特に「20世紀の危機」と題された、マーラー、シェーンベルク、アイヴスなどに言及した回を観まして、調性と無調性音楽についてのもやもやが見事に晴れた。というのならば、たぶんその辺の「よい音楽教師」の分かりやすい講義ってヤツですが、バーンスタインはそれが人間と音楽の関係で何を意味するか?! というところにも言及してくるのですよ。
「我々が本能的に共有する調整の欲求を避け、無調整を保つのは容易ではない」「美的な結果を保証しない不確実性に私たちはついて行けない」「オクターヴをいくつにわけてもいい。でも12はダメ。なぜなら、12のような普遍系は旧体系の郷愁からのがれられないから」ってね!!! で、その崖っぷちでなし得た、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」の境地に至るアナサライズは知的興奮てんこ盛り。
バーンスタイン、ビートルズに関する短いコラムなども的確で本当に、音楽の筋肉強度が高いよねぇ、同時にバーンスタインの楽曲をdigしているのですが、大規模すぎてあまり演奏されない「ミサ曲」が別格に面白いんですよ。
指揮者いや音楽の演奏家にとって「音楽を身体に入れる」ということはどういうことなのか。これ、実は全ての音楽家にとってのキーなのですが、そのとてつもない才能の人。
で、パーヴォ氏とツーショット。手がけたマーラーの7番については・・・・。




