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最新刊『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』
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シリーズイベント『爆クラ』(爆音クラシック)
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爆クラ 第19夜は1.16(水)ゲストはゲームクリエイターの飯野賢治さん「 クラシックとその物語性について・・・・」
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爆クラ第18夜「はじめてのクラシック 大谷能生洗脳篇」12.13(木)。
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今回は年末総決算ということで、原点回帰。ここで改めてクラシック音楽入門篇をやってみたいと思います。
音楽実験室 新世界
料金:¥3,000+ドリンク代
学割/¥1,500+ドリンク代料金(学生証を受付でご提示ください)
※ぜひ新世界にご予約を!
http://shinsekai9.jp/ticket/
106-0031 東京都港区西麻布1-8-4 三保谷硝子B1
Tel:03-5772-6767 Fax:03-5772-6797
info@shinsekai9.jp
http://shinsekai9.jp/
イェリネク3部作、「レヒニッツ」「光のない。」「光のないⅡ」「ゲイ・ロメオ」について
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あともうひとつ、そもそもこの芝居を日本でやることの今日的な意味は、もう、戦争犯罪ですよ。オーストリアは戦後、日本と同じように、戦争責任をあやふやに免れた国であり、ご存じ今、日本は竹島問題等でそのことの決着を迫られているからだ。これ、ドイツの俳優がそのユダヤ人虐殺の悪玉を堂々と演じているところに、彼の国の戦後処理の徹底さかげんが伺えると同時に、パンフにこのあたりの言及がひとつも無いのは、ちょっと面倒を避けたかな、という印象。
(地点)の代表である三浦基演出の「光のない。」Kein Lichtは、もし、今回の全体テーマが批評ということだったならば、最初に繰り広げられる、「私」「あなた」という役者たちによる言葉遊びのような長い呼びかけの導入から恐れ入った。というのは、イェリネクElfriede Jelinekテキストで繰り返される、この私という主格とあなたという存在は、いつも何を差しているのかが不明瞭だからだ。
いや、その前に先ほどの翻訳という意味で言えば、日本語での私とドイツ語のich、あなたとSieは感覚が違うし、そもそも日本語ではあまり主格を立たせない言語でもある。その翻訳問題を最初のシークエンスで露払いするセンスは素晴らしい。まあ、あと役者ね。あの長台詞と集中力はいったいどのようなメソッドによって可能なのかしらん。そして、もの凄い美術とライティング。本当に今、演劇回りに才能は集結していますね。
シンガポールのダニエル・コックDaniel Cockの「ゲイ・ロメオ」は、愛らしい舞台。ゲイである本人の日常を綴った小さい小冊子が配られ(これがまた雑貨っぽくてカワイイ)、そのテキストを指示の通り読みながら、舞台ではインタラクティブに映像やモノが展示され、ダニエルが観客に語りかけ、最後にデートした男性たちへのプレゼントとしてポールダンスを披露する、というもの。
ここに色濃くあるのは、個人的な「してもらって嬉しい。してあげたい」という根源的なコミュニケーションの熱量と信頼、そして快楽。筋が通った美しいバレエ。こういう信頼感と明るさは、ゲイのみなさん特有なもので、それはエンターテイメント商業演劇の通奏低音たるところ。ご存じの通り、それは批評の標的でもあるので、こういうタイプのパフォーマンスは、ゲイ、というニッチにしか花開かないのだな、と痛感。「ビッチの触り方」の著者としては、こういう表現をヘテロの女や男がやった場合に、どう変容するのか? を見てみたいものです。
http://festival-tokyo.jp/
2012年11 月19日 (月)
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ガングロ、センターガイ、オレオレヤンキーなど、最低な若者男女が共同生活する汚部屋での一昼夜の"様態"を現した無言劇なのだが、その設定自体はそこから読み取れるものがわりと簡単に想像できてしまう紋切り型。たとえば、日本お得意の閉塞社会も描けるだろうし、そこから、オウム真理教にも繋がる共同体の芽を見る、とかね。
しかし、この舞台はその"批評に対して安定的な設定"を超えて、観手に身体的とも言える想像力を喚起してくる。起きて寝て、排泄して、食べて、後はセックスセックス、そして、ちょっと働き、四六時中続くテレビゲームにマンガ。という行為が幾度となくリフレインされるのだが、それが演劇的な誇張ではなく、ひょっとすると、こたつにへばりつくだらだらした正月のような、我々の身体感覚の延長線上にその、怠惰で面倒くさがりやで、生きている喜びなど全くない荒廃した生活があることが、身につまされていくのだ。批評の多くはこれを世代論として安直に片付けるけれど、およそ、日本人全世代の内なる地獄ですよ。面白いのが、あの汚部屋動物生活がユートビアにも見えてきてしまうところ。まあ、3.11の日本がそういうことなのかもな、と。
こいつらの生活から、乱交セックスを抜いたら、このおぞましさは、日本の一般家庭じゃないのか、という山本直樹のマンガにもある視線の"一般化"が、非常にスムーズに行われているところは、素晴らしいの一言。演出家の三浦大輔さんはは非常に力量がありますね。ベルリン公演が大喝采だったというのもよくわかる。ドキュメンタリーの手法云々と評されているらしいが、私はウディ・アレンと似たものを感じた。どうしたら、観客は自然とこのツボに入ってくるか、ということを、非常に試行錯誤した上での技術と演出。
ラスト近くに女が意外にも布団の中でひとりむせび泣く、という問題シーンが出てくる。人間らしい感情が、唯一、表現された場面だが、彼女の役柄が唯一食事を作ったり、財布に大金を持っていたりする、唯一社会性のある太い存在だっただけに、「やっぱり女、世情に絡め取られるな」と思った瞬間、それを聞いて起きてしまった男ふたりが、スケートの滑りマネをするオチが圧巻。重くて深刻なことが大嫌いで遊戯性に逃げる男。これだけで、一大テーマのような男女の本質論がラストの方に挿話的に立ち上がり、それまでの本篇と同様の強度がある、という構成も、ラスト近くに謎の不協和音を残すマルティノンの交響曲(さっきたまたま、聴いていた)のごとくに超カッコよかった!!
爆クラ <第17夜>「 クラシックにおけるグルーヴ問題」ゲスト:斎藤ネコ(ヴァイオリニスト、作曲家、編曲家)
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爆クラ第16夜「父と娘の音楽 ~湯山昭」10.17(水)。ついに父娘対談です。
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Tel:03-5772-6767 Fax:03-5772-6797
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2012年10 月 1日 (月)
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