、後戻りできないほど決定的になったのですよ。
当初はその風潮に「いやいや、アレは人間ならば絶対堪能した方がいい」という体だったのに、それが「もはや、セックスはオワコン?!」という結論に至るまでが、そちら方面のリア充ふたりから、容赦なく分析されています。セックス関連本は、新書等でいろいろ出ていますが、個々に書かれている情報や切り口は、ちょっとほかには無いのではないか、と自画自賛。
こんな世の中に誰がした?! というのは、近年、心ある日本人、誰もが思う実感ですが、セックス状況を考察していくと、今日本人を生きにくくしている諸事情のすべてが関係し合っていることが分かる。セックスが欲望の根源にあるのならば、下部構造は上位構造を決定するんでした。

こういう対談は、とかく、男性側がビビることが多いのですが、その点はAVの名将
である二村さん。手応えのある対戦相手でございました。

本の注文はコチラからどうぞ!

幻冬舎WEBにて試し読みができます。コチラから


文庫版の注文はコチラからどうぞ!
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2017年9月14日木曜日

『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』が文庫本になりました!

著作としては初めての男性論である
『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』を角川書店から出しました。

働くことが当たり前になったり、内なる性欲を肯定できるようになったり、と女性はこの10年の間に変化を遂げてきましたが、実はそれ以上の大変革は男性の方に起こっているのではないか?! というのが、この本を書いた動機です。

それなのに、その変化の真相を受け止められず「無いこと」にしている男性の何と多いこと。モテやビジネス本などの対処療法では、そもそも対応することが出来ない男性の状態と環境をひもとき、分析し、おまけに、「こうやったら、より良く生きていけそう」という私なりの回答を、お節介ながら付けてもみた本です。

                                                                         
目次の一部をご紹介します。
●男の「競争」意識はシンデレラコンプレックスよりもタチが悪い
●高齢化で元気が良い母親の無意識の欲望は息子の恋人化(ゆくゆくは愛の名の下の介護)
●「組織のらち外の男は真っ当ではない」という呪い
●男は未だに感情を「無いこと」にして生きている
●「ニッポン男子in外国」は内に漱石を抱えて生きている
●男はひとりの坂本龍一がいればいいという子どもを産みたい女の本音
●マザコン上等で生きるやり方
●おぎやはぎに見るモテ
●四谷怪談、忠臣蔵に看破されていた、集団主義の快楽と安心・・・・・。

男性だけでなく、女性にも読んでいただきたい力作でもあり、そして、この本、よくある女性著者の「だから、男はダメなんだ」系の叱咤激励、単なる社会学的な問題提起の本でもないので、「男がダメなのはわかっているから、これ以上オンナな何か言われるのは嫌だ」と毛嫌いしないで、男性のみなさま、読んでみて下さいな。

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『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』

文庫版
『男をこじらせる前に』

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2015年4月3日金曜日

『喝! 迷える女子の人生相談』(小学館)が発売されました。

『喝! 迷える女子の人生相談』(小学館)が発売されました。

実は私は、「アネキャン」という小学館の赤文字女性月刊誌にコラム連載を持っています。そのコラムの前身になったのが、なんと、私がアネキャン読者の質問に答えるという人生相談コーナー。それを一冊にまとめたものです。

モテや女子会にせいを出し、結婚を夢見る彼女たちに私の言葉が届くのかどうか不安でしたが、なんと、読者アンケートでは20個以上の連載の中、常に5位以内。一位も2,3度とっているほどの人気連載でした。
まあ、この数字をもって世の中の特に男性が考えがちな「湯山の言っているような女性は、都会の相当とんがった一部の集団」という紋切り型に反論できたのだから、ありがたいこってす。
私の最近の著作が、ハードだったので、この本はライトタッチ。しかし、言ってることは手加減していないので、是非、みなさまの座右の銘として可愛がっていただけたら幸です。

あっ、私の女性本はすべからくそうなのですが、マーケットに意欲満々な男性にとっても、女性インサイトのタネ満載、いや、飲み会での予習としても、お役に立つこと請け合いですので、よろしくどーぞ。

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2014年4月9日水曜日
2013年5月1日水曜日

新著作『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』5/1発売開始なーり


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もうちょっとの明日、5/1に私の新作書籍『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』が発売されます。これ、現在でも雑誌ギンザに絶賛連載中なのですが、今年は宝塚でベルばらの演目が再演され、盛り上がり必須なので急遽まとめることになったという経緯。





男が戦艦ヤマトやガンダムを心の中に住まわせているとしたら、女はオスカルとアントワネット。その国民的たる名作は、オトナになって読み返してみると、これが相当面白い。まずは、オスカルは素晴らしい漢(オトコ)だが、実はアンドレとイタすに当たっては、完全に誘う女だったんですよ。


デュバリー夫人は本能的なギャルだし、ポリニャック夫人はバブル期入社の出世コース女、とかね! 少女の頃はヌメヌメしたキモい男と遠ざけたジェローデルが、実はセクシーで実力ある男と判明したり・・・・。


『大奥』のよしながふみさんと萌えどころをさぐり、フランス文学者鹿島茂さんにフランス宮廷のヤリマン事情(そうは書いていませんがw)を、脳科学者の苫米地さんには王族のカリスマの仕掛けを伺って、当時の宮廷料理を再現したり、ルソーの一般意志まで言及しちゃっている、充実ぶり。


ワタクシ、かつて雑誌編集者だっただけに、こういうバラエティー感のある本はことのほか気に入っているんですよ。


情報量もたっぶり。ベッドクショにも最適な一冊なので、一家に一冊お求め下さいませ〜。アマゾンで買えマッス。
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2012年4月22日日曜日

『ビッチの触り方』本日4/22日、全国的に発売なり。セックスでキレイになるby ananから13年後の真実がコレだ!!!


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女の品行というものは、男が思っている以上に乱れているが、
同時にまた、男が思っている以上に清潔だ。(織田作之助)



本日、4月22日に飛鳥新社から発行の著作『ビッチの触り方』が出版されました。

内容はと言いますと、このタイトルから一目瞭然のごとくの、現代ニッポンのビッチ論考。


現代女性の今どきセックス事情。まあ、帯にも記しましたが、「ananのセックスでキレイになる。から13年後の真実!」 というものが一番正しいかもしれません。

思えば私の本の数々は、初出の『女ひとり寿司』から、「事件は会議室で起きているんじゃない!  現場だ」@踊る走査線、な路線が大変に多いんですね。

私自身が女性なので、この”性関係”は現場中の現場。各種調査などでは、昨今、処女や童貞率が上がっている、と取りざたされますが、その一方で、それと真逆の性欲旺盛タイプが急増しているということも事実。 (どちらにせよ、今、社会のいろんなところで起きている二極分化のパターンですね) 

 今、食の草食たるマクロビオティックが人気があるのも、さんざん美食飽食をやった後の贖罪か?  という感じにも似ているし、パソコンによってあまりにもイージーにエッチ画像を見られるようになったことの影響かもしれません。(男性の方は、それによって、リアル社会の面倒くさいセックスから逃避し始めましたが……)。

婦人公論の別冊その名も「快楽白書」が売れに売れたり、朝のNHK番組でセックスレスが取りざたされたり、多い少ないどちらにしろ、セックスは現在、日本女性の大いなる強迫観念になってきています。

 ということで、この本は「旺盛な方」に重点を置きながら、『女装する女』『四十路越え!』『四十路越え!<戦術篇>』で通奏低音のように流れていた、セックスに関する内容を、近過去の歴史や社会の実情と会わせて分析したみました。

 私の書き下ろしテキストに加え、ひなきみわさんのエロ可愛いイラストによる、当世ビッチ事情16種考に、岩井志麻子さん、松沢呉一さんとの対談も収録しており、多方面からのビッチに"触って"おります。

 セールスポイントを申し上げますならば、以下の通り。

 ①最近街で見かける、どう考えても立ちんぼじゃないか? と思われる、ホアーな格好の娘さんたちの真相がわかる。
②ビッチになぜ女性たちが憧れるのか、という”なんとなく”のムードの理由がわかってスッキリする。
③「ああいうオンナ、いるよね!」と、飲み会の話のネタになる。
④連続不審死事件容疑者、木嶋佳苗の存在に納得がいく。
⑤世の中の女性はみなビッチだ、という想いに至る。


ご予約、ご購入は

 みなさまの本棚、ベッドサイドの一冊に加えていただければ、幸いでございます。
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2010年11月16日火曜日

著作『四十路越え!』11/26に発売、という宣伝なり。



11月26日に新しい著作が出ます。タイトルは『四十路越え!』。帯の文言は、「オンナでつまづかず、女で生きろ!! ニッポンの女子にかけられた1億年の呪いを弾き飛ばす完全21世紀型生き方バイブル」。いやはや、派手にぶち上げさせていただきましたが、あながちウソでもないような、型破りかつ実効性重視のテキストを書かせていただきました。

『女装する女』が出たのは、2008年の年末でしたから、あれから、2年たっての「女性ジャンル」の書き下ろしとなります。(こういっちゃナンですが、当時描いた女模様のほとんどは、スピリチュアル、走る女、山女、しみったれオヤジ居酒屋、森ガール(エコ女の一部としての)などなど、巷に確実に現象化。今後もロングテールで行きそうな気配が濃厚です。もう、資本主義下の女の欲望は揃いきった、ということなんでしょうね)

この2年間、幅広い年代の女性誌を中心に様々に執筆やコメント、編集協力を求められたのですが、やっぱりオーダーとして最多なのはセックスを含む恋愛、というもの。それらは女装~の通奏低音としては大音量で響かせてていたのですが、テーマとしては表立って扱ってはいなかった事柄です。今年の頭に、ワニブックスの編集者である三宅花奈さんからメールが入って、「アラフォーと、そしてアラフォーの予備軍のための生き方戦術書のようなものを書いてほしい」という依頼があったときに、まあ、真っ先に思ったことは、その2大テーマでしたね。多くの女性の強迫観念であり、男性の臆面も無い女性からの逃走を目の前に取り組まなくては行けない今どきの女たちの”恋愛”というものを、じっくり取り上げて、そのトラップの数々を検証していきます。

10月にTBSの『シンデレラ画報』という特番に出演したのですが、私に振られた役割はなんと「アラフォー期のセックス」(涙)。アラフォー期にマックスになる性欲をコントロール技術としてのマスターベーションについて打ち合わせで口走った「光合成女子」という言葉が番組では今田耕司さんの司会のもと、”企画一等賞”をとらせていただきましたが、その件についても言及しています。女性の性欲について、フェミニズムでは慎重な立場を取っていますが、当書では完全に与党的立場を取っています。すなわち、もちろん自分の体験も含めて「ムラムラしちゃうんだから、どうすんだよー」という。それを”恋愛”が解決してくれるような現実世界は、残念ながら今はないのです。

現在、30代の後半で、すでにアラフォーと呼ばれる人たちは、日本の歴史においておそらく最後の「人口人数多い組」であり、今までもそのマスの威力にて、多くの消費や考え方のトレンドを作ってきており、おそらくそれは今後も続きます。(サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」参照の事)その前後の世代は、よく見悪くもこの世代の人々の影響を受け続け、ということは、世の中はこの世代がキーとなって変容していく。

特に女性は人事権も裁量権もあるようなプロの仕事人が史上初めて多く現れた最初の世代で、今後、少子高齢化の中で確実に中核になっていく世代です。彼女たちよりも約10年年かさの私からみると、彼女たちの現実というものは理解不可能というわけでは全くなく、実は私たち世代の少数過激派がやっていたことのマス化のように思えることが非常に多いんですね。40代は人生後半戦のベースメイク作りの期間。ここから私の場合、人生が本格化したという実感があるだけに、僭越ながら、この重要な時間を有意義に過ごすためのアドバイスをさせていただいた次第。


コンテンツは、以下のごとく。
・四十路と恋愛
恋愛を因数分解して欲望を分散化/若い男は逃げていくものと知れ
・四十路とセックス
身体がヴィンテージバイク化/自分で性欲をまかなう光合成女子/ゲイに学ぶ官能の纏い方
・四十路と健康
不健康を逃げ道にしない/ハイヒールとの付き合い方
・四十路と美容
40歳はスタイルの元服期/費用対効果が高いのはヘアスタイル
・四十路とファッション
「人並み」から逸脱せよ! ?冒険と”イタい視線”とのバランスは?
・四十路と仕事
「褒められたい」動機は身の破滅/スタイルではなく、感情で仕事をする

 女性は元気だよな、などと、世間は言ってますが、そんなことあるわきゃ、ないだろーという実感がある。このコンプライアンスの世の中、女性は「アクセルを思いっきり踏みながら、ブレーキも同様に思いっきり踏まなきゃならない」というぶすぶす状態を、以前にもまして発動しなければならないので、ストレスフルなことこの上ないわけです。ブレーキの原因は実は”知らないこと”の不安やもやもやだったりするので、それをこの本では解き明かしていきました。人並みの女の幸せ、というものは、もはや無い。それぞれが”規格外”を目指す他は無いという、わかっちゃいるけど、無理っぽい事に火がつくと嬉しい限りです。

 11月26日(金)発売ですが、アマゾンで予約受け付けています。
四十路越え!帯あり 

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2010年7月9日金曜日

『ビジネスの成功はデザインだ』(神田昌典氏との共著)発売されました


この本が出るきっかけは、昨秋、神田昌典さんと行ったセミナーでした。
 当時私は、野宮真貴リサイタルvol.3をプロデュースしておりまして、その折に、「企業の人たちに、野宮真貴リサイタルが代表する<極めて女性的でおしゃれなステージ文化とその周辺マーケット>」について、観てそして学んでいただく機会をつくろう、と、まあ、大人の舞台芸術鑑賞会を企画した折の、講演部分を軸に、その時の対談形式ではなく、神田さんと私とで別々の筆致で、二部書き下ろしの共著として本にしたものです。
 今までに多くのプロのデザイナーたちが自らと、また、デザイン環境についてたくさんの素晴らしい本を書いています。プロのデザイナーではない、私と神田さんがこの本を書いた理由は、ふたつあります。ひとつは経営コンサルタントとして多くの優れた実績を残している神田さんをして、「このインターネット&見た目社会に、中小企業が発展していく、チャンスをつかんでいくのに、デザイン、ということを知り、使うことこそが必須である」ということを伝えたかった。もう一つは、これは私の実感ですが「ネットやハードの進歩で一億総クリエイターになりつつある時代に、今までプロの専門領域だったデザインリテラシーがメーカー側の必須教養になっていくだろう、という点。
 いくつかの日本企業が、社内コミュニケーションを英語にする、と発表して話題になりましたが、彼らがそれをする目的は、海外への市場拡大にほかなりません。とすると、やはりグルーバルなビジュアル・コミュニケーションの強力ツールであるデザインを知見として体得する、ということは、企業人にとってそれ相応の必須教養であることは間違いないでしょう。
 私のパートでは、いくつかの成功例が示したマーケットと、そのデザインがなぜ、消費者の欲望を刺激しえたのか、というコミュニケーションの実態を時代背景なども交えて綴っています。
 バブルの好景気時代、デザインは「よくわからないけど、カッコいい」ことの象徴でした。当時のサラリーマンは、背伸びをしてそういったトンがったデザインの空間やモノに触れようとしたものです。しかしそれは、バブル崩壊後の不況時代にまるでスケープゴートのように扱われ、「カッコ良いものは、売れない。ベタで行こうよ」という、デザインに対するクールな態度がもてはやされ、そして、現在は、もっと本質的な攻めと売り、もしくは「相手に弱みを見せないための自衛の武器」というような、コミュニケーションの総力戦のツールとして、デザインが立ち現れている、ことをあらためて自覚する必要があります。  (時代の併走者として、アートというものも強力にクローズアップ、されていますしね)
また、インターネット時代、個人で仕事をしている人間は皆、「ひとり上場」といえる構えとブランディングを装備しようとしています。デザインはもちろんのこと、その部分にも大きな役割を果たしています。
たとえば、ローリングストーンズはあの唇と舌のマークをシンボライズしたが故に、イメージが強固になった、チェ・ゲバラが革命の何たるかを全く知らない若者のTシャツに今でもプリントされているのは、かれのあの特徴的な髭とベレーのデザインスタイルだからです。デザインを読むためには、実はカルチャーや文化史的な教養も必須になってくるのですが、「役に立たない小説や映画は、時間を使う価値がない」と言い切る、最近のビジネス書周辺の費用対効果主義者(ホント、多いらしい)たちに、そのことの脆弱さも警鐘したかった。
この手の筆致は、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)以降、初めてかもしれませんね。
私のキャリアには、雑誌編集という部分がかなり長い期間にわたったあります。思い起こせば80年代の「ぴあ」という、当時としては先端出版社で、全く経験がないまま最初からビジュアル別冊編集長!  という立場(こういうチャンスが20代中盤で来るのが、バブル期のいいところでした)で、諸先輩たるデザイナー諸氏たちと格闘しながら、デザイン言語たるものを身につけていったこと、また、90年代にカルチャー雑誌のSWITCHで、写真という強力なビジュアル装置、マガジンデザインというものと格闘したことなどの、まあ、集大成になったと思います。
http://magazineworld.jp/books/2118/
http://www.amazon.co.jp/ビジネスの成功はデザインだ-神田-昌典/dp/4838721188
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2010年4月1日木曜日

著作一覧

主な著作一覧です。





喝!: 迷える女子の人生相談

小学館 (2015/4/3)

残念な四十路にならないために……今なら間に合う“喝!”満載!









男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋

角川書店 (2015/1/31)

「男」で生きることが不自由でツラい男たちへ、鎧を脱ぐ方法、教えちゃいます! 水道橋博士推薦!







文化系女子という生き方〜「ポスト恋愛時代」宣言〜

大和書房 (2014/4/18)

文学、コミック、音楽、ファッション、アート…文化系・肉食系バイリンガルの湯山玲子が間違った文化系女子に喝ッ!








ベルばら手帖-マンガの金字塔をオトナ読み

マガジンハウス (2013/5/1)

大人になって読むベルばらは、こんなに深い。恋もファッションも仕事もオスカル様が導いてくれたのです。誰も知らなかった名作マンガのバックグラウンド29話。








四十路越え!

角川書店 (2013/10/25)

四十路の恋愛は、現世利益のせめぎ合い。「すべては自分から」という心意気で。性、仕事、美容、健康。四十代での早すぎる退廃を避け、現代を生き抜く具体的アドバイスに満ちた、金言エッセイ集!



『四十路越え! 戦術篇』はこちら



快楽上等! 3.11以降を生きる

上野千鶴子・湯山玲子 幻冬舎 (2012/10/26)

“本当の気持ちよさ"をあなたはまだ知らない。怒りのウエノと遊びの湯山が男と女をめぐる「不都合な真実」と「その先の幸福」をとことん語りあう。








ビッチの触り方

飛鳥新社 (2012/4/27)

現代女性の今どきセックス事情。「セックスでキレイになる」から13年後の真実。

マンガ家ひなきみわによるイラスト多数収録。







女ひとり寿司

幻冬舎 (2009/04)

女ひとりの外食などいまや珍しくもない行為。ただ、それが寿司屋となると、突如敷居が高くなる。依然男が幅を利かせ、女は連れられてくる場なのだ。そんな男ムードに満ちた有名高級寿司店に単身突撃し、主人の品格から常連客の態度、男と女の関係にひとり寿司難易度までディープに観察。あくなき女の冒険心と食への深き欲望を描く痛快エッセイ。





女装する女

新潮社 (2008/12)

「今日はバリバリ女装していくよ」男勝りな仕事着を脱ぎ捨て、女らしさ満開のドレスで“女”を装う―アタマもカラダも、女たちはすでに男がイメージする“女”ではない。エコに身を捧げる、勝負服は着物で決め打ち、目標はホノルルマラソン完走、ブログはスターダムへの近道、財布と情報をバーターする親孝行…現代女性を消費の面から10のキーワードで痛快に読み解く。リアルな女の実態を知るための必読の書。







エレガンス中毒ぎりぎりの女たち―おしゃれは絶対、人生に効く


野宮 真貴、湯山 玲子、篠崎 真紀
INFASパブリケーションズ (2008/02)

野宮真貴さんホームページのコーナー「東京SEX AND THE CITY」が書籍化! 大人の女は楽しかった! 素敵な女性であるためのおしゃれの秘密。






クラブカルチャー

毎日新聞社 (2005/9/1)

踊る私の身体。自由なる孤独。未来なんて考えずに今この一瞬を全身で感じる。ダンスフロア。見知らぬ者たちがクールに出会う。夜の都会はなぜクラブを必要とするのか?「クラブという生き方」を探る、快楽のための現代文化論。
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2009年5月8日金曜日

三月の活動記録 その2~少女まんが館、立川談志、志らく、飴屋法水、冨沢ノボル



そういえば・・・・・。
4月の10日に「女ひとり寿司」の文庫版が幻冬舎から出ました。
女ひとり寿司 (幻冬舎文庫)
女ひとり寿司 (幻冬舎文庫)
posted with amazlet at 09.05.08
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解説は上野千鶴子さんです。
ぜひ、本屋にお寄りの際は、チェックしてみてください。

さて、と・・・・。
●3月21日と22日 あきる野の「少女まんが館」 に沈没
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 昨日の喧噪とは真逆の方向に沈没したこの二日間。古くからの知人、さるすべりの大井夏代と中野純夫妻が主催する少女まんが館が武蔵松戸のあきる野に移転したというので、オープン前の館の二階に初の客人として泊めていただきました。
 今度の場所はすごくいいところ。だって、庭先から秋川の河原にダイレクトに降りていけるリバーサイド付きという立地。釣りと少女まんがのカップリングにこの夏は挑戦できるというわけです。
 、蔵書はこの日、まだ運搬されておらず、山ひとつ隔てた旧館にあるというので、翌日の22日はほとんど、旧館にひとり籠もって漫画三昧してきました。私は小学校一年時か月刊「りぼん」を読み続けていたのでしたが、それが実際に目の前に在ることの何という奇跡。その分厚い雑誌には口絵のファッショングラビアページや読者のお便りコーナーがあるのですが、漫画だけでなく、それを未だに覚えている自分がいるんですねぇ! 
 そうなんですよ。この口絵のキャスケット帽に憧れて私は初めて自分の意思で帽子を買い、胸当て付きのサロペットスカートを新宿伊勢丹に買いにいったのだった、ってな過去がまざまざと蘇ってくるのです。
 そして、驚くべきことが、このころ、デビュー数年後の一条ゆかり先生が現役で書いていたテーマは、レズビアンに近親相姦ですぜ。本宮ひろしに嫁いだ、清純派の森田じゅんも「うみどり」という漫画で実は兄と妹だった、という近親相姦を書いてもいたこともあらためて確認できました。もちろん、これ、過激な性描写というのではなく、充分に文学的なものなのですが、コレを小学生時代にたたき込まれちゃったからこそ、この今の自分があるのだとあらためて確信。そう、小学生のワタシは一条センセイが描くところの、酒とバラとファッション、そして、冗談に満ちた日々を送る大人に心底憧れたのでした。(固有名詞としては、カルマンギア、チッペンデール、パリコレ、スペイン戦争・・・・)


●3月26日  立川志らく「雨ン中の、らくだ」出版記念落語会においての立川談志
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 ホール落語のメッカ新宿・紀伊国屋ホールに久々に行ってきました。太田出版の悪ガキ編集者、梅山君が満を持して作った志らく本の出版記念落語会です。
 この正月、深夜から朝までやっていた、立川談志の番組が凄かったので、その”教養”を下準備にて聞く、談志節は二重に刺激的でした。談志の談話の中に古典落語の一説が所々引用されるのですが、そのワンフレーズだけで、あたりの空気が一変してしまうのです。「俺は、立川談志に飽きた・・・・」などという言葉も、あの独特の間をとった語り口で言われると、そこには数々の文学作品が挑んできた、ひとつの”老境"が立ち上ってしまうわけです。
 志らくは上方落語の「たちきり」という作品を披露したのですが、それは完全に師匠・談志とそして、話自体が面白くないときに、どこまでいじってしまっていいのか、という落語についての公開質問のような位置づけ。こうなると、もはや立川談志はアンディー・ウォーホールかデュシャンの域ですね。彼の言葉と存在が、ひとつの信じるに足るフレームになってしまっている。
 、志らくという大変に頭もよく、闘争心もあり、オタク世代以降の現代っ子(多分、物事をナナメに見立てるセンスもある)がこうまで表現人生を一個人に捧げてしまう、という意味はやはり不可思議ではあります。音楽や他の表現だと、こういう師弟関係はあんまり考えられない。水道橋博士と北野たけしの関係にも似ていますが、話芸というものは、そういう力学を欲してしまうのでしょうか。


●3月27日 飴屋法水×平田オリザの「転校生」は女子高生ノイズオケの風格

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 80年代初期のぴあに新卒入社した私は、演劇担当が最初の部署でした。音楽に突っ込んでいた私は、当時の演劇表現のとてつもない「音のセンスの悪さ、今さら全共闘な時代遅れ感」(なにかっつーと、ストーンズで反抗を、キングクリムゾンでクライマックスを表したりの紋切り型)にうちひしがれていたのですが、その中で見つけた珠玉かつ希少な才能が飴屋法水でした。(情宣に会社にやってきた、若き日のとてつもない美少年ぶりに大きくヨロメいたことは事実ですが)

 初期の集団、東京グランギニョルが行った公演は、当時のニューウェーブやテクノ、ノイズ、サイバーパンクのセンスとシンクロしており、本当に当時、今と同じ様なメディア状況だったならば、絶対に海外のフェスで紹介され、話題になっていたはず! というシロモノ。

 さて、平田オリザ脚本は女子高生の集団の中に、ひとり、転校生という異物が入り、女子高生たちは彼女を受け入れながら、身近でおきている恋愛や出産や死の問題に動揺していくというもの。彼女たちの話題のひとつ、カフカの『変身』が、そのまま、「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」という転校生とオーバーラップするという隠し玉も効いています。

 飴屋作品はそういった物語を、「女子高生の存在と会話」を音源とする、一種のノイズオーケストラと捕らえました。延々と続くおしゃべりの騒音は、意識を払ってみれば、そのひとりひとりにストーリーと真剣なコミュニケーションがあるわけで、ここのところ、人間がすべからく持っている"偏見"というものを示唆していきます。このような、飴屋DJの女子高生サンプリングのロングミックス中、観客の目と耳は、ある時は学級委員の女の子にある時は五月蝿いブリッコに焦点を合わせ、ある時は意識がふっ、と離れていきます。

 そこから、観客が何を感じ取るのかは自由。実際に演技者たちは静岡でオーディションされた本当の女子高校生というわけで、その現実と虚構とのあわいを愛でるのも一興でしょうし、私は「十代の女の子の青春の蕩尽」という暑苦しくもムダなエネルギーを目前に、「嗚呼人間、その存在の悲しさよ」なーんていう感傷が心をよぎったりもしました。

 作者の平田さんも飴屋さんも「女子高生の集団」に男性ならではのエロスを感じていることは間違いはなく、女子高生の自然、といっても、彼女たちが無意識にもそのオーダーに抜かりなく答えている、という共犯関係は正直言ってありました。個々の女子高生=ノイズの音色が生音ピアノみたいに善き存在なんですよね。これ、映画の「桜の園」に似ている。

終演後、ホーメイのパフォーマー、山川冬樹さんとも久々の再開。山川冬樹さんに対しても私、ソナートウキョウのパフォーマンスを観て衝撃を受けて、お仕事ナンパをした過去があり、つくづく、美男に弱い私でした。



●3月31日 冨沢ノボル42歳の誕生日にてヘンなボディースーツ

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冨沢ノボル君の誕生日。野宮真貴ちゃん発案にて、この素晴らしいボディースーツを贈答。全く違和感がないのが、怖い。しかし、ノボル氏のお顔は、いつも私に岸田劉生の麗子像とルーブル美術館の書記座像を思い起こさせてくれます。

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2008年12月26日金曜日

『女装する女』菊地成孔とのトークショーご報告



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 本題に入る前に、ななんと、先週末の土曜日に『女装する女』アマゾンのベストセラーカウントで一位! を記録しました。めでたい!


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 先の20日、「女装する女」の出版記念トークショーが青山ブックセンター本店で行われました。ゲストはお馴染み菊地成孔さん。11月に彼のオーチャードホールでのコンサートのプレイベントのトークショーにお呼ばれしたものの続編、という作戦。
 
 そうなの。前回、菊地さんがお題として用意していた『セックスアンドシティー』について、私が脱線ばかりしたもんだから、語りきれなかったところを、まあ、文化系セックスアンドシティー本である「女装する女」を巡って語り尽くそうかな、というプランでした。
 でもまあ、プランというものは容易く、現実が裏切るわけで、なんと、この時、菊地さん、「ジ・アウトサイダー」というディファ有明でシロウトの喧嘩野郎たちが戦うという格闘技興業を見てきた直後。話は”女”っちゅーよりも、ひたすら、ヤンキー、不良論。
 アフォリズム的とさえ言える名フレーズ師の彼によって私は今までに、「湯山さんは勝新似ている」など、周囲の人間が笑い転げるような形容で語られていますが、今回のも鋭かった。「湯山さんは毒舌だけど、その毒は吐いたそばからお菓子になっちゃう」ですと!
 私自身は本当に悪口が大好きでプラス日常的に何かに怒っているので、昨今、それを反省していたのですが、なーんだ、お菓子ならばどんどん言っちゃえ、って感じです。しかし、これは文章表現者としては痛し痒しなんですね。そのことが、独特の文章芸として魅力的にもなるのだろうけど、人を心底突き刺すような激しい表現には成り得ない、という限界説も臭ってくる。

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 でも、まあ、そうだろうね。私のi-podの音楽ラインナップもそういえば、見事にお菓子っぽいんですよ。現在、ヘビロテのフォーレのレクイエムなんて、鎮魂歌=レクイエムなのにデートミュージックみたいにスィートでロマンチックだもの。虎屋の羊羹「夜の梅」だもの。
 菊地さんは、「湯山さんはお嬢様だから」説を一貫して主張しており、「ゆえに、ヤンキーではない」と言い続けているのです。私はそれを否定はしませんが、本当のところは、心の中にはヤンキーを一匹、生息させています。そうじゃなかったら、何で小学校六年で吉祥寺のシェーキーズに通い、アメリカンスクールの悪い不良たち見学に血道を上げたり、長じて、ツッパリのお姉さんにロンタイとアミサン借りて新宿のディスコに踊りに行ったりしますかいな。
 不肖、私、十代の時分から、「流行のファッション風俗」は、すべて着たおしてきた女であり、フィフティーズ、リセ、サーファー、ニュートラ、ニューウェーブというトライブを紙袋に着替えを入れて、その都度、トライブのただ中を体現してきた女。ということは、もし、私が若かったら、絶対にギャルはやっていますな。ギャルは私にとって「解らない」ものではなく、かつての身体感覚
から「容易に理解できる」ものでもあります。
 菊地さんからの書評として「<差別と嘲笑を糧に発展を遂げた80年代カルチャー>の、差別と嘲笑抜きの、ピースでハッピーな再浮上である」とのお褒めのお言葉をいただきました。
 うーん、これもお菓子説と同様、私がどうしても体現してしまう、肯定感と明るさのことを述べていますね。「湯山さんを見ていると元気が出ます」という人は大変に多いが、この本の感想を述べてくれる女子たちも「本を読んで元気になった」という人が大変に多いのです。
 私は音楽でいうと、「人生応援歌」が死ぬほど嫌いで、ゆえにそういう出自があるヒップホップもどうでもいい方なのですが、まんま、やってることはソレじゃん、というアンビバレンツ。
 人生、複雑ですな。

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