と、これただ今佳境を迎えているNHK『龍馬伝』は高杉晋作の辞世の句ですが、
これ、まさに美人寿司のポリシーであると感じ入りつつのご案内です。
寿司のある、ポストクラブ時代の新ラウンジ「美人寿司の夜 世界音楽篇②ベルリン」は、彼の地のフリー・アヴァンギャルド・ジャズユニッ ト、「ジョニー・ラ・マラマ」御一行との夢の饗宴が実現することとなりました。
他の文化ジャンルと同様に「もう、新しいことは何も出てこない」と言われ続けていたジャズも、ゼロ年代を経て、大変に面白いことになっています。日本ではご存じ菊地成 孔、フィンランドのザ・ファイブ・コーナーズなどなど、彼ら新世代のアプローチは、クラブカルチャー以降の音響や、サウンドだけでなくジャズの歴史感を踏まえた上で の知的かつ身体的なリミックス感覚が特徴的で、ボストクラブ時代の新たなファンを開拓していました。
ベルリンの「ジョニー・ラ・マラマ」もまた、その流れのまっただ中にいる存在。彼らの特色は、そのスピリットの中に、色濃くアメリカのアンダーグラウ ンド感が潜んでいるところ。まあ、もの凄く簡単にいってしまえば、ザッパ、ミーターズ、トッドド・ラングレン(アヴァンギャルドモード時の)、デ ビッド・リ ンチ、トッド・ソロンズといったセンスに反応する方々のためのジャズ、といっても過言ではないでしょう。
invis氏がブログで以下のごとく、紹介しています。http://invs.exblog.jp/10621797/
フリージャズのイディオムを意識しながらも、ヴォイスを巧みに取り入れた構成により、ジャンルを超えていることさえ忘れさせる、鋭く現代を抉るベ ルリンの トリオ。ポスト・ロック、メタル、ドラムン・ベース、ニュー・クラシック、キャプテン・ビーフハート、フランク・ザッパの影響を見せながらも独自の視点で新たな音楽世界を拓く。音楽にユーモアは溶 け込むことができるのかという命題を抱えながら、自虐・諧謔・抱腹絶倒のステージ・パーフォーマンスは音楽という範疇を超え、現代アートやイギリ ス BBCのモンティ・パイソンにも通じるアグレッシヴさを持っている。音楽を奏でながらその枠組みを同時に解体していく不安と爽快さが不思議に同居する稀に みるグループだ。
もう、これ以上の説明はありませんね。
迷彩色のミニタリーバトルスーツに身を包んだ彼らの面構えは、映画「フルメタ
ルジャケット」でミッキーマウスマーチをバックに敵陣に突っ込むアレ や、
「MASH」で戦時下手術をしながらとんでもないブラックジョークを言い交わす、
不良外科医のようでもあります。
↓白いスーツでジェフベックから、エレベーターミュージックまで!



