Powered by Blogger.
 
2011年3月2日水曜日

NY出張報告編その2 ABTプリンシパル、デヴィッド・ホールバーグとの再会とリハ見学



NY滞在中、もうひとつのハイライトは、アメリカンバレエシアター(ABT)のプリンシパル、デヴィッド・ホールバーグ(David Hallberg)がちょうどその時、NYにいて、再会とともに、バレエファン垂涎の彼のリハーサルを観に行けた事でした。

彼と私の出会いは、過去ブログ&ツイッターに書いたので読んでいただくとして、バレエに疎いムキに彼のステイタスを説明すると、サッカー界でいえば、レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドのごときの人といっていい(自信無し)。要するに一流チームの世界的なスターなのですが、この人、舞台で華麗な容姿と技術をさんざん見せつけた後に、五反田のオヤジ居酒屋で焼き鳥&中ジョッキの「ふ~。俺って、この一杯のために生きてるわ」(超訳)という憂いを惜しげも無くさらす事ができる逸材と言えます。
 教授とのディナー後、彼のチェルシーにあるお宅を訪問。
わりと新しめのモダンアパートで、中は趣味よくリノベーションされていて、カーサ・ブルータス風。旅公演が多い人なので、モノは少ないだろうと思っていましたが、写真集、本などがインテリア仕様ではなくて、結構たくさんある。ページを伏せて、村上春樹の「ノルウェイの森」があったのは、私に対するプレゼンテーションかと思いましたが、ウォルフガング・ティルマンス、ナン・ゴールディンの魅力について熱く語る様子は、日本のサブカル編集者男子の肌合いと同義。しかし、ディヴッドの方は、それに加えてバレエが踊れます。それも、世界のトップレベルで!
  NYファッションインスティテュートに通うメガネ君(母ちゃんが、コムデギャルソンファンというファッションエリート)も先客にいて、手土産ロゼシャンパンを開けて、ご歓談。私がこの前、日本のバレエファンの底辺の厚さを示す証左として、プレゼントした、山岸凉子の『テレプシコーラ』と萩尾望都の『フラワーフェスティバル』を彼がきちんと話のネタに用意してきたのには、ちょっと感激です。(逆の立場の場合、私はこういう細やかな心遣いはしないなあ、と我が身を反省)
関係ないけれど、『フラワーフェスティバル』のサブキャラ、金髪ロン毛のリュスは、デヴィッドとも言える。クラシックバレエの人だけれど、演技派でコンテンポラリーにも積極的の理論派、という感じがさ。そして、ハローのHug&Kissのたびに感じるのだけれど、この男本当に筋肉が柔らかい。これだから、怪我も無く踊り続けられるのです。
  ブロードウェイと19stの角にある映画館の下、ABTの事務所兼リハスタに翌日出向きました。狭いバックステージのような廊下を、稽古着姿のABTのダンサーたちが行き来する様子は、”美男美女だけしか生息しない惑星”のようです。
  鏡ばりのレッスン室には、アップライトピアノが置いてあって、中年男性の伴奏者が伴奏をつけていきます。レッスン課題はバランシン。相方はアジア人とのハーフのまだまだ初々しい女性ダンサー。往年の人気モデル、ティナ・ラッツに激似。名前を失念してしまったのですが、彼女(ティナと仮に呼ぶ)デヴィッドのアーダジオの練習が始まりました。
レッスンの眼目は、二人のタイミングと表現の細かいダメ出し。バランシン振り付けは、簡単そうに見えて実はものすごくダンサーに負担がかかるものとは知っていましたが、今回はまさにその神髄を見た感じです。曲のテンポが早くないので、エイやっとノリでポーズを決める事はできなくて、回転したり、ジャンプしたりするところが正確に音楽のフレーズに沿ってなければいけないという、”耐える力”の発揮。その運動量がいかにもの凄いかは、ティナちゃんがブレイクのたびにハアハアするその呼気の激しさで十二分に想像できます。
 一方、ディビッドはさすがにその黄金の脚線美はもとより、練習といえども、あの情感の要となる目力と表情に手抜かりはなく、ティナのためにタイミングを合わせていきます。興味深かったのが、彼が何度も何度も微細に鏡に映る自分のポーズのチェックをしていたこと。ホートレートなどで、自分が被写体になると理解できるのですが、ほんの数センチ顔の角度が違っても、もうその印象は違ってくる。デビッドのそれは、完璧な形を目から脳に叩き込んで、体に覚えさせているような、そんな時間に思えました。
 また、コーチが凄いんですよ。
 彼女はもう現役を離れているのですが(紹介されたけど、名前失念)、コーチとして要になっていて、ティナにダメ出しをする時に自分でお手本を見せる。と、同じ振り付けのところなのに、圧倒的にコーチの方がいいのです。コーデュロイのパンツにスケッチャーの厚底靴でバンバン回転するのにも驚いたけど。
  後でデビッドに話を聞くと、やっぱりティナ嬢はまだ若くて経験が無くて、コールド(群舞)から抜擢されたばかりらしい。しかし、同行の望月君が激しく反応していたように、笑顔が愛らしい小動物みたいな森ガールで、くるみ割りのクララとかがバッチリ似合いそう。
  一時間のレッスン後に、デビッド行きつけのイタリアンカフェレストランに直行。
 MOMAのカフェでテロリズムに近い不味いパスタで懲りていただけに、ここのパスタは美味しかった。デビッド、もちろんYMOも知っていて、教授のストーンでのギグにも興味津々でしたが、なんと翌日は故郷フェニックスの高校の「朝食会」たるイベントの主賓に招待されているということで、涙を飲んでいました。
 そのパンフ、見せてもらったけれど、高校生時分の彼は、もう本当に女の子みたいにカワイイ。彼にはお兄ちゃんがいるのですが、そちらの方は典型的なマッチョ気質に育っていて、高校生の時、バレエと同時にレイヴカルチャーにもどっぷりハマって、裾広がりのレイヴパンツにマニキュアをつけてクラブ活動にいそしむ彼とは水と油だったそう。しかし、この男、バレエに飽き足らず、レイヴァーだったのか。して、どちらにせよ、踊り好き。あっ、重要な事を聞き忘れた。ダンスと言えば、もうひとつの雄、黒系のブレイクダンスには行かなかったのはなぜか。答えはすでにわかっていますが、フェニックスという地方都市での、90年代のダンスカルチャーの現場がどうなっていたのか非常に興味があります。
  この日は、そこからブルックリンに行くはずが、いったん、ホテルに戻った瞬間に爆睡。この夜、デビッドの同僚のお別れ会流れに合流するかな、みたいな話だったのですが、体の方がそれどころじゃなかった、というわけです。
 ホント、東京→NYの時差は猛悪で、教授のマネージャー、空さんの話によると「打ち合わせディナー最中、食べながら寝ちゃう人もいます」とのこと。いやいや、冗談ではなく、心から同情いたしますです。はい。
 ちなみにデビッド・ホールバーグが十八番の「ロミオとジュリエット」を踊る日本公演は、7/28@東京文化会館です。http://www.japanarts.co.jp/html/2011/ballet/ABT/ticket.htm
ちなみに、この方

そんで、こんな仲。けっこうオデコっすなー。
Davidandyuyama
Read more...
2011年2月26日土曜日

「男女公論」NY出張報告編その1 坂本龍一との美食の三日間


ほぼ、10数年ぶりのNYに来ています。
もちろん、それは9.11以前。私が著作『クラブカルチャー!』
http://www.amazon.co.jp/クラブカルチャー-湯山-玲子/dp/4620317292
に至るきっかけとなった、サトシトミイエをフューチャーしNYのクラブシーンを取材したmooksのお仕事以来。今回は、現在、commmonsで絶賛連載中、坂本龍一さんとの対論「男女公論」を教授の本拠地であるNYにお尋ねしたという次第。
東京→NYの時差ぼけは、世界最強で、本日はフライデーナイト(by ZAZEN BOYS)なのに、夕方、中華街で粥を食べた瞬間に事切れて、夜中の三時に目が覚めちゃって、ホテルから徒歩3分、24時間営業のマイ仕事場インNYである<Gramarcy Cafe>のお気に入りコーナーでこれを書いています。さっきから、ガラス張りの外には夜遊びに繰り出している、男女が通り過ぎるのですが、ナイトライフ仕様の彼女たちはこの寒空の下に、生足ばっちりのムチムチプリン(体重60キロ以上)、ボティコン姿。そういうヤカラたちが、一人は、お姫様抱っこ、一人はおんぶされて横の歩道を走り抜けて!  いきましたが、さすがに『ブローバック・マウンテン』の国の男の足腰と精神(特に)は強いなあ、と、ここでのお気に入りの「目玉焼き二つとコンビーフハッシュ」を食べながら思いました。
 「ニューヨークに遊びにきてよ」と言われ、「今回は、いっしょにクラブにも行ってみるかな?」とも言われたのに、教授、映画音楽の締め切りがガーンと早まってしまい、そんな余裕は全くなしの缶詰状態。しかし、「いつもは午後からまったり仕事を開始して、夕方シャンパン飲んだら、あとは仕事しない」モードを「朝6時から起きて、今日三曲仕上げちゃった」という戦時下モードに切り替えていただき、3nightに渡るディナートークを繰り広げていただいきましたぜ。
毎日、夜七時になると教授のアトリエに行って、そこから徒歩圏内にある、教授のリコメン店に出向くのです。
教授の半地下のアトリエは、奥に細長く広く、ちょっと京都の町屋みたい。モノが散逸するカオス混乱型か、整理整頓派か、と興味津々でしたが、教授は後者。CDやモノは確かに多いのですが、それは壁面の膨大な収納棚に治まり、インスタレーションみたいに、ウーリッツァーやローズやチェレステなどの鍵盤楽器が配置されている。作業机は一番奥で、コンピューターのとなりに手書きのスコアが置いてありました。
初日は、ヴィレッジにある、とあるイタリアンカフェ・レストラン(ここは、教授の行きつけ食事どころなのであえて名を伏す)。「NY、実はイタリアンに美味しいところなし」という話を裏切る、気の利いた美味しさ。ハニーローストのグリルチキンは秀逸。ローズマリー風味の子羊など、ぴったりと味が決まっている。サービスのアジア系の美男子ちゃんは、タコの入れ墨を腕に入れていてセクシー。
二日目は人気日本食レストランの<EN>。「キルビル」以降の日本風のデフォルトとなった、階段&吹き抜けのシアトリカル空間ですが、ここはディテールに抜かりがなく、非常に完成度が高い。
びっくりしたのが、料理のクオリティーで、お手製のからすみやタケノコの刺身、自家製のくみ上げ豆腐などの志ありかつ手間のかかるものが並びます。このあたりは、わりとインターナショナルにも膾炙できるメニューですが、それとともにブリの煮付けなど、も出していて、その味はまったくもって、日本のグルメうるさ型水準。日本にいて、年々感じるのですが、海外から来る人たちの”日本の味”に関する教養は格段に上がっており、また、「知らない味に対して積極的であることがクール」という強迫観念もあるのか、かつての食に対する保守性をブレイクスルーして、数々の食べ物に果敢に挑んでくる。そういったニューヨーカーたちの嗜好の変化が、現場として理解できるような体験でした。
その確かな証拠に、ここでは、なんと「まかない」というイベントをやったそうで、カマの煮付けやうなぎの骨の素揚げなどが大人気だそう。生卵はサルモネラ菌の問題でアメリカでは御法度だと言いますが、こうなったら、もうちょっとでニューヨーカーたち、「卵かけごはん」の域まで行ってしまうかも。
日本のビールとして勧められたのが、「ニッボニア」。教授によると、こちらで凄い人気だというので飲んでみると、白ベルギー系でとっても美味しい。ラベルの裏をみるとそこには木内酒造の文字が! ここの社長とは、昔、美人寿司関係で会った事があるのですが、アメリカ展開を熱く語ってくれた事を思い出し、その有言実行ぶりに脱帽です。
なんとこのオーナーは、まだ40代前後とおみうけするYo Reikaさん。赤塚りえ子さんにもにた細身のナチュラルな感じは、よくテレビでやっている「私はハードなニューヨークでバリバリやってます」系の真逆で、自分のやりたいことをそのままやってみたらこうなった、というような雰囲気。こういった自然体の成功者、しかも、カフェレベルではない、高級店を実現してしまうことを考えると、女性にとって成功に至るハードな環境はもしかして、日本の方かも、なーんて思いましたよ。
三日目はこれまた、ヴィレッジにある<TAKASHI>。
ガラス張りでオープンキッチンの今時仕様ですが、テーブルは日本の焼き肉屋のように小さくて、横の黒板書きなんかの雰囲気はひょっとすると、下北沢なんかにありそう。ここも流行っていて、予約がなかなかとれないらしい。
「よろしくお願いします。たか子」です。と自己紹介してくれた店主のたかしさん(Tシャツとボディーがステキなハンサムガイ)は、この店を開いてまだ1年足らず。教授はニューヨークタイムスで店のレビューを発見して来店して、その旨さに仰天したんだそう。「肉も凄いが、キムチやナムルが絶品」との教授の言葉通りで、大阪でまだ現役で店を切り盛りしているおばあちゃんのレシピなるキムチは、唐辛子の味が重層的で激旨。そして、ナムルは日本での定番ぜんまい系(私はこれがちょっと苦手)ではなく、生フェンネルやトマトなどのこちらのフレッシュな野菜を使ったもので、ナムルの固定概念を超える味。焼き肉は日本で完全に根付いていますが、こういった形のホームメイドから地続きのカフェ感覚の店は無いよな、と、この分野の新たな可能性を実感したのでした。
 そして、ここでは横で焼き肉をつつくカップルに注目。
女性の方は背が高く美人でモデル風なのですが、どうも。メイクの濃さとか、オールドスクールな髪型などが”とんちんかん”。着用のミニドレスには異様な肩パッドが入っていて、ブレードランナーのレイチェルみたい。
教授と話し合って出した結論は「アレはどっかの小国の王女様で、今はお忍びで街場の焼き肉屋に来ているに違いない」というもの。まあ、ローマの休日ってことですが、男の方はノーネクタイの白シャツの襟を開けている精力的な中近東美男。この、二人の強烈なオーラは、かつて麻布十番のレストランで、某歌舞伎一家の会食を見たときと同様であり、謎は深まります。
ここでの熱い三日間のトークは、随時、commmons連載の「男女公論」に発表されますので、ご期待のほどを。
あとは、雑誌「ゲーテ」の連載ね。

食に関して言えば、同時期に偶然NYに来ていた、編集者の菅付雅信クンと一緒に食べた、人気のパン屋がやっているピザ屋の<CO>も素晴らしかったですね。彼はなぜだか昔から、「私にうまいピザ屋の情報をもたらす男」として存在していて、実はこの正月にも、不動前に新しくできたピザ屋に行ったばっかり。菅付といえば、ピザ、ピザと言えば菅付。
そういえば、初めてNYに行ったときもなぜだか、現地に彼がいて、一緒に夜の街を遊び回った事を思い出しましたよ。実はこのとき、私は初めてのNYクラブ体験をしていて、今は無き<シェルター>の名パーティー「Body&Soul」に連れていってもらったのです。しかも、彼は途中で帰ってしまい(後から、探したけどいないので先に帰ったと思った、とのこと)、私はソファーでガン寝した後に、そこがどこかもわからずに、朝のNYをとぼとぼホテルまで帰ったのでした。

Skmtandyuyama 










NY焼き肉の新名所「TAKASHI」のたか子と教授と!
Read more...
2011年1月5日水曜日

フグ釣りイン金沢八景と、カニドンペリ入りマーライオンの謎



フグ顔 2
1キロ級の赤目フグの野郎が釣れました!!!
フグ顔 3
二匹目も、赤目のプリティーちゃん。


さてさて・・・。

 今年初の遊び方向アンガージュマン(何だかなー)は、厳冬期の釣り。それも、釣りの中では難易度が高いとされる冬期のフグをゲットしに、3日に金沢八景に行ってきました。

二年来の釣りの師匠、棚部裕貴センセイ(wall paperをはじめとして内外の賞に輝く建築家ながら、プロの釣り師でもある)から、「本当に寒いので、防寒は完璧にしてきて下さい」と言われていたのに、わりと冬山スキーなんかでは薄着で大丈夫なタイプなので、80パーセントぐらいの装備で望んだのが大間違いだった。寒いのなんのって!   出がけに何の気なしにバッグに入れておいた、薄いダウンの膝掛け腰巻きがなかったら、今頃、低体温で入院していたよ! 

 長靴の足下は常に魚バケツ用の水が流れていて、続々と下半身に冷え込みが伝わってくるのです。おまけに前日、実家でのカニ&ドンペリ、いずし(北海道のなれ寿司、珍味)新年満漢全席に二日酔い気味&寝不足が祟って・・・。と、皆さん、もうお分かりの通りにまさかの”船酔い”でございます。

船上のトイレに駆け込み、残留カニドンペリもろとも、シンガポール名所、マーライオンのように見事にぶわーっと吹き上げまして(ゴメン)、その後、船内キャビンで横になる羽目に陥りました。しかしながら、そのキャビン、火の気はもとより、毛布すらなく、これまた、厳寒の路上のよう。頭の中は、昨晩のあのカニドンペリの饗宴が幻のように浮かんでは消え、私は初めて、王宮からコンシェルジュリーの牢獄におくられた、マリー・アントワネット様の御心を理解したのでした。

しかーし、今まで幾たびの困難(徹夜のクラブ活動)を乗り越えてきた我が身の回復能力はなかなかのシロモノで、小一時間後にはほぼ復活し、竿がしなうまさにオトコの戦場(うぷぷ)に戦線復帰。(トラベルミンをくれた隣のアニキ(けっこう美形)サンキューです。釣りにおいてお隣は敵同然なので、この敵に塩を送るがごとくの親切行為に、感謝感激)

ですが、真にハードだったのは、実はこれからでした。フグはビビットなキスと違って、魚が餌をつつく、アタリというものが全く分からない。棚部センセイ曰く「肉眼で竿先をキャッチするんだけど、まあ、ほとんど無理でしょう。この船でもそれが分かるのは、オレと船長ぐらいだと思いますよ」ともの凄いお言葉(この言葉の重みは、やがて明かされるのです)。

師匠の言うとおりに、重りが海底に届いたらしゃくり上げる → 静かに重りを下ろして、五秒待つ、のこのパターンを延々とやり続けるうちに、しゃくり上げの時にフグの野郎のカラダが餌の下の三つ叉の針に引っかかるという寸法。

それで・・・・・、やりましたよ。延々、5時間。しかし、全く釣れない。これは私だけでなく、トイレに行きつつ他の人のバケツを見ても、ゼロ匹の人が結構いるのです。そんな、どんよりした戦場でひとり師匠だけは、軽々と10匹を越えている。なっなぜだ?

それでも、師匠時々のコーチにより、「エビがジャンプするイメージで、出来るだけスナップを効かせる」という感覚をつかんでからは、だんだん、私の右手と竿に一体感が出てきた。こりゃ、まるで、ドラムといっしょだわい、とグルーヴが出てきた瞬間、ぐーんと竿に尋常ならざる重みと振動が伝わったのですよ!   こりゃ、でかい。1キロ級のフグが釣れました。その後も、小型のヤツが一匹釣れ、これから、と言うときに、帰港になってしまいました。

フグは船上で、船長さんがサバいてくれますが、その順番を待つ人よりも、下船する人の方が多い。そう、彼らは一匹も釣れなかったんですね。結局、棚部師匠は破格の16匹を釣り上げて、ダントツの一位。しかし、私もなかなかのモノで、「最初のフグ釣りで、1キロ級のヤツをあげて、もう一匹釣るのは、才能有り」と師匠にも褒められましたぜ。ちなみに釣り宿はフグ釣り専門を誇る「野毛屋」。船長はフグ用の竿も開発している達人であります。

その後、夜は、適当に声がけをして、刺身と鍋のフグ三昧。

釣ったのは、赤目フグとしょうさいフグですが、私的には赤目が好きかな。しかしながら、やっぱり、トラフグに勝るモノはないなー、などど、素晴らしい町歌を前に、不謹慎な発言をしたりして。

以上、この顛末を読んでもお分かりのように、釣りは人間がそうとう、粘っこくないとダメですね。五時間、延々と竿のビートに合わせる感じは、Pファンクか、一晩中続くブードウの儀式、もしくは、延々と続くハノンのピアノ運指練習。

久々に、ハードコアな体験で、帰りの車中の体感は、スキーと全く同じで、冷えた足に血が通って、ほてっているのが妙に心地よい。まあ、こんぐらいやんないと、色んなコトは面白くないんだよねぇ。特にアラフィフにもなると・・・。

この冬は、また、フグにトライする所存。

後ですね。金沢八景、始めて行ったのですが、一瞬、スウェーデンのアーキペラゴを思い出すような、素晴らしい隠れ家シーサイド風景。マジにここで不動産見つけたいなり。

金沢八景
金沢八景、朝焼けの港なり。


Read more...
2011年1月4日火曜日

2011年、ハッピーニューイヤー、新月の誓い




猫うさぎ
 
2011年、あけまして、おめでとうございます。

ウチの悪猫、ホウちゃんとモスクワの骨董屋で購入した、ちょっとダイアン・アーバス入った、ウサギ仮面で松の内の最後を言祝いでおります。

旧年中の2010年は、自分の中では、意識的にちょっと今までとは違う意識が出てきた年でした。まあ、共著の『ビジネスの成功はデザインだ!』と『四十路越え!』の二冊書き下ろしを山として、相変わらず継続中の美人寿司は、なんと、ノルウェーのSKIDIとベルリンのジョニー・ラ・マラマというワールドミュージック&ジャズの俊才たちとコラボすることができて、その動きは自分の中の”自家薬籠”を徹底していく、という意識。何よりも、「やっと、自分が本当にやりたいことが分かった」という気持ちが固まった一年だったのです。

 今更、それかよ!  って、ちょっとびっくりでしょ? だって、私、去年アラフィフど真ん中(まだ、隠すのか)で、織田信長がかつて「下天の内に比った」年ですぜ。それに今までの経緯は「やりたいことばかりやってきたじゃん」のようにも見える。しかし、去年のツカミはもうちょっと違って、やりたい、に、やるべきが加わった、ちょっと社会にコミットした意識というものです。そう、アンガージュマン(社会参加)という気持ちが強烈に出てきたのです。

 誤解されないように言っておきますが、私はそのあたりの標榜が大の苦手で、どう見ても、自分の欲望にもキチンと向き合えていない人間が、〜のために、という、「世の中にイイ事」に単純に傾倒する様子を嫌うこと、小学校高学年以来100万年の歴史があるわけです。しかし、その上でこういった境地が自分に訪れたのは、やはり自分の年齢ということに大いに関係がある。

 月並みですが、今まで好奇心と欲望のままに自分にインプットし、蓄積してきた知識と知恵を社会に還元すべきだという、伝統的な大人、そして、長老の考え方ですね。そのあたりは、非常に年相応のオーソドックスな分別だと思っています。

 ちょっと時代的なものもあるかもしれないですね。ツイッターを中心として、コミュニケーションのコール&レスポンスが直接的に行われると、自分が書いたもの、やったことの反応が非常にダイレクトになります。ツイッターが突如として自分の日常に現れて一年ちょっとになりますが、自分が表現したことの反応がこれほどガチンコでコチラに届く、その双方向性は少なからず、自分の"やること"に影響せざるを得ない。

 これまでの自分の仕事としては、雑誌やイベント、時と場合によっては広告系のコミュニケーションなどの間接話法に大きく時間を割いていましたが、自分をして、それと直接話法のどちらが人に”届く”のか、と考えた場合、実にいろいろと回答が出てきます。それを実現するも、しないのも、自分次第、というわけですが、なるたけその辺を、ハローバイバイ関の都市伝説にしないように、じっくり取り組んでいきたいですね。

 今年は人生後半戦の土台として、真面目にいろいろなことを形にしていきたいなり。などど、プチ・ロマネコンティーであるドメーヌ・ロベール・アルヌー・ヴォーヌ・ロマネ2007の新年会で残ったヤツを、コップ酒をしながら思ったのでした。

明日のブログは、1月3日の「フグ釣りレポート」です。お楽しみに!

Read more...
2010年11月26日金曜日

『四十路越え!』トークイベント各種、速報!!



本日、拙書『四十路越え!』が発売ナリ。

『女装する女』(新潮新書)に続く、女性の欲望についての書き下ろし第二弾として、
現在、何かと取りざたされるアラフォー女性にターゲットをしぼり、
特に現在、男女間で大きな地殻変動が起こっている恋愛とセックスをクローズアップ。
相変わらず昔と変わらない恋愛のファンタジーと方法論しか頼るすべが無く、
その一方で男性からの臆面もない女性からの逃走になす術が無い、
という、 
「”恋愛砂漠”をどう歩んでいくのか女たちよ!」の内容は、
男性の方々にも対岸の火事ではなく、興味を持っていただけるものと存じます。
読んでみたい!  と思われましたら、ぜひ、以下のサイトでポチッとご購入のほどを!!
そしてそして、
以下の三つのトークショーが開催されます。
音楽評ライター、DJ、編集者の三田格氏、
女性誌『ジンジャー』の片山裕美編集長、
編集者、川勝正幸氏という、
三人三様の論客ゲストを得て、『四十路越え!』を土台に
様々な角度からそのテーマに迫っていきますのでぜひ、足をお運びください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【第1弾:12/1(水)18:30〜19:30 @紀伊国屋南店7F】
『四十路(ヨソジ)越え!』出版記念トークショー
ゲスト:三田格さん(音楽評ライター、DJ、編集者)
三田さんとは、ポップミュージック界の90年代を震撼させたビッチたちを軸にポスト・フェミニズムを論じた、彼の共著 『ゼロ年代の音楽 ビッチフォーク篇』にお呼ばれして、ビッチカルチャーを語ったご縁。その観点から、時代とアラフォーをカルチャーよりで語り合います。
■日時:12月1日(水)18:30〜19:30
■場所:紀伊國屋サザンシアター・ロビー(紀伊國屋南店7階)
渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア/TEL:03-5361-3301
■定員:40名
■申込方法:(紀伊國屋南店で本書をご購入のいただいた方限定となります)
1)11月26日10:00〜紀伊國屋南店5階カウンターにて「四十路越え!」をお買い求めの方に1冊につき1枚イベント参加整理券が発券されます。
2)お電話での予約も受け付けております。
TEL:03-5361-3315 (5F直通)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【第2弾:12/6(月)19:00〜20:30 @丸の内カフェ】
「アラフォーという生き方」
ゲスト:片山裕美さん(幻冬舎『ジンジャー』編集長)
 
本書中にも取り上げ、2ちゃんやサイゾーウーマンでも話題になった、女性誌『ジンジャー』のリアルな恋愛特集を企てた編集長の片山さん。アラフォーのホットな実感と女性の欲望に日々対峙している編集長の観点から、女性の四十路越えを語り合います。
■日時:12月6日(月)19:00〜20:30(18:40受付開始)
■場所:丸の内カフェ 
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F/TEL:03-3212-5025
■参加費:1,000円(当日支払)
■ 申込方法:
1)丸の内カフェ インフォメーションカウンターでの受付
2)申込フォームからの受付
■ お問い合わせ
丸の内カフェ:03-3212-5025/OPEN 8:00-21:00 (Sat/Sun/Holiday:11:00-20:00)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【第3弾:12月中旬予定 @シブヤパブリッシング】
「アラフォー男女の教養」
ゲスト:川勝正幸さん(編集者)
アラフィフをすでに超え、最高のナイスミドル男性っぷりを日々更新している川勝さん(湯山の私感)には、本書の”恋愛砂漠”時代の恋愛とセックスを、男性の視点から語っていただき、男女の間の川は果たして、もう一度水深を取り戻せるか?!
■日時:12月中旬予定
■場所:シブヤパブリッシング
東京都渋谷区神山町17-3/TEL:03-5465-0577
■参加費:1,500円(ワンドリンク付き)
■定員:50名
■ 申込方法:SPBSの「SPBSラボ」のページ
からご予約下さい。
12月1日からの募集開始を予定しております。
☆詳細は http://www.shibuyabooks.net/ にて告知致します☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Read more...
2010年11月25日木曜日

バナナ学園純情乙女組と長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』




一昨日の休日前は、超弩級の演劇二本立て。
バナナ学園純情乙女組とシアターコクーンの長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』という、ある意味極北同士の時間差攻撃にやられちゃったのか、昨日の休日は冬眠状態でした。バナナ学園は、敬愛する演劇ジャーナリストの徳永さんのリコメンにて初参戦だったのですが、まあ、多分今の演劇が時代と切り結ぶところの最先端を突っ走っている集団ということは間違いがない!  
秋葉原、アニメ、ニート、草食男子、とまあ、この辺りの言葉でしか伝わってこない、現代の若者の新しい空気感は、音楽では相対性理論、そして、神聖かまってちゃんが見事に表現化して、私たちにソレをわからせてくれましたが、演劇でもその流れはあって、快快に続き、こんな才能がひかえていたとは! AKB48もどきの制服コスプレ集団男女がハイテンションで歌い踊って暴れまくるだけ、といったら元も子もないような舞台なのですが、その狂騒とノイズ(大友系ではなくて、歌舞伎町のセクパブの店内放送系)感だけで2時間あまりが表現として成立してしまっているんですよ。
とはいえ、この"俗"を取り入れる方法は、小劇場演劇ではそれこそつかこうへいから、第三エロチカから、アングラの手法としては目新しくも何ともないのですが、バナナが凄いところなのは、舞台に出る有象無象の役者たちが、全く役者的な自意識と無関係なところ。それ、しろうとが舞台に立った時の異化作用、といったものとも違うんですね。
少年少女時代からブログでカラオケで自らをオモテにさらし続けてきた世代のあまりにも自然で屈託ない"表現エネルギー"をそのまま、演劇の舞台という生け簀に呼び活けた、という演出家の手腕はもうもう凄いとしか言いようがありません。客席には、ホントにこのバナナ学園をアキバ系の新モノとして追っかけているような真性オタクファンも紛れ込んでいますし、女の子の何人かは本当にアイドルを本気で目指しているようにも見える。そういう、ギリギリなところで勝負をかけてきて、演劇の現場自体をトリッキーなものにしてしまっているのにも恐れ入った次第。
まあ、『女装する女』『四十路越え!』の著者的なジェンダー観点から見ると、女の子たちと一緒に歌い踊る男子集団たちの、かぶくでもなく、お笑いでもない嬉々とした制服スカート女装は、もうもう、現在の男性すべてが持ち始めている"めんどくさい男を降りて、カワイイ女願望"がだだ漏れかつそんなに楽しんじゃっていいの?!ぐらいの屈託のなさなのです。
世の中が成熟していくにつれ、私たちの中に抗えなくわき起こってくる"子供化"願望は、バナナたちが、無防備に客席になだれ込んで、舞台と客席のケジメをユルユルにした瞬間、大きく観手の心に自覚される事になってしまう。一見、ノリだけで作ったバカ舞台のようなふりをして、実は「この時代に役者とはどう見え、そして彼ら自身はどう舞台に立つべきなのか」という方法論や集団のあり方=政治をコチラに突きつけてくるあたり、意外にも寺山修司の天井桟敷と似ています。
彼がやったのは「既存の価値観のひっくり返し」でしたが、バナナがやっているのは、「情報の速度が速すぎちゃって、意味が形を結ばない」価値なき時代の躁病的な舞踏、ってヤツでしょう。これ、音楽がクラブで先んじ、ドラッグカルチャーにも通じる、エゴの手放しと両輪のものです。天井桟敷は演劇実験室と銘打ちましたがか、バナナのやっている事はそのスローガンに今最も近いかも。youtubeやツイッターなどの、発信ツールに関しても、彼らは抜かりなく全体像としてバナナ学園を表現している。
長塚圭史演出のムロジェックの『タンゴ』は、68年に書かれた脚本が、そんなバナナ学園な現代においても、充分に通用する、理想と現実、野党と与党の物語。長塚圭史演出の白眉は、ラストのブラックな笑い。これ、全く喜劇としては描かれていないのですが、構造としてはひとりの真面目青年が、奇天烈人間の中で大いに悩む、という、「マカロニほうれん荘」そのまんま。
しかし、主演の森山未來は凄まじく上手い。あの膨大な台詞量を難なくこなし、その言葉がいちいちこちらに明瞭に刺さってきます。決して舞台向きの派手な佇まいの人ではないのに、光量がバカでかいんですよね。本当に将来が楽しみなのだ。




Read more...
2010年11月16日火曜日

著作『四十路越え!』11/26に発売、という宣伝なり。



11月26日に新しい著作が出ます。タイトルは『四十路越え!』。帯の文言は、「オンナでつまづかず、女で生きろ!! ニッポンの女子にかけられた1億年の呪いを弾き飛ばす完全21世紀型生き方バイブル」。いやはや、派手にぶち上げさせていただきましたが、あながちウソでもないような、型破りかつ実効性重視のテキストを書かせていただきました。

『女装する女』が出たのは、2008年の年末でしたから、あれから、2年たっての「女性ジャンル」の書き下ろしとなります。(こういっちゃナンですが、当時描いた女模様のほとんどは、スピリチュアル、走る女、山女、しみったれオヤジ居酒屋、森ガール(エコ女の一部としての)などなど、巷に確実に現象化。今後もロングテールで行きそうな気配が濃厚です。もう、資本主義下の女の欲望は揃いきった、ということなんでしょうね)

この2年間、幅広い年代の女性誌を中心に様々に執筆やコメント、編集協力を求められたのですが、やっぱりオーダーとして最多なのはセックスを含む恋愛、というもの。それらは女装~の通奏低音としては大音量で響かせてていたのですが、テーマとしては表立って扱ってはいなかった事柄です。今年の頭に、ワニブックスの編集者である三宅花奈さんからメールが入って、「アラフォーと、そしてアラフォーの予備軍のための生き方戦術書のようなものを書いてほしい」という依頼があったときに、まあ、真っ先に思ったことは、その2大テーマでしたね。多くの女性の強迫観念であり、男性の臆面も無い女性からの逃走を目の前に取り組まなくては行けない今どきの女たちの”恋愛”というものを、じっくり取り上げて、そのトラップの数々を検証していきます。

10月にTBSの『シンデレラ画報』という特番に出演したのですが、私に振られた役割はなんと「アラフォー期のセックス」(涙)。アラフォー期にマックスになる性欲をコントロール技術としてのマスターベーションについて打ち合わせで口走った「光合成女子」という言葉が番組では今田耕司さんの司会のもと、”企画一等賞”をとらせていただきましたが、その件についても言及しています。女性の性欲について、フェミニズムでは慎重な立場を取っていますが、当書では完全に与党的立場を取っています。すなわち、もちろん自分の体験も含めて「ムラムラしちゃうんだから、どうすんだよー」という。それを”恋愛”が解決してくれるような現実世界は、残念ながら今はないのです。

現在、30代の後半で、すでにアラフォーと呼ばれる人たちは、日本の歴史においておそらく最後の「人口人数多い組」であり、今までもそのマスの威力にて、多くの消費や考え方のトレンドを作ってきており、おそらくそれは今後も続きます。(サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」参照の事)その前後の世代は、よく見悪くもこの世代の人々の影響を受け続け、ということは、世の中はこの世代がキーとなって変容していく。

特に女性は人事権も裁量権もあるようなプロの仕事人が史上初めて多く現れた最初の世代で、今後、少子高齢化の中で確実に中核になっていく世代です。彼女たちよりも約10年年かさの私からみると、彼女たちの現実というものは理解不可能というわけでは全くなく、実は私たち世代の少数過激派がやっていたことのマス化のように思えることが非常に多いんですね。40代は人生後半戦のベースメイク作りの期間。ここから私の場合、人生が本格化したという実感があるだけに、僭越ながら、この重要な時間を有意義に過ごすためのアドバイスをさせていただいた次第。


コンテンツは、以下のごとく。
・四十路と恋愛
恋愛を因数分解して欲望を分散化/若い男は逃げていくものと知れ
・四十路とセックス
身体がヴィンテージバイク化/自分で性欲をまかなう光合成女子/ゲイに学ぶ官能の纏い方
・四十路と健康
不健康を逃げ道にしない/ハイヒールとの付き合い方
・四十路と美容
40歳はスタイルの元服期/費用対効果が高いのはヘアスタイル
・四十路とファッション
「人並み」から逸脱せよ! ?冒険と”イタい視線”とのバランスは?
・四十路と仕事
「褒められたい」動機は身の破滅/スタイルではなく、感情で仕事をする

 女性は元気だよな、などと、世間は言ってますが、そんなことあるわきゃ、ないだろーという実感がある。このコンプライアンスの世の中、女性は「アクセルを思いっきり踏みながら、ブレーキも同様に思いっきり踏まなきゃならない」というぶすぶす状態を、以前にもまして発動しなければならないので、ストレスフルなことこの上ないわけです。ブレーキの原因は実は”知らないこと”の不安やもやもやだったりするので、それをこの本では解き明かしていきました。人並みの女の幸せ、というものは、もはや無い。それぞれが”規格外”を目指す他は無いという、わかっちゃいるけど、無理っぽい事に火がつくと嬉しい限りです。

 11月26日(金)発売ですが、アマゾンで予約受け付けています。
四十路越え!帯あり 

Read more...
 
湯山玲子公式サイト © 2011 DheTemplate.com & Main Blogger . Supported by Makeityourring Diamond Engagement Rings