Powered by Blogger.
 
2010年9月19日日曜日

9月26日(日)「美人寿司の夜 世界音楽篇② ベルリン」開催します


「おもしろき こともなき世に おもしろく」

と、これただ今佳境を迎えているNHK『龍馬伝』は高杉晋作の辞世の句ですが、
これ、まさに美人寿司のポリシーであると感じ入りつつのご案内です。

寿司のある、ポストクラブ時代の新ラウンジ「美人寿司の夜 世界音楽篇②ベルリン」は、彼の地のフリー・アヴァンギャルド・ジャズユニッ ト、「ジョニー・ラ・マラマ」御一行との夢の饗宴が実現することとなりました。

他の文化ジャンルと同様に「もう、新しいことは何も出てこない」と言われ続けていたジャズも、ゼロ年代を経て、大変に面白いことになっています。日本ではご存じ菊地成 孔、フィンランドのザ・ファイブ・コーナーズなどなど、彼ら新世代のアプローチは、クラブカルチャー以降の音響や、サウンドだけでなくジャズの歴史感を踏まえた上で の知的かつ身体的なリミックス感覚が特徴的で、ボストクラブ時代の新たなファンを開拓していました。

ベルリンの「ジョニー・ラ・マラマ」もまた、その流れのまっただ中にいる存在。彼らの特色は、そのスピリットの中に、色濃くアメリカのアンダーグラウ ンド感が潜んでいるところ。まあ、もの凄く簡単にいってしまえば、ザッパ、ミーターズ、トッドド・ラングレン(アヴァンギャルドモード時の)、デ ビッド・リ ンチ、トッド・ソロンズといったセンスに反応する方々のためのジャズ、といっても過言ではないでしょう。

invis氏がブログで以下のごとく、紹介しています。http://invs.exblog.jp/10621797/

フリージャズのイディオムを意識しながらも、ヴォイスを巧みに取り入れた構成により、ジャンルを超えていることさえ忘れさせる、鋭く現代を抉るベ ルリンの トリオ。ポスト・ロック、メタル、ドラムン・ベース、ニュー・クラシック、キャプテン・ビーフハート、フランク・ザッパの影響を見せながらも独自の視点で新たな音楽世界を拓く。音楽にユーモアは溶 け込むことができるのかという命題を抱えながら、自虐・諧謔・抱腹絶倒のステージ・パーフォーマンスは音楽という範疇を超え、現代アートやイギリ ス BBCのモンティ・パイソンにも通じるアグレッシヴさを持っている。音楽を奏でながらその枠組みを同時に解体していく不安と爽快さが不思議に同居する稀に みるグループだ。

もう、これ以上の説明はありませんね。

迷彩色のミニタリーバトルスーツに身を包んだ彼らの面構えは、映画「フルメタ
ルジャケット」でミッキーマウスマーチをバックに敵陣に突っ込むアレ や、
「MASH」で戦時下手術をしながらとんでもないブラックジョークを言い交わす、
不良外科医のようでもあります。




↓白いスーツでジェフベックから、エレベーターミュージックまで!





彼らが今回、代官山のMという空間と酢飯の匂いにインスパイヤされてどう、イ
ンプロを炸裂させてくれるか!! もちろん、女将の公開インタビューでは、ベル
リンとユーロのジャズシーンや文化状況も尋ねていきます。

さてさて、寿司ですが、こちらも彼らの諧謔味とユーモアにちなんで、寿司はも
ちろんのこと、ベルリンの”江戸前”である、ソーセージやアイスバイ ンなどの
肉ネタを色濃く盛り込みみ酢飯との二国同盟を実施する所存。「寿司が喰えな
かった」という前回のお声も考慮に入れ、今回は画期的なシステムを取り 入れ
る所存。

↓想像図

Images  9842  Images-1
Images-2  かつら1

 

 

耳と目からは彼らのアヴィンギャルドな演奏、口からは美人寿司、そして、それ
らの情報を受け取る頭脳ははひとつ!!! 皆様、ひとりひとりのアタマの中で感情
やセンスがどう動いていくのか、を夏の断末魔の季節にぜひ、ご賞味下さい。

この夜はみな様にゆったり楽しんでいただくため、
先着定員制を取らせていただきますので、ぜひぜひ、お早めのご予約を!!
下記の予約フォームまたはお電話にてご応募くださいませ。

●予約フォーム(~9月24日24:00迄)
http://www.moonromantic.com/?p=85
*「希望出演者欄」に「美人寿司の夜」とお書きください。

●電話予約
03-5474-8137(16:00 ~ 21:00/窓口:月見ル君思フ)
*会場はM EVENT SPACE&BAR(代官山)となりますのでお気をつけ下さい。

●前売:4500円+1Drink 500円


==========================================================
美人寿司の夜 ~世界音楽編 vol.2 ドイツ~
feat. Jhonny La Marama from Berlin
----------------------------------------------------------
【LIVE】
Jhonny La Marama

【Food Performance】
美人寿司

■日時
2010年9月26(日)
開場:19:00/開演:19:30

■会場
M EVENT SPACE&BAR(代官山)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山B1F
http://www.m-event-bar.com/

■料金
前売:4,500円/当日:5,000円 (+1D 500円)

■チケット予約
●予約フォーム(~9月24日24:00迄)
http://www.moonromantic.com/?p=85
*「希望出演者欄」に「美人寿司の夜」とお書きください。

●電話予約
03-5474-8137(16:00 ~ 21:00/窓口:月見ル君思フ)
*会場はM EVENT SPACE&BAR(代官山)となりますのでお気をつけ下さい。
=============================

◆ 美人寿司とは……
著作『女ひとり寿司』の脱稿間際、とある友人の出版記念パーティーで自慢料理
を提供しようと思っていた矢先、「ユヤマ、寿司の本書いているんだっ たら、
握ってみてよ」という冗談を真に受けて2004年にスタート。
白装束の男の美学の真逆。フリソデ姿と高島田というデコラ着物スタイルにて、
寿司を握るパフォーマンスを行い、内外問わずのパーティー、お集りに お声を
かけていただいている。
ふざけたルックスに対して、寿司はなかなか本格派。酢飯の酢は江戸時代に使わ
れていた赤酢を使用、築地場内に買い付けにいき、ハイクラスのまぐろ はもと
より、旬の珍しい魚介が選ばれていく。(秋のいくら、夏はたこのたまごの海藤
花、沢ガニの素上げなど)
海外公演?にも積極的で、2004年にボローニャ、2005年にモスクワ、2007年には
ベルリンのコムデギャルソン・ゲリラショップで寿司を 握っている。
2010年は、7月にノルウェーの注目ユニット、SKIDIとのコラボを行った。





Read more...
2010年9月16日木曜日

UST「関っちなう」第二回目に出演


本日9/16、21時より、UST「関っちなう」第二回目に出演します。

ナビゲーターの関君は、徳間書店時代にSFアドベンチャー誌の編集長としてサイバーパンク黄金時代を築き上げ、ゲームブロデューサーとして数々の名作を世に出した才人。

まあ、同じ文化系肉食偶蹄類? で共通なところがある方なのですが、今日の話はなんでしょな。

予想するに、バズ・ラーマン、デート、スナック、イタ飯、小説、坂本龍馬、釣りなんぞが話題になるのでしょうか。

しかしながら、関君、故ナンシー関も一目置いた名編集者ですので、実は名インタビュアーでもあります。故に私は大船に乗った気持ちで楽しんできます。
よかったら、遊びに来て下さい。
Read more...
2010年8月11日水曜日

坂本龍一×湯山玲子「男女公論」イン・ドミューンの話


一昨日の8/11日、ドミューンに坂本龍一さんと出演してきました。
 これ、教授のcommonsおよび、月刊誌「ゲーテ」で連載している「男女公論」が出張Ustしたもので、教授来日の折、美味しいモノを食べつつ男女のよしなし事や諸問題を語るというコラム対談であります。番組のテキストは、そちらの方で鋭意掲載しますので、ぜひ、ご覧になってみて下さい。
 さてさて、現場はというと、いつもの雰囲気を出すべく、私セレクトで菓子珍味を用意して、朱漆と菊のアンティーク皿にずらりと並べたんですが(こう言うときにこそ普段死蔵されている、湯山珍宝館のコレクションが活躍するのだ)、なんだか、つぶれかけた温泉宿の夕ご飯みたいになっちゃったんだよねw。
 ドミューンという人気メディア出演なので、一応、構成なんかも考えていたのですが、のっけから教授はフェードインしちゃうし、もういろいろ脱線しちゃいまして、いつもの飲みの雰囲気になっちゃった。しかし、本当はもっと過激発言が多いのですが(まあ、ほとんどが天下国家と下ネタですが)、そのあたりは言外にご想像下さい。
ドミューンが誇る、宇川直広君のカメラワークは最高でしたね。梅宮たっちゃんの「シンボルロック」に、ウルメイワシの菊皿が大写しになったときには、もうこれ、新手の現代美術かと思ったよ! 
 さてさて、Ust後に個人的に問い合わせが多かったので、このブログにて、あの場の美味珍味をご紹介しますです。
 というか、番組中にも言いましたが、本当に日本人のグルメ水準は高すぎる!  セレクションは世界一の呼び声が高い、伊勢丹新宿と、池袋SEIBUのデパ地下に行ったのですが、もうもう日本全国世界各国の味が集結しており、昔、中国の皇帝が権力と金にものを言わせて行った満漢全席が、普通の黄金持ち庶民レベルで堪能できる(坂本語録)というもの凄さ。ウルメイワシを買った凄い加工魚介類の店のオヤジに、ダメもとで「琵琶湖のフナのなれ鮨ある? 」って聞いたら、ニヤッと笑って奥の方からそれが出てきたのにはびっくりしました。値段を聞いたら、金一万六千円なりで泣く泣くあきらめましたが、これを買う客がいるってことです。この間行った、スウェーデンが福祉や美しい住居環境でリア充を目指すのと対局で、私どもはウサギ小屋で過酷な社会環境ではございますが、美味珍味の下の快楽で人生を充実させていただいております、っていう!  まあ、快楽のゼロサム理論ですな。どっちを選ぶかはまさに国民性なんですかね。
さて、当日のメニュー一覧はこれ。
皆さんも、取り寄せてみて!
・京都は亀廣永の名菓「したたり」
祇園祭の菊水鉾の茶会ででる菓子として有名ですが、黒糖の寒天固めが口中で崩落する快感はヤバすぎ。
・愛媛のうるめいわし干し
本当は土佐が名品。苦み、という美味を味わうのにこれほどのものがありますかしらん。
・京都は和久傳の「すっぽんの煮こごり」
現場ではゼラチンが溶けてスープになっちゃってた。白米ご飯の上にのっけでも旨いのだ。
・長崎は福砂屋のカステラ
これはもう、NHK「龍馬伝」の影響。亀山社中はコレで商いしようとした。
・デメルのザッハトルテ
究極のチョコレートケーキ。ウィーンの本店は表参道店ほどオシャレじゃなかったなー。
・風月堂のゴーフル
昭和の東京の中産階級の高級お茶菓子、という二人のノスタルジックからセレクト。ピアノの発表会のお祝い、というとたいていコレだった。
・ウナギの山椒佃煮
佃煮のニューウェーブ。パスタのカッペリーニにオリーブオイルと混ぜて和えても旨い。
・宮崎の芋焼酎ハナタレ
教授大推薦の一本。「百年の孤独」の黒木本店の逸品。独特のセメダイン臭がタマラン。
・静岡のSAKE ROCK
大村屋酒造所の日本酒。度数が高くて、口中の暴れっぷりがウィスキーっぽい。
Read more...
2010年7月9日金曜日

『ビジネスの成功はデザインだ』(神田昌典氏との共著)発売されました


この本が出るきっかけは、昨秋、神田昌典さんと行ったセミナーでした。
 当時私は、野宮真貴リサイタルvol.3をプロデュースしておりまして、その折に、「企業の人たちに、野宮真貴リサイタルが代表する<極めて女性的でおしゃれなステージ文化とその周辺マーケット>」について、観てそして学んでいただく機会をつくろう、と、まあ、大人の舞台芸術鑑賞会を企画した折の、講演部分を軸に、その時の対談形式ではなく、神田さんと私とで別々の筆致で、二部書き下ろしの共著として本にしたものです。
 今までに多くのプロのデザイナーたちが自らと、また、デザイン環境についてたくさんの素晴らしい本を書いています。プロのデザイナーではない、私と神田さんがこの本を書いた理由は、ふたつあります。ひとつは経営コンサルタントとして多くの優れた実績を残している神田さんをして、「このインターネット&見た目社会に、中小企業が発展していく、チャンスをつかんでいくのに、デザイン、ということを知り、使うことこそが必須である」ということを伝えたかった。もう一つは、これは私の実感ですが「ネットやハードの進歩で一億総クリエイターになりつつある時代に、今までプロの専門領域だったデザインリテラシーがメーカー側の必須教養になっていくだろう、という点。
 いくつかの日本企業が、社内コミュニケーションを英語にする、と発表して話題になりましたが、彼らがそれをする目的は、海外への市場拡大にほかなりません。とすると、やはりグルーバルなビジュアル・コミュニケーションの強力ツールであるデザインを知見として体得する、ということは、企業人にとってそれ相応の必須教養であることは間違いないでしょう。
 私のパートでは、いくつかの成功例が示したマーケットと、そのデザインがなぜ、消費者の欲望を刺激しえたのか、というコミュニケーションの実態を時代背景なども交えて綴っています。
 バブルの好景気時代、デザインは「よくわからないけど、カッコいい」ことの象徴でした。当時のサラリーマンは、背伸びをしてそういったトンがったデザインの空間やモノに触れようとしたものです。しかしそれは、バブル崩壊後の不況時代にまるでスケープゴートのように扱われ、「カッコ良いものは、売れない。ベタで行こうよ」という、デザインに対するクールな態度がもてはやされ、そして、現在は、もっと本質的な攻めと売り、もしくは「相手に弱みを見せないための自衛の武器」というような、コミュニケーションの総力戦のツールとして、デザインが立ち現れている、ことをあらためて自覚する必要があります。  (時代の併走者として、アートというものも強力にクローズアップ、されていますしね)
また、インターネット時代、個人で仕事をしている人間は皆、「ひとり上場」といえる構えとブランディングを装備しようとしています。デザインはもちろんのこと、その部分にも大きな役割を果たしています。
たとえば、ローリングストーンズはあの唇と舌のマークをシンボライズしたが故に、イメージが強固になった、チェ・ゲバラが革命の何たるかを全く知らない若者のTシャツに今でもプリントされているのは、かれのあの特徴的な髭とベレーのデザインスタイルだからです。デザインを読むためには、実はカルチャーや文化史的な教養も必須になってくるのですが、「役に立たない小説や映画は、時間を使う価値がない」と言い切る、最近のビジネス書周辺の費用対効果主義者(ホント、多いらしい)たちに、そのことの脆弱さも警鐘したかった。
この手の筆致は、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)以降、初めてかもしれませんね。
私のキャリアには、雑誌編集という部分がかなり長い期間にわたったあります。思い起こせば80年代の「ぴあ」という、当時としては先端出版社で、全く経験がないまま最初からビジュアル別冊編集長!  という立場(こういうチャンスが20代中盤で来るのが、バブル期のいいところでした)で、諸先輩たるデザイナー諸氏たちと格闘しながら、デザイン言語たるものを身につけていったこと、また、90年代にカルチャー雑誌のSWITCHで、写真という強力なビジュアル装置、マガジンデザインというものと格闘したことなどの、まあ、集大成になったと思います。
http://magazineworld.jp/books/2118/
http://www.amazon.co.jp/ビジネスの成功はデザインだ-神田-昌典/dp/4838721188
41iYOxBdH8L._SL500_AA300_
 

Read more...
2010年7月1日木曜日

ノルウェーのシャーマニズムのジャズ窯変SKAIDI(スカイディ)に圧倒されてしまった





明日7月1日19時〜の「美人寿司の夜 〜世界音楽篇ノルウェイ」にてコラボする、ノルウェーの男女ユニット<SKAIDI>のライブに行ってきました。

私、生演奏を聴いたのがこれが初めてで、
あえて、言わせていただきますが、

彼らの音楽は絶対に体験した方がいい!!

音楽の質で言ったら、彼らは本当にフジロックでも、ライジングサンでも、メタモルフォーゼでも、大勢の観客を音楽の力で圧倒させることができるほどの実力者なのですが、このご時世、かつてのようにCD発売を見込んだプロモーション費で招聘ライブ、というような図式が通用しなくなった今、今回のような「知る人ぞ知る」来日になってしまうことは避けられない現実なんですね。

さて、このユニットを一言で言えば、北極圏に住む少数派民族"サーメ人"の伝統音楽「ヨイク」のボーカルと、ノルウェーの最先端を行くジャズ・ベイシストの異色デュオということになります。「ヨイク」は彼らの精霊信仰におけるシャーマニズムとも深い関係があって、「こぶし」を多用する唱法は、演歌や民謡でもって私たち日本人には大変に近しいもの。ユーラシア大陸の一部に見られる、ホーメイというダブルトーンボイスも用いられます。

 すべての民族音楽の響きは、それだけでも必ず、人の心の何かに訴える何か、無意識領域に及ぼす力があるのですが、このSKAIDIはそのベースアレンジとも相まって、たとえば、この東京のオフィスビル街で聞いたならば、コンクリートで覆われた地面から、わらわらと地霊が召還されるような、爆発力を秘めているんですね。それはそれは、美しくて、破壊力のある爆弾です。

 もちろん、彼らの音はFace bookやアルバムで知ってはいましたが、まさかこれほど凄い音楽性の持ち主とは!   

  驚愕しつつ、こんな凄いミュージシャンとお手合わせする、我らが美人寿司はどうなのか?   との恐怖が一瞬心をよぎりましたが、今回は私はディレクターに退き、謎の寿司職人(某有名シェフ)を三顧の礼を持って招き入れ、ノルウェーから招聘した鮭の野郎、二匹とともに、胸を借りる覚悟で臨む次第。

 実は、本物を見る前に、私の心にひとつ疑念が会ったのは事実。

 その疑念とは、ワールドミュージック系が往々にして落ちる罠である、「西洋楽器使いがエスニック奏者の猛獣使いに見える」という点。もちろん、前者Aが本当に後者Bの音楽性に感動したからこそのセッションであろうことはよーくわかっているのですが、その真摯な気持ちとは裏腹に、結局、AはBを前にして自分の持っている案外と狭い音楽のルールや構えを全く変えずに演奏するものだから、結果、「器は我々、西洋音楽の構造とコード進行をご用意しましたら、その上で自由にやってくださいな」的な、まあ、言ってみれば、単なる安直なお手合わせ、で終わる場合が、今までの経験上、大変に多いのです。たとえば、「ブエナ・ヴィスタ・ソシアルクラブ」ね。あのドキュメンタリーがなし得た偉業はみとめつつ、ライ・クーダは、彼らと一緒に音楽を演奏しなくたっていいじゃないか(まして、息子がドラムで)ですとかね。こちらはまだいいとして、ヨーヨー・マが嬉々として行っているシルクロード・アンサンブルの残念な結果(元々の楽器が持っている、独特のタイム感や音程がアンサンブルとして漂白されてしまっていてびくりとも面白くない)などを見るにつけ、暗澹たる気持ちに成ることが多いのですが、SKIDIにはその残滓さえ無い!

 スカンジナビアの第一線級のヨイク歌手、インガ・ユーソを発見し、惚れ込んで、自らの西洋楽器ウッドベースを見事にヨイクの側に"融解"しえた、ベースのスタイナー・ラクネスには、明日のインタビューでその辺をとことん聞いてみたいものです。ちなみに彼のベースアプローチは、ジョ二・ミッチェルと組んだ時のジャコ・パストリアス、ということは、チャールス・ミンガス似でもある。
 ちなみに、ライブ共々その模様は、Ustいたします。

それとですね。
後半は、SKIDIと例の「不協和協和音寿司の会」のメンバーの権藤知彦(ユーフォニアム)
田中邦和(ベース)、一ノ瀬響(キーボード)の面々がセッション乱入。SKIDIワールドに、この
業界の手だれたちがどのように遊んでくれるかが、本当に楽しみでもあります。

 これ、一日前の深夜のブログになってしまいましたが、自分のイベントとはいえ、相手の音楽があまりに素晴らしいので、音楽好きのひとりとしてあえて、宣伝させていただいた次第。

ご興味がある方は、ぜひに青山の<月見ル君思フ>に、お運びいただければ幸いです。

http://www.moonromantic.com/?p=2555

Read more...
2010年6月24日木曜日

シャネル秋冬コレクションに北欧神話をみた!




IMG_1473
 シャネル2010秋冬コレクションin代々木体育館に行ってきた。

それがですね、これがまた激しい北欧趣味だったんですよ。まあ、北欧というか、グリーンランド、アイスランドも混ぜた、北極文化圏モチーフです。

モデルの皆さんはひとりをのぞいて全員ホワイトブロンドでまあ、氷や雪のかけらのようなエンブロイダリーやアクセサリーとフェイクファーのもこもこをまとって、まるで、北欧神話に出てくるリョースアールヴ(白妖精)みたい。

そして、トライヴな味付けもされていて、ところどころにサーミ族っぽい意匠を見つけることができました。来る7/1には、「美人寿司の夜 世界音楽篇」でノルウェーからサーミ族の伝統的歌唱法のシンガーを呼ぶので、今、ちょっと彼らの文化をひもといているだけに、びっくり。雑誌「コヨーテ」仕事でのストックホルム行き、といい、北欧は今年に来てどーっと我が身を襲ったマイブームだったのに、シャネルさんもそこに来ているんですかい。

おまけにまだあるんですよ。

見逃していた、ティム・バートンの「アリスインワンダーランド」をその後、観に行ったら、こっちの物語もこれまた至る所に、北欧神話趣味がバリバリ入っているんですね。だって、アリス、映画の中では戦士になって、怪物退治の戦士になっちゃうんだもの。金髪に鎧を着て、最後に剣を持って怪物ジャバーウォッキーを倒すアリスはまるでブリュンヒルデ! 

ストックホルムから地続きのこの北欧モードはいったいなんなんだー。

とはいえ、いろいろと仕事があって早くニッポンに帰化しなければイカンので、ディナーは新橋の「お多幸」の醤油系おでんを投入。新機軸、焼きなすのおでんは試してみる価値有り。

Read more...
2010年6月22日火曜日

七月一日(木)「美人寿司の夜 〜世界音楽篇1ノルウェー」のご案内



0701bijinzushi_omote
 
0701bijinzushi_ura
 

「早乙女の尻につかへる筑波哉」小林一茶

田植えをする女子のヒップと雄大な筑波富士の取り合わせは、先ほどののオランダ戦の敗退を吹き飛ばすようなスカッとした気概に満ちていますね。


先の週末、ストックホルムから帰国しましたならば、この東京のなんと蒸し暑いこと。彼の地では毎日のように入っていたサウナがそのまま関東平野の大きさで出現していた(想像してみましょう)、という感じに今、押しつぶされています。


そんな折も折、来る七月一日(木)に、「美人寿司の夜」を開催いたします。

音楽のある寿司屋をもくろんで、過去には蓄音機DJやコシミハルさん、雅楽などと組んで、こっくりと濃い夜をお届けしてきた「美人寿司の夜」シリーズが、装いも新たに、というか、青山の大注目ヴェニュー〈月見ル君想フ〉さんの肝いりにて、世界音楽篇1ノルウェーとして登場。

今回、ご登場いただくのは、彼の地を本拠地に活動を続けている男女一組から成るユニット、SKIDI(スカイディー)。

北欧少数民族サーミの伝統的歌唱法、ヨイクの名歌手インガとミンガスばりのスタイルで聞かせるジャズベースのスタイナーのふたりが紡ぎだす音楽は、ちょっと、ジャコパス時代のジョ二・ミッチェルやビョークを思い起こさせるような、コンテンポラリーでいて神秘的な響きにみちています。いや、まさにノルウェイの森を彷彿させる静かなドープネスが音となって押し寄せてくるような素晴らしいものなのです。

彼らのライブはもちろんのこと、今回はちょいと私が女子アナになり、彼らの音楽と生活などを聞く、トークセッションもご用意いたしました。(私的にはサーミの発声法などを皆さんと一緒に習得できればなどど考えておる次第)

協和不協和寿司の会のメンバーである、権藤知彦(ユーフォニアム)、田中邦和(ベース)、一ノ瀬響(キーボード)などの名うてのミュージシャンたちの飛び入りセッションも予定されていてます。

もちろん、食欲の方もバッチリでして、今回はスカンジナビア食材輸入のパイオニア「KornBord」さん、瀬古酒造さんの多大なご協力のもと、ノルウェーサーモンやノルウェー食材を大胆に使った、新機軸の寿司と美味しい日本酒を召し上がっていただく所存なり。

これで、料金前売り予約4500円、当日5000円。

この夜はみな様にゆったり楽しんでいただくため、
先着定員制を取らせていただきますので、ぜひぜひ、お早めのご予約を!!
下記の予約フォームまたはお電話にてご応募くださいませ。

●予約フォーム(~6月29日24:00迄)
http://www.moonromantic.com/?cat=20
●電話予約
03-5474-8137(16:00 ~ 21:00)

ではでは、
当日お会いできることを心から楽しみにしております。

湯山玲子a.k.a.美人寿司

ps
しかし、スウェーデン行きといい、今回のノルウェーといい、異様に北欧に縁がある2010夏になったのが不思議(twitter風に)

=============================
美人寿司の夜 ~世界音楽編~
第一回目「ノルウェーの森、そして海」
(詳細はコチラ)
http://www.moonromantic.com/?p=2555
----------------------------------------------------------
【出演者たち】
SKIAIDI
美人寿司
ノルウェーサーモンとローカルプロダクツを使った寿司三昧
セッションゲストミュージシャン(権藤知彦、田中邦和、一 ノ瀬響)
「KornBord」さんの北欧食材マーケット&試食
瀬古酒造〈忍者〉の日本酒

【日時】
開場:18:30/開演:19:30

【会場】
「青山 月見ル君想フ」
住所:東京都港区南青山 4-9-1 B1F
地図:http://www.moonromantic.com/?cat=6
電話:03-5474-8115

【料金】
前売:4,500円/当日:5,000円 (+1D 500円)
=============================
◆ 美人寿司とは……
 著作『女ひとり寿司』の脱稿間際、とある友人の出版記念パーティーで自慢料
理を提供しようと思っていた矢先、「ユヤマ、寿司の本書いているんだったら、
握ってみてよ」という冗談を真に受けて2004年にスタート。
 白装束の男の美学の真逆。フリソデ姿と高島田というデコラ着物スタイルに
て、寿司を握るパフォーマンスを行い、内外問わずのパーティー、お集りにお声
をかけていただいている。ふざけたルックスに対して、寿司はなかなかの本格
派。酢飯の酢は江戸時代に使われていた赤酢を使用、築地場内に買い付けにい
き、ハイクラスのまぐろはもとより、旬の珍しい魚介が選ばれていく。(秋のい
くら、夏はたこのたまごの海藤花、沢ガニの素上げなど)
 海外公演?にも積極的で、2004年にボローニァ、2005年にモスクワ、2007年に
はベルリンのコムデギャルソン・ゲリラショップで寿司を握っている。


Read more...
 
湯山玲子公式サイト © 2011 DheTemplate.com & Main Blogger . Supported by Makeityourring Diamond Engagement Rings